「お父さん、私この結婚イヤです!」は、作画Roal、文yuri、原作Hong Heesuの作品です。
こちらでは、23話のネタバレと感想をご紹介しています。
では早速ご覧ください!
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お父さん、私この結婚イヤです!【23話】のネタバレ
自分ではなく、なんとかディンを選んだジュベリアンに、マクスはそいつは誰かと尋ねます。
シーンとして一瞬間があいた後、ジュベリアンは、私の護衛の騎士ですと答えました。
出掛ける度にゼラルディンと一緒だったから周囲に顔は割れているし、お父さんには、自分の悪口を言う人たちには会うのが恐いと言えば、護衛の騎士をパートナーにしたいという案には納得して貰えるでしょうと続けました。
そして、その上従兄弟だから変な噂になる心配もないし適任でしょう?とジュベリアンが言うと、マクスは親戚なら安心だとホッとするのでした。
マクスが俺がなぜホッとするんだ、誰と行こうが俺には関係ないだろ…!と自問自答していると、ジュベリアンが私の悩みを聞いてくれて本当にありがとうとキラキラした笑顔で言いました。
そんなジュベリアンにマクスはドキッとしましたが、もう帰ると言って突然立ち上がりました。
マクスは、さっきから変な気持ちだ、一体なぜここに来たんだバカバカしい、と考えながらその場を去ろうとしますが、ちょっと待ってとジュベリアンが引き止めました。
そしてジュベリアンは、これを持って行ってくださいと可愛いポーチをマクスに渡しました。
マクスがこれは何だ?と聞くと、ジュベリアンは開けてみてと微笑むのでした。
ポーチの中には金貨が入っていて、さっきみたいに私の悩みを聞いてくれたら差し上げますよ、とジュベリアンは答えました。
前は何も言わずに去ってしまったけど、今度は旅費を渡せて良かったと満足するジュベリアンなのでした。
マクスは皇太子の自分に金貨を渡して来たジュベリアンに意味が分からずポカーンとしてしまいました。
しかし、優しくもし泊まれる所がなかったらいつでも来てね、いい?と言うジュベリアンに、思わず頷いてしまうマクスなのでした。
2人目の不合格者
ジュベリアンのパートナー候補の1人であるクロカス侯爵令息、ロナルド・ヘルマン・クロカスは、馬車でフロエン邸へ向かっていました。
橋を渡ればフロエン邸だという辺りで、馬がけたたましく鳴き、馬車が急に止まりました。
ロナルドが何事か尋ね、馬車の外を見ると、そこには馬車に乗ったレジスがいて、窓越しにお前がロナルドか?と尋ねます。
ロナルドがあなたは…!と驚くと、レジスは僕の家に行くのはやめてもらおう、ここで話そうじゃないか、と言うのでした。
メガネの位置を直しながら、私がお嬢さんと比べて格下だから、近付くなというご警告でしょうか?と尋ねるロナルドに、レジスは聞き分けたのならこのまま馬車を引き返すように言います。
しかし、ロナルドは公爵陛下からではなく、公女様から直接伺いたい、私は令嬢たちから人気もあり能力もあります、と自信ありげに答えました。
実はレジスは10分程前に、もう1人のパートナー候補であるボルミルのもとも訪れていて、恐ろしい顔で「お前は絶・対・ダメだ」のひとことで、彼に受け入れさせていたのです。
レジスがボルミルと違って全く屈しないロナルドにイライラしていると、ロナルドがきっとジュベリアンも私を選ばざるを得ないと思いますと自信たっぷりに言いました。
それを聞いたレジスは、氷のように冷たく恐ろしい表情と声で「ジュ・ベ・リ・アン?たかだかお前程度の者が娘の名前をやたらと口にするというのか?」と言うとロナルドはブルブル震えて、あの…公爵閣下…その…と、しどろもどろになってしまうのでした。
さらにレジスは、僕の娘は気安く呼び捨てにする存在ということか?僕の娘をナメてるのか?と、益々恐ろしい表情でロナルドに言いました。
それを聞いたロナルドは、申し訳ございません!と逃げるように去って行ってしまったのでした。
エドムンド、ボルミル、ロナルド、3人ともジュベリアンのお見合いリストに載っていた人物です。
レジスは「全員気に入らない」と呟くと、デリックに最初からやり直せと指示しようと考えるのでした。
パートナーの相手
その頃、フロエン邸ではジュベリアンが、緊張した面持ちでレジスの前に座っていました。
ジュベリアンは噂について調べていて、レジスに買ったカフスボタンが謎の恋人に送るプレゼントということになっていて、あの時どんなカフスボタンを買ったのかを知っているのはラジアンだけだということが分かりました。
とにかく、このカフスボタンをお父さんが身に着ければ噂はすぐに収まるだろうとレジスのご機嫌を取ることにしました。
レジスに、デリックから渡したいものがあると聞いたと言われたジュベリアンは、返し忘れていたペンダントをレジスに返しましたがレジスの反応はそうか、とあっさりしていました。
そして、本来の目的であるカフスボタンをレジスに渡しました。
ジュベリアンは少し照れながら、買い物に行った時に目に留まり、ブルーダイヤがお父さんに似合いそうだから買ったと伝えましたが、レジスからの反応はありませんでした。
ジュベリアンは、身につけて欲しかったけど無理かな?と思いながらも、パートナーの話を切り出します。
お父さんがとても忙しいのは分かってるんですけど…明後日…とジュベリアンが話し始めると、レジスは分かった、お前がそこまで言うのなら…一緒にパーティーに行こうと、カフスボタンを大切そうに胸に抱きながら微笑むのでした。
それを聞いたジュベリアンは、はぁ!?と驚いてしまいました。
でも、レジスの表情は真剣そのもの。
ジュベリアンは心の中で、お父さん!これは私の計画になかったんですけど!?と叫ぶのでした。
>>24話に続く
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お父さん、私この結婚イヤです!【23話】の感想
ゼラルディンがマクスに怒られるのではないかと心配していましたが大丈夫でしたね。
マクスが皇太子だと気付かないまま金貨を渡して満足するジュベリアンも、いつでも泊まりに来てと言われて、思わず頷いてしまうマクスも可愛くて微笑ましかったです!
そして極め付けは、ジュベリアンが自分をパートナーに決めたのだと勘違いしてキラキラしているレジスです!
ついさっきまで氷よりも冷たい瞳でロナルドを追い返していた人と同一人物とは思えません(笑)
次回、どうなるんでしょう?
まとめ
お父さん、私この結婚イヤです!【23話】は、ジュベリアンにパートナーを申し込もうとしていた人物の中の2人が、レジスに不合格にされたお話でした。
ジュベリアンは従兄弟でもある騎士のゼラルディンをパートナーにしたいとレジスに話そうとしていたのですが、何故かレジスは自分をパートナーにしたいのだと勘違いしてしまいました…!
続きが楽しみですね。