死して生きるSSS級ハンター、はシンノア原作、Neida文章、Bill K作画のファンタジーアクション漫画です。
Fランクの落ちこぼれハンターである孔子は能力がある人々を妬んで過ごしてきましたが、ある日『殺されることで敵のスキルをコピーできる』というS級スキルを手に入れます。
11階に挑んだ孔子は、指揮官スキルを手に入れるためにNPCに殺してもらうのでした。
ここからは、死して生きるSSS級ハンター、の第21話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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死して生きるSSS級ハンター【第21話】のネタバレ
【[戦場の洞察力]
ランク:B
名将の素質、戦場を把握する能力。味方の形勢や敵の強みと弱点、突破可能なポイントなどを直感的に感じることができます。
※NPC“サルバス・アイキム”からコピーしたスキルです。】
それこそが、孔子がサルバスからコピーした能力でした。
孔子は将軍サルバスの後ろで馬に跨り、マップ機能を駆使して敵の居場所をサルバスに伝えます。
「我らには女神の勇者がついている!」とサルバスは部下を鼓舞し、兵士たちは雄叫びをあげてそれに続きます。
戦の専門家を気取れて将軍の信頼も得ることができるスキルだと思い、孔子はこのスキルを選択しました。
もちろんスキルの効果を最大限に高めているのは、報酬でもらったNPCの位置のわかるマップと、何度も回帰の能力で今日という日を繰り返して得た情報でした。
孔子がここぞというタイミングで手にした輝く剣を宙に掲げると、「女神から授かった光だ!」と周囲から声が上がります。
それは【[レパンタ・アイキムの守護聖剣]レアリティ:伝説】でした。
守護聖剣
始祖の聖剣と呼ばれるその剣は、アイキム帝国を建国した始祖が女神から授かったという伝説を持っていました。
伝説と歴史がまだ区別されなかった時代に、始祖は行方不明になり聖剣も彼とともに姿を消しました。
彼が遺した一節の予言、「運命の日・・聖剣を携えし者もまた、到来する」というものがあります。
守護聖剣を所有する者は、アイキム帝国の国民から絶対的な支持と信頼を得られるのでした。
「始祖の聖剣・・。ああ・・神は帝国を見捨てなかった!」「アイキム帝国万歳!勇者万歳!」とそこかしこで歓声が上がります。
「あー、もうほんと最高。こんな光景が見られるなんてヒドゥンステージを攻略した甲斐があったなぁ!」と孔子は言い、「甲斐も何も!!ゴミアイテムもらいやがって!ちょっと頑丈でちょっとピカピカしてる剣ってだけじゃねぇか!」と背後霊は文句を言います。
「頑丈でピカってて20階までのNPCたちをメロメロにできる剣だよ。わかってないなぁ。これでわかった?NPCはクエストを提供してくれるだけじゃない・・クエストをクリアするために『使う』存在なんだ!」と、孔子は分かってない背後霊に説明します。
周りのハンターたちは不思議そうな、羨ましそうな顔で孔子を見ています。
孔子はそのまま軍を率いて魔王軍の小隊を蹴散らし、本体に突撃します。
ハンターたちもそれに続き、やがて11階のボスモンスター[ゴブリン大王]にまで接近します。
不思議なことにゴブリン大王は焦っている様子を見せていました。
原因は孔子が【[ゴブリンの上流社会]ランク:F】をつかって話しかけたためでした。
孔子はそのチャンスを逃さず切り込み、ゴブリン大王を撃破します。
ボスを倒されて動揺した部下のゴブリンたちは逃げ出しますが、統率を失った彼らは簡単にハンターたちに狩られてしまいました。
[ステージクリア!。▼][本日、11階のステージがクリアされました。▼]とウィンドウが立ち上がります。
11階のクリア
「俺たち1日で11階をクリアしたのか!?」とハンターたちは湧き上がって結果を待ちます。
[攻略メンバー確認中・・][確認完了。][該当者人数超過。][上位攻略者10名を選抜します。]とウィンドウの表示が切り替わります。
【[攻略貢献度ランキング]
1位 金孔子、2位 剣聖、3位 異端審問官、4位 毒蛇、5位 聖騎士、6位 黒色魔女、7位 伯爵】
それを見たハンターたちは、一位の金孔子がに異名がないこと、つまりハンターランキング300位以下であることに驚きます。
そして、現在ハンターランキング1位の剣聖が2位であることにもまた疑問を覚えるのでした。
「なんだ?眠ってた戦いのプロか何かなのか?」と誰かが呟き、「ケッ。戦いのプロ?ただのずる賢いヘタレだ」背後霊は不機嫌そうにつぶやきます。
『まったくこの幽霊は・・スキルよりコツコツ培った実力を重視するんだよなぁ』と、それを聞いた孔子は少し嬉しそうな顔をします。
「20階に行く前に剣術の稽古もするから拗ねないでよ」と孔子が言えば、「本当か・・?」と背後霊は顔を上げます。
「本当も何も天下の『剣帝』と一緒にいるのに稽古もしないなんてありえないよ。どうかご教示願いますっ!」と孔子がお願いすれば、「よっしゃ!そうこなくっちゃ!」と背後霊はご機嫌です。
『ご機嫌取るの超絶簡単』と孔子は微笑むのでした。
将軍の気持ち
そこに将軍がやってきて孔子に礼をします。
将軍は神のお告げに懐疑的だったことを謝罪します。
お告げは「いずれ魔王軍が到来する。だが恐るな。異世界の勇者たちも召喚される」というものでした。
「自分の住む世界でもない見知らぬ地のためにその勇者という者たちがどこまで頑張ってくれるのだろうかと・・。ですがそれは杞憂でした。改めて感謝いたします」とサルバス将軍は孔子に握手を求めます。
孔子と将軍は力強く握手を交わしました。
その最中に、[クリア報酬測定中・・▼][測定完了。▼][上位攻略者に報酬が与えられます。▼][先に上位攻略者が12階に入場します。▼]と、現れたウィンドウが切り替わります。
すると、それぞれの上位攻略者の頭上から光がさして、転送が始まりました。
[上位攻略者の報酬授与が完了するまで他の攻略者は12階に入場できません。]とウィンドウが示します。
「・・どうか、我が帝国をよろしくお願いいたします」と、最後にサルバス将軍は孔子に告げ、次の瞬間孔子の視界が切り替わります。
第22話に続く>>
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死して生きるSSS級ハンター【第21話】の感想
孔子は10階報酬を使いこなしてますが、これも回帰ができるからこそなのでしょうか。
孔子はサルバス将軍のトラウマもペナルティで見たのか気になりますね。
拗ねる背後霊はちょっと可愛かったです。
次の話も楽しみです。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「死して生きるSSS級ハンター」の第21話のネタバレと感想をご紹介しました。
「死して生きるSSS級ハンター」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。