死して生きるSSS級ハンター、はシンノア原作、Neida文章、Bill K作画のファンタジーアクション漫画です。
Fランクの落ちこぼれハンターである孔子は能力がある人々を妬んで過ごしてきましたが、ある日『殺されることで敵のスキルをコピーできる』というS級スキルを手に入れます。
裏切り者が紛れ込んで混乱する中、上を目指そうと孔子は皆を引っ張るのでした。
ここからは、死して生きるSSS級ハンター、の第27話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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死して生きるSSS級ハンター【第27話】のネタバレ
[12階のクエストが与えられます。]の表示が現れた直後、外に赤い雨が降り出しました。
「悪夢だ・・」「悪夢の雨がまた・・降り始めたんだ・・」「もう終わりだ・・」「女神よ・・」「「陛下はどこに・・」と、兵士たちはそれを見て頭を抱えて絶望の声を上げ始めました。
NPCの演出にハンターたちが驚く中、「クエストが始まったんです」と孔子が冷静に言います。
孔子が短剣で窓を破壊して外を見ると、[秋雨の魔王が顕現します。]の表示とともに、巨大な黒い影が現れます。
「異世界の人間を重鎮の座につかせたようだな・・。だが本当に彼らが盾になってくれると思うか?」と、魔王は語り出します。
孔子は報酬でもらったマップを確認し、城の周囲が突如出現した大量の敵に囲まれていることに気づきます。
「その果てしない愚かさに同情しよう。人を人とも思わぬものどもよ。己の『悪』に呑まれるがいい」と魔王が言うと、クエストの詳細が表示されました。
クエスト
【[帝国の首都防衛戦]
難易度:A〜SSS
目標:勇者たちよ!あなたたちは魔王軍に勇敢に立ち向かい補給路を死守しました。
これに危機感を感じた魔王が参戦を決めました。魔王は時と場所を問わず、モンスターの軍勢を召喚できます。
魔王の狙いはアイキム帝国の心臓である皇都ハカムニアです。
幸い遠方での顕現により、魔王の力は弱まっています。魔王を撃退してください!
※ただし、敗北した場合13階は開きません。】
「弱まって・・るって?これで?」と、モンスターの軍勢を見て毒蛇は動揺します。
「こんなの・・理不尽だろ!そもそもこのクエスト、クリア前提で作られてんのか!?」と毒蛇は叫び、「オレたちならクリアできます」と孔子は冷静です。
「ここではオレたちはただのハンターではありません。覚えてます?あなたは『アイキム帝国の親衛隊長』です。だったら親衛隊を導く存在にならなくちゃ」と孔子は言って、そばで震えている親衛隊のNPCたちを示します。
「オレたちハンターだけではクリアは無理です。NPCを説得してください。奮い立たせ指揮を執るんです」と孔子は話します。
役割を得たそれぞれのハンターは、自分の周りに集う部下たるNPCたちを見渡します。
「内部でもめてちゃだめなんです!剣聖、あなたは騎士団長ですよ?騎士団長と親衛隊長がいがみ合ってる国が敵国に勝てますか?」と孔子は剣聖に話します。
現在の場所は謁見室なのに皇帝がいません。
NPCの統率を効率よく行うため、孔子は聖騎士にNPCたちと皇帝を探してくるように頼みます。
「オレはあなたみたいなハンターは嫌いです。いつかあなたとは決着をつけるつもりです。しかし、大将軍であるあなたを今、失うわけにはいかない」と孔子は異端審問官に言って、異端審問官に城壁でパニックになっている兵士たちの鼓舞を依頼します。
それぞれの役職を把握したハンターたちが動き出したのを確認して、「では、オレはお先に失礼します」と孔子も動き始めます。
黒色魔女
城の外に出ると、黒色魔女がいました。
「あっ、えっと・・魔女さん」と孔子が呼べば、「黒龍主って呼んで。異名は好きじゃないの」と黒色魔女は答えます。
「どうやってここに?急に現れましたよね」と孔子が聞けば、「私のスキルよ。一瞬で転移できるの。簡単に言えば瞬間移動ね。視界に入る場所に限るけど」と黒色魔女は答えます。
「おいゾンビ!今だ!殺されろ!瞬間移動なんてお得すぎるぞ!」と空中では背後霊が余計な助言をしていますが、孔子は無視します。
黒色魔女は、孔子を城壁に連れて行くつもりのようでした。
NPCの士気を高めるために、孔子が持つ聖剣が必要だと言うのです。
黒色魔女は孔子に、瞬間移動は相手の同意がないと動かせないと説明します。
そんな奥の手とも言える制約を話していいのかと孔子は動揺しますが、「なにそれ。変な話ね。私はこの国の宰相。自分の国を守るために宰相が奥の手を使うのは当たり前でしょ?」と黒色魔女はさらりと答えます。
孔子が同意すれば、「もう一つ制約がある」と言って黒色魔女は孔子の手を掴むと転移します。
城壁では、NPCの兵士たちの嘆き声が満ちていました。
『彼らが虚像だからといって、彼らの恐怖までもが巨像なわけではない』と、それを見て孔子は思います。
孔子が前に出ようとすると、黒色魔女はそれを止めます。
「新入りに不恰好なところを見せて下がるわけにはいかないわ。私だって楽してギルドマスターになったわけじゃない」と黒色魔女は一呼吸おくと、兵士たちに対して宰相としての演説をして、鼓舞をします。
その力強い語り掛けの最後に、黒色魔女は孔子の手を掴んで聖剣を高々と掲げます。
[守護の女神があなたの選択に感謝の意を表します。][守護の女神が最後の権能を捻り出します。]との表示が現れ、あたりには光が溢れました。
第28話に続く>>
死して生きるSSS級ハンター【第27話】の感想
魔王は手強そうですがどうやって勝つのでしょうか。
孔子は回帰を繰り返すうちにメンタルも強くなったのですね。
黒色魔女の見せ場が格好良くて、さすがギルドマスターですね。
次の話も楽しみです。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「死して生きるSSS級ハンター」の第27話のネタバレと感想をご紹介しました。
「死して生きるSSS級ハンター」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。