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死して生きるSSS級ハンター【第7話】のネタバレ・感想|ピッコマ

死して生きるSSS級ハンター ネタバレ

死して生きるSSS級ハンター、はシンノア原作、Neida文章、Bill K作画のファンタジーアクション漫画です。

Fランクの落ちこぼれハンターである孔子は能力がある人々を妬んで過ごしてきましたが、ある日『殺されることで敵のスキルをコピーできる』というS級スキルを手に入れます。

剣聖からスキルを手に入れて目覚めた孔子でしたが、隣に透けた見知らぬ男性がいることに気付くのでした。

ここからは、死して生きるSSS級ハンター、の第7話のネタバレになりますので、ご注意ください。

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死して生きるSSS級ハンター【第7話】のネタバレ

こちらに背中を向けて喋り続ける男をしばし眺めて、「あのぉ・・どちら様・・ですか?」と孔子は恐る恐る声をかけます。

「見えるのか?」と、振り返った男は答え、「・・はい」と孔子が答えれば、「声も聞こえてる?」と問います。

「・・じゃ、ないっすかね?喋ってるってことは・・」と孔子が言えば、「いやいや・・なわけないだろ」と男は答えます。

「カレンベリーの爺さんはどこだ?」と男が辺りを見回し、「カレンベリーって・・。あっ。剣聖のことですか?」と孔子は答えます。

「そう!剣聖なんてかっちょいー名前、あのひよっこにはもったいないがな」と答えた男は、舌打ちした後に再びキョロキョロと剣聖を探し始めます。

剣聖をひよっこ呼ばわりするこの男は、どうやらスキルらしいと孔子は気付きます。

孔子は目の前には広げたスキルカードをしっかりと読み込みます。

孔子が手に入れたパッシブスキル「剣の星座」の説明によれば、この男の正体は異世界のハンターであり、100階クリア目前に挫折した悔しさで成仏できない背後霊とのことです。

この世界に物理的に干渉は出来ず、「口を出す」だけ。

しかし、豊富な経験と脅威の実力を持ち、所有者以外には誰も背後霊を認識できないようなのです。

「あの・・えっと・・剣聖の背後霊・・だった方・・。ということですよね?」と孔子が言えば男は振り返り、「ふむ・・まさしく」と答えます。

「まっ・・誠に申し上げにくいのですが・・オレ・・あなた様を・・コピーしてしまったと思われます・・」と言葉を選びながら孔子が言うと、「なんだとぉぉぉ!」と男は大声をあげるのでした。

どうにか元に戻せと大声で騒ぎ立てる男に対して、できないと説明しつつ孔子は耳を塞ぎます。

孔子はできないと何度も説明しますが、男は騒ぎ続けます。

「あの・・ちょっと静かにしないと近所迷惑に・・」と孔子が言っても、「んなこと考えてられるか!俺は死んだも同然なんだぞ!?」と叫ぶだけです。

「ああ、ではお静かに死んではいかがでしょうか」と流石にキレた孔子が静かに言えば、「この!!罰当たり!!不届き者!!恥知らず!!幽霊にもう一度死ねと言うとは!!残酷にもほどがあるってもんだ!!性根が腐ってらぁ!!」と更に男は騒ぎます。

孔子は、剣聖の独り言に思えた「黙れ」「うるさい・・!」「お前はおせっかいが過ぎるんだ!」という言葉たちが、この男に向けられていたことを悟ります。

「剣聖から逃げ続けなきゃいけないって時にこんなスキル・・」とため息をついて孔子が嘆くと、「爺さんから逃げる?何言ってんだ。あの爺さんほど優しいハンターはいないぞ?孫の話さえしなぇればな・・」と男は不思議そうです。

孔子は、剣聖のスキルのせいで暗殺者だと思われていると男に説明します。

キルカウントが4091回だと孔子が言えば、男はムッとして「なんだお前?お前、ずぶの素人じゃないか。素人中の素人。オーラも使えないみたいだし。そんなやつに4091人殺せるわけないだろ」と言います。

