死して生きるSSS級ハンター、はシンノア原作、Neida文章、Bill K作画のファンタジーアクション漫画です。
Fランクの落ちこぼれハンターである孔子は能力がある人々を妬んで過ごしてきましたが、ある日『殺されることで敵のスキルをコピーできる』というS級スキルを手に入れます。
炎帝を殺した孔子が祝杯をあげている酒場に、現在のランキング1位の剣聖が現れるのでした。
ここからは、死して生きるSSS級ハンター、の第5話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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死して生きるSSS級ハンター【第5話】のネタバレ
「剣聖」の本名はマルクス・カレンベリーといいました。
失踪期間が長く、11年後の未来ではほぼ忘れ去られた人物でしたが、「炎帝」がその名を馳せる前までは押しも押されもせぬトップハンターでした。
『あの人が最強のハンター・・。ってことはSクラスのスキルくらい持ってるよな?それもオレのみたいな変なスキルじゃなくまともな戦闘スキル・・』と、孔子はそこまで考えてふと気づきます。
孔子のスキルは「あなたを殺した敵が持つスキルのうち一つをコピー」です。
『このスキルってもしかしたら、誰かしらハンターに殺されるだけでスキルがコピーされるのか?』と、孔子は考えます。
『こっちの、11年前のランキング1位のスキルも?んでもって、オレもう死なないじゃん。いけるんじゃね?』と思いついた孔子は、実行しようと決意するのでした。
孔子はまずはネットでの書き込みを調べます。
「元は北欧の財閥のお偉いさんだったらしい」「どんなスキルがあるか誰も知らないみたい」「いい暮らししてたのに全部捨てて塔に来た」「ぶつぶつ独り言言ってる」などを孔子は見つけます。
どうも信憑性のない噂ばかりのようで、完全にベールに包まれています。
炎帝は目立ちたがり屋で、様々な雑誌で特集で取り上げられてインタビューもよく受けていたのと対照的です。
『炎帝にちょっとでも似て目立ちたがり屋だったらよかったのに・・』と孔子は情報を探し続けます。
「黙れ耳障りだ」と急に剣聖が怒鳴り、孔子は飛び上がりました。
「そもそもお前は・・」とぶつぶつと窓に向かって剣聖は独り言を言っており、『ビックリした・・』と孔子は様子を伺います。
剣聖は独り言が多いと言う話は本当のようです。
『ランキング1位ってどっか狂ってないと務まらないのか・・?』とくだらないことを考えながら孔子は調べ続けます。
「【注意】剣聖の前で言ってはいけないNGワード」という書き込みを孔子は見つけました。
それは剣聖と他のハンターとのトラブルを目撃した人物による書き込みでした。
9階の狩場で場所の取り合いになり、絡んだハンターが「あんたがほっぽってきた孫たちもさぞ生意気に・・」と言った瞬間、剣聖がハンターに斬りかかったと言うのです。
デマじゃないかという反応の書き込みもありましたが、孔子はその話が気になります。
目の前に視線を移すと剣聖がブツブツとまだ喋っており、『試してみる価値はあるな』と孔子はNGワードを採用することにしました。
「ぞちそうさま」と剣聖が代金を置いて店を出ると、店内にいた他の客が安堵のため息をつきます。
一人でブツブツと喋って怒る剣聖に対して、誰もが緊張していたのでした。
孔子はそんな中支払いを済ませて、剣聖を探すことにしました。
剣聖の尾行
店を出てしばらく探すと、孔子はすぐに剣聖を見つけることができました。
剣聖はフォーマルなスーツに帽子をかぶっており、このバビロンという街ではそんな格好をした人はほとんどいないために目立つのです。
『どんなスキルを持ってるんだろう?炎帝はEXランクのレアスキルを持っていた。炎帝のひと世代前にトップになった剣聖は?もしかして・・回帰よりもチートなスキルがあるかもしれない・・』と思うと、孔子は期待で心臓が激しく拍動するのを感じるのでした。
街を抜けていつしか森を歩いていました。
『そのスキルがもうすぐオレのものになる!運さえ少し良ければ!』と孔子が剣聖をつけていると、剣聖が「ふむ。この辺りでいいか」と呟いて振り返ります。
「そろそろ出てきたらどうだ?若いの」と剣聖は孔子に呼びかけ、『気づいてた・・!』と孔子は体を硬くしました。
「失礼致しました。剣聖に・お願いがございまして・・」と意を決して孔子が木陰から姿を見せると、「フッ。お願い?ずさんな尾行をしといてしらじらしい・・。気づいてほしいんじゃなかったのか?」と剣聖は冷たく笑います。
『・・あれ?・・なんかオレが意図的に気づかれようとしたと思ってる?・・』と孔子は戸惑います。
孔子が丸腰なのに対して、剣聖は剣を手にしていました。
尾行しただけでまだ何もしてないのに警戒されていることで、殺されるためには願ってもない展開ですが、理由が分からず孔子は混乱します。
「芝居に長けているな。さすがは一流の暗殺者(アサシン)・・」と剣聖は言い、「・・ええ?」とその勘違いに孔子は情けない声をあげます。
『オレが!?どこがアサシン!?しがないF級ハンターですけど!?やったじゃんオレ!孫の話しなくても死ねそう!』と思いつつ、「あの・・何のことだかさっぱり・・」と孔子は後退ります。
しかし剣聖は孔子を暗殺者だと言い切って話を聞きません。
「人を何人殺害したか見抜くスキルというものがある」と剣聖は言い、孔子は自分が炎帝を殺したことを見抜かれたのだとハッとしました。
せめて言い訳をしたいと、殺人には理由があったのだと弁明しようとする孔子でしたが、「反吐が出る。お前のように数多くの人を殺してきた悪魔が・・」と剣聖は孔子に剣を向けます。
一人しか殺していないと孔子は反論しますが、「お前が今まで殺してきた人間の数・・お前の頭の上に『4091』という数字がはっきりと見えている!」と剣聖は言います。
そこで孔子は、過去を遡るために行った4090回の自殺もまた殺人だったと気づくのでした。
剣聖から見た孔子は、4091人を殺した極悪殺人鬼なのです。
孔子は、剣聖にこのスキルがある限り、剣聖と出会うたびに殺されると痛感しました。
今回だけで終わらないだろう殺気を感じて、自然と孔子は逃げ出していました。
そんな孔子を剣聖が剣を振りかざして追いかけて、「全身全霊をかけお前を殺すまでだ。悪魔よ」と囁くのでした。
第6話に続く>>
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死して生きるSSS級ハンター【第5話】の感想
剣聖のスキルを狙う孔子ですが、どうも簡単には行かなそうですね。
どうして「孫の話」がNGなのかとても気になります。
大量殺人鬼と勘違いされてしまった孔子はどう切り抜けるのでしょうか。
次の話楽しみですね。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「死して生きるSSS級ハンター」の第5話のネタバレと感想をご紹介しました。
「死して生きるSSS級ハンター」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。