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逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第45話】のネタバレ・感想|ピッコマ

逆ハーレムの中に落ちたようです ネタバレ

逆ハーレムゲームの中に落ちたようです、はinui原作、GOYAによる恋愛ファンタジー漫画です。

主人公は、誰かがプレイしている逆ハーレムゲームの中の悪女、皇女エルドリアに憑依してしまいました。

カラントはエクロットに、姫様を助けるためには自分の協力が必要ではないか、と提案するのでした。

ここからは、逆ハーレムゲームの中に落ちたようです、の第45話のネタバレになりますので、ご注意ください。

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逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第45話】のネタバレ

エルドリアは、記録日誌を提出してくれたタシズと庭にいました。

「今・・何と仰いましたか?」と、記録兵のダシスが土下座をしたまま尋ねると、「私の宮に荷物を移すようにと言ったのよ」とエルドリアが答えます。

「姫様、私はまだ若く・・や、養わなければならない家族がおります。あ・・それと持病もありまして・・!」とダシスはガタガタと震えながら言いますが、「大丈夫よ。お金なら十分あげるから心配しないで」とエルドリアは遮るように話します。

タシズは自分が愛人に誘われていると思ったようでした。

「で・・伝染病が・・!」とタシズはなんとか選ばれないために言い訳を述べますが、「そうなの?それはちょっと困るわねぇ。私の補佐官として働いてもらおうと思っていたのに残念だわ」とエルドリアが言います。

「え?」とそれを聞いたタシズは顔を上げ、「そうね。独房に入れて仕事をさせれば・・」とそれに気づかないふりをしてエルドリアは話し続けます。

「え?え?」と混乱顔のタシズに、「私がベッドに呼ぶとでも思ったの?残念だけどあなたは私の好みじゃないのよね」とエルドリアは笑います。

「それじゃぁ・・」とエルドリアとタシズの話し合いが続く中、「姫様ぁ〜!!」と侍女のデイジーが駆け寄ってきました。

「そんなに走ったら転んでしまうわよ」とエルドリアが笑いかけ、「・・だ、だって〜!そろそろ準備をしないとならない時間なのに姫様がいらっしゃらないんですもん!」とデイジーは答えます。

「準備って・・そんなに色々やらなければいけないの?それより・・どうして一人で来たの?ヘスは?」とエルドリアが問えば、「ヘスさんは大事な用事があるって朝早くに城外へ出掛けられましたよ」とデイジーは伝えます。

もう一人の侍女のヘスは出掛けたようでした。

「ヘスはいろいろ任されているから忙しいみたいね。ああ、デイジー。私が頼んだものはちゃんと渡してくれた?」とエルドリアが尋ね、「はい!きちんとお渡ししました!」とデイジーは笑います。

「早く行きましょう、姫様〜!!」とデイジーは嬉しそうで、「分かったわ。ダシス、あなたも付いてきて」とエルドリアが話しかけ、「・・はい」とダシスは渋々といった様子でついていくのでした。

エクロットの復権

広場では式典を前に騎士たちが集まっていました。

「あの噂が本当だなんてな。皇女様は一体何を考えていらっしゃるのか・・」「ベルロードの王子だって?」と噂話に花を咲かせているのは並ぶ騎士たちです。

「王子だから何だっていうんだよ」「戦利品として無理やり連れて来られたくせに、お高く止まりやがって」と、列に一緒に並ぶエッセン・ベルロードを馬鹿にする話です。

正式な昇級試験を受けて騎士になったエッセンでしたが、それでも彼を軽蔑する声はまだまだありました。

「名誉ある騎士として身体を売るような奴と一緒に・・」とまで騎士の一人が言いかけたところで、「何か面白そうな話してんじゃねぇか」と割り込んで来たのはシガーでした。

「俺も混ぜてくれよ。ん?もう一度よく聞こえるように・・」と絡むシガーを、「シガー、もうすぐ始まるってのに何やってんだ」と耳を引っ張って止めたのはシガーの元上司、レオ・ディペットでした。

式典は滞りなく進み、「よってエクロット・フェイシスの戦功を認め、皇女エルドリア・ビオッテ・セシリアに私に代わり彼の功を称えることを命じる」と、補佐官となったタシズが勅令を読み上げます。

エルドリアは跪くエクロットの前に立ち、「エクロット・フェイシスは剣を受け取りなさい」と声をかけ、「この国の剣として命を捧げ、忠誠を誓います」とエクロットは宣言をします。

こうして、エクロットは皇女の愛人になることで取り上げられていた地位を取り戻したのです。

「フェイシス卿が戻ってこられた!!」とエクロットの部下たちは興奮して歓声をあげ、「くっ・・」と感極まったエクロットの後輩のレオは涙を流し、「・・泣いてんですか?」とシガーは呆れ顔です。

「皆が喜ぶ顔を見られて、私もまた嬉しい限りだ」と高いところから声をかけてきたのは皇帝でした。

「よし、今度の皇女の誕生日に合わせ再び盛大な宴を開こうではないか!」と皇帝は提案するのでした。

式典の後で

「皇女が以前と比べかなり変わったようだな。彼が戻るまで皇女の授業を担当していたお前の功もあると考え、この場に呼んだのだ。ご苦労だったな。今後も皇女のために努力を続けてくれ」と皇帝は褒め称え、「はい、陛下」とロビアは頭を下げます。

