死して生きるSSS級ハンター、はシンノア原作、Neida文章、Bill K作画のファンタジーアクション漫画です。
Fランクの落ちこぼれハンターである孔子は能力がある人々を妬んで過ごしてきましたが、ある日『殺されることで敵のスキルをコピーできる』というS級スキルを手に入れます。
回帰スキルを使って宝くじを当てた孔子は、多額の資金を得て次の計画を練るのでした。
ここからは、死して生きるSSS級ハンター、の第9話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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死して生きるSSS級ハンター【第9話】のネタバレ
「なぁ、ゾンビ。特別授業には相応の授業料ってもんが必要っつったろ?そしてお前はたった今その授業料となる資金を手に入れた。ってことはだ。次は何が必要だと思う?」と背後霊は問いかけます。
「うーん。教えるのが上手い先生?」と孔子が言えば、「おいおい。先生なら目の前にいらっしゃるではないか」と背後霊が言って孔子は嫌な顔をします。
「正解は霊薬もしくは教科書だ!」と背後霊は説明しました。
背後霊は、霊薬は身体能力を高めるもの、教科書は武術の基本が記された秘伝の書だと言いますが、今の孔子には教科書は理解できないだろうとも言います。
「だから残る選択肢は霊薬だけだ。それもめちゃくちゃ良いやつな!」と背後霊が言い、「めちゃくちゃって・・どれくらい?」と孔子が問います。
錬金省、というギルドが塔にはあり、そこには医者や薬剤師が集いますが、その匠が作るレベルが「めちゃくちゃ良いやつ」だと背後霊は言います。
一本あたりの値段を背後霊に聞いた孔子は、残りのお金全て使っても4本ほどしか買えないことを知って驚きます。
しかし背後霊はご機嫌で知ってる店に向かおうとし、「4本も買えばおまけで一本くれるだろ!そもそもお前が優秀なハンターなら薬に頼る必要はなかったんだからな。文句は言うなよ!」と言って先に行ってしまいます。
霊薬のお店
孔子は慌てて背後霊を追いかけますが、急に背後霊は立ち止まり「孔子、隠れろ」と怖い顔をして言いました。
「忘れてた・・」と背後霊が呟き、「何を?」と孔子が問います。
その視線の先には剣聖が見え、「カレンベリーの爺さん・・、この店の常連だった」と背後霊は言うのでした。
『なぜそれを今言う!?ってかなんで忘れる!?一番忘れちゃダメなことでしょ・・!見つかったら面倒なことに・・!』と孔子は冷や汗をかきながら物陰に身を隠します。
すぐそばを剣聖が通り過ぎましたが、幸いにも気づかなかったようでした。
剣聖はそのまま店の中へと入っていき、「先を越された!どうする?あの店が一番いい店なのにぃぃ」と背後霊は嘆きます。
『剣聖と同じ店に行くのはハイリスクだ。じゃぁ』となにかを思いついた孔子は携帯で検索を始め、「20位まで・・入ってないか。100位まで・・も入ってない。300位には・・入ってない」とハンターランキングを眺めて誰かを探します。
「予定よりも安上がりで済むかも」と孔子が言えば、「は?」と背後霊は不思議そうです。
「最高級の霊薬が安く手に入りそうって意味!良い薬剤師を知っているんだ」と孔子は笑って言うのでした。
薬剤師のいるところ
二人が綺麗なビル街を抜けて向かったのは、薄汚い家が立ち並ぶ貧困街でした。
「・・こんなところに良い薬剤師がいるって?」と背後霊は懐疑的で、「『良い』どころか歴史に名を残す天才だよ」と孔子は答えます。
「チッ」とすれ違った住人に舌打ちをされ、孔子はその柄の悪そうな人物に視線を向けます。
どうやらカモだと思って孔子を襲おうと狙っていたようですが、1人でぶつぶつ独り言言ってるヤバいやつだと思って諦めた様子です。
『オレの金がいくらか知ったらひっくり返るよな』と孔子はご機嫌で通り過ぎます。
行き先を不安がる背後霊に対して、孔子は自信満々で進んでいきます。
やがて、目的の場所に孔子は辿り着きました。
目的の薬剤師
「す、すみません!お願いですから実験道具だけは・・!」と懇願する女性の声と、「どんだけ待たせんのかって聞いてんだよ!!」と叫ぶ男の声が聞こえてきます。
「あってるみたい」と背後霊に話した孔子は様子を伺います。
どうやら、借金取りが取り立てに来ている様子でした。
女性は支払いを半年滞納していたようで、男は金になりそうな道具を台車に乗せて運んで行ってしまいました。
最後まで女性は抵抗しましたが、結局は振り払われてしまいます。
周りで見ていた住人たちは、潰れるのは当然だろうとそれを見て囁き合います。
「ポーション一つが40ゴールドなんて高すぎなのよ」という住人の言葉に、「ほとんど材料費です!」と女性は言い返します。
「こんなポーション手に入るのバビロンでもここだけなんです!む、む、むしろこんな貧困街でも薬が買えることに感謝すべきです!」と女性は主張しますが住人たちは取り合いません。
立ち去る住人たちに女性はそれでもポーションを買ってくれないかと声をかけますが、誰も相手にしません。
そんな様子を見た背後霊は「おい。まさかお前の言ってた『歴史に名を残す天才薬剤師』ってあの姉ちゃんじゃないだろうな?」と言い、「『あの姉ちゃん』だよ」と孔子は笑います。
背後霊はまったく信用していない様子で驚きますが孔子は無視し、「薬剤師さん。まだお店、開いてますよね?まだ営業中なら注文したくて・・。少し高いやつを」と話しかけます。
その女性こそ11年後のランキングで5位に入り「錬金省主」称される、ギルド「錬金省」のマスターとなる薬剤師でした。
「高いっていうのはどれくらいでしょうか?」と尋ねる女性に、「うーん、そうだな。2万ゴールドくらいですかね?」と孔子は答えます。
「に、にに2万・・?」と女性は驚き固まり、『ランクイン前の彼女と、コネを作っておくことができたら・・?大当たり確実の投資ってとこだよな』と孔子は考えます。
「注文お願いします。薬剤師さん」と孔子は告げ、『歴史に名を残す「お得意様」になってやる』と孔子は思うのでした。
第10話に続く>>
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死して生きるSSS級ハンター【第9話】の感想
また剣聖に殺されてしまうかと思ったので回避できてよかったです。
背後霊の知識は剣聖も当然知ってるため、遭遇してしまうのは仕方ないですね。
孔子がランカー達の情報を集めていたからこそ、無名時代の錬金省主の場所がわかったのでしょうか。
孔子がどのくらい格安で霊薬を手にれられるのか、楽しみですね。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「死して生きるSSS級ハンター」の第9話のネタバレと感想をご紹介しました。
「死して生きるSSS級ハンター」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。