4091人のうち1人が未来悪党である炎帝の殺害で、残り4090回は自殺の回数だと孔子は男に話します

自分を殺した相手のスキルをコピーできること、死んでも1日前に戻ること、復讐するために11年前に戻ってきたと孔子は全て説明します。

男は静かに全てを聴き終えると、「お前・・名前は何ていう?」と尋ね、孔子は「孔子・・金孔子ですけど」と名乗ります。

「孔子よ。お前はなぜあの爺さん選んだんだ?なぜその炎帝とやらに復讐してすぐ、爺さんのスキルをコピーすることにしたのか・・と聞いている」と男は聞きました。

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「それは・・11年前の・・いや、今のトップランカーだからです。最も強い人のスキルからコピーしたほうが早く強くなれますよね」と孔子は答えます。

「俺の質問に正直に答えた理由は、お前以外誰も俺を認識できないとスキルカードに書かれてあるからだろうな。情報が漏れる心配はない・・ってことだろ?」と男は推測し、「まあ、その通りです」と孔子は答えます。

「立て」と急に表情が柔らかくなった男は孔子に命じ、孔子は不思議そうに立ち上がります。

男は孔子を中心にクルクルと飛び回ると、「うむ・・ド根性がある。体格は鍛えれば使い物になるだろうし。向上心もそれなりにあるってとこか」と評価します。

「ふむ、この程度の人材なら・・。おい孔子、モンスター狩る姿ちょっと見せてみろ」と男は言い、男の意図わからない孔子は不思議そうな顔をしながらも指示を聞き入れるのでした。

夜の塔

男を連れられ塔に向かった孔子は何匹かスライムがいる場所に辿り着くと、「・・適当に何匹か狩るだけでいいですか?」と尋ねます。

「ああ」と 男が了承したのを確認し、孔子はナイフ片手に狩りを始めました。

その戦いを観察した男は、「やはり。俺の予想どおりだ」と呟くのでした。

「予想って?なんですか?」と孔子が尋ねると、男は自分の身の上話を始めます。

男は別世界出身で、生前は剣帝と呼ばれていました。

ここと同じく塔が世界に現れて、男は同郷の誰よりも早く塔に登りました。

炎帝が40階突破で伝説扱いされていたことを思えば、男が持つ99階クリアはとんでもない記録でした。

「俺くらいの器になるとパッと見ればわかるんだ。ハンターの才能ってもんがな。だから狩りを見せろと言った」と男は言い、「じゃあ・・無駄骨でしたね。オレは戦闘に関する才能はほとんど無いんで」と孔子は自虐します。

「なーに馬鹿げたこと言ってるんだ?お前才能あるぞ。それもとてつもない才能がな」と男は言い、孔子は目を丸くし「またまた・・冗談はいいですって・・」と答えます。

「もちろん武術の方はてんでダメだ!動きも中途半端で体格も微妙。オーラのセンスもなさそうだ。だが孔子・・お前だけが持つ稀有な才能があるんだ。それは『死への恐怖が欠落している』ということだ」と男は説明します。

どうやら4000回もの自殺を繰り返す中で、孔子はそんな才能を手に入れていたようでした。

死への恐怖に対する才能は最も芽生えにくいと男は言い、「お前はすごい」と孔子に言います。

『今まで一度も・・誰からもこんな風に言われたことはない。オレ自身も含めてたったの一度も・・』と孔子は今までを振り返ります。

孔子が頑張れたのは、ただ炎帝にゴミ扱いされたことが悔しかったからでした。

悔しさから復讐だけを考えて4000回以上自殺し続けて11年前まで遡ってきたのです。

死が自分の才能になったことを孔子がしみじみと感じていると、「一つ聞こう。爺さんに殺された時・・その時の気持ちは?」と男が問いました。

「きれいだなって思いました」と月夜を思い出して孔子が答えれば、男は豪快に笑って「面白い!実に面白い!」と言います。

「お前と爺さん・・どっちがハンターとして成功するのか気になってきた。オレが手伝ってやる。爺さんに劣らないほどの・・。いや・・爺さんとは桁違いの強さを手に入れるんだ!塔を征服するぞ!」と男は孔子に提案し、孔子はそれを聞いてやる気に満ちた顔をするのでした。

第8話に続く>>

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死して生きるSSS級ハンター【第7話】の感想

剣聖が五月蝿がるのがよくわかるくらい、男はよく喋りますね。

孔子には意外な才能が身に付いていたようです。

有能が師に出会えた孔子はどこまで強くなれるのでしょうか。

次の話も楽しみです。

まとめ

今回は、ピッコマで配信されている「死して生きるSSS級ハンター」の第7話のネタバレと感想をご紹介しました。

「死して生きるSSS級ハンター」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。

応援していきたいですね。