「・・ああ、リア!今日は本当に素晴らしかったぞ」と会場から出てきたエルドリアに皇帝は声をかけ、「どうしてロビアがここに・・」とエルドリアは戸惑います。

エルドリアにとって、湖畔でロビアに正体がバレた時から初めての対面でした。

『嫌だというわけではないけど、何を言えばいいのか分からない。二人きりでないことが幸い・・』とエルドリアが考えていると、「私は席を外そう。二人で気兼ねなく話をするがいい」と皇帝は立ち去ってしまいました。

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しばし気まずい空気が二人の間に流れました。

「疲れているからもう部屋に戻るわ」とエルドリアが去ろうとすれば、「姫様。ユリエルは・・ユリエルのことは俺が責任を取ります。俺の気持ちを証明する機会をください」とロビアが話しかけます。

エルドリアは振り返りません。

「どうせ今は他に動かせる人間もいないでしょう。騙されたと思って一度だけ機会を・・姫様」と縋るようにロビアが願い、「好きにしなさい」とエルドリアが答えます。

「絶対に姫様を失望させません」とのロビアの言葉に、「失望なんてしないわ。もともと信じてもいなかったのだから」と振り返ってエルドリアはロビアを見るのでした。

エルドリアの考え

『驚いた。ロビアからユリエルの話を出してくるなんて思ってもいなかったけど。ユリエルとのルートは完全に消えてしまったのかしら?』とエルドリアは不思議に思います。

『何であれ、どうせロビアにだけユリエルを任せておくわけにはいかない。ユルエルを城外へ追い出したのはその場しのぎに過ぎない。再び出会うことになったら、その時は本当に・・』と考えながら、エルドリアは廊下を歩き続けます。

「・・?・・あれは」とエルドリアの目に止まったのは、庭園を歩く一人の姿でした。

「さっそく着てくれたのね」と近寄ったエルドリアが声をかければ、「!姫様!?」とナドリカは驚きます。

ナドリカが着ている服は、エルドリアがデイジーを通して贈ったものでした。

「デイジーが渡してくれたと言っていたけど。思った通りよく似合うわ」とエルドリアは言い、「あんなにたくさん贈ってくださらなくてもよかったのに・・」とナドリカは戸惑うように答えます。

「ううん。私がもっと早く気を遣うべきだったわ。贈り物は気に入って・・?後ろに隠しているものは何?」とエルドリアがロビアに問います。

ナドリカが後ろ手に何かを持っているようでした。

「・・デイジーから姫様が以前、僕に花の冠をプレゼントしようとされた話を聞いたんです」とロビアが言い、「花の冠?」とエルドリアは記憶を思い返します。

『まさかあの時・・ユリエルのせいで距離を置いている内に結局渡せずに枯れてしまったあの花の冠?』とエルドリアは思い出します。

「だから・・僕も姫様に花を差し上げたかったのです」とナドリカが差し出してきたのは薔薇の花束でした。

「ナドリカ・・」とエルドリアが感動していると、「そして姫様が僕に話してくださったように、僕も告白したいことがあります」とナドリカが話し始めます。

「なぁに?」と美しい花を眺めながらエルドリアが問えば、「愛しています。愛しています、リア」とナドリカはエルドリアに想いを伝えるのでした。

ユリエルの登場

夜のドミナート公爵の屋敷で罵声が飛んでいました。

「アルケン・ドミナート!また私兵を連れ歩いて人を殺したのか?バカ息子が・・一人息子でなかったらさっさと屋敷から追い出してしまいたいところだが」とドミナート公爵は怒り、殴られたアルケンは床に膝をついて痛む頬を押さえます。

「以前は皇女を利用するのに役に立つかと思っていたのに・・今回までは目をつぶってやるが、また次に問題を起こしたら許さんからな!」と叫んでドミナート公爵は部屋を後にするのでした。

「クソッ!!」とアルケンが一人残された部屋で怒りを机にぶつけていると、「坊ちゃんにお会いしたいという者が・・」とメイドが扉の外から声をかけます。

「うるさい!気の利かない老いぼれメイドが!」とアルケンは怒鳴りますが、「・・皇女様について密かにお伝えしたいことがあるそうです。『坊っちゃんと同じものを望む者』だとお伝えするように言われました」とメイドは告げます。

「つまらん話だったらお前から殺してやるからな。連れてこい」と興味を引かれたアルケンは言い、そうしてユリエルが部屋に入ってきました。

「初めまして、アルケン様」とユリエルは礼をして、「俺と同じものを望んでいるだと?ただの召使ごときが身の程も知らずに・・」と、ユリエルのメイド姿を見たアルケンは馬鹿にしたように目を逸らします。

「性急に判断される前にまずは自己紹介をさせていただけますか?私の名前はユリエル・ドラビュー・セシリアです」とユリエルは話しました。

ピロン、ウィンドウが立ち上がります。

【新たなクエスト、[二番目の皇女]が開かれました。

[現在の進行率]
「エルドリア・ビオッテ・セシリア」
「皇女の没落:0%」】

そこにはそう書かれています。

皇帝はエルフォーツ・アンジェ・セシリアであり、セシリアは皇族を意味するのでした。

第46話に続く>>

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逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第45話】の感想

記録兵のタシズはちょっと出のキャラかと思いましたが、まだしばらく出てきそうですね。

エッセン、ロビア、エクロット、そしてナドリカと愛人が勢揃いの回でした。

ユリエルの次の策略は二人目の皇女というアピールのようです。

次の話も楽しみです。

まとめ

今回は、ピッコマで配信されている「逆ハーレムゲームの中に落ちたようです」の第45話のネタバレと感想をご紹介しました。

「逆ハーレムゲームの中に落ちたようです」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。

応援していきたいですね。