死して生きるSSS級ハンター、はシンノア原作、Neida文章、Bill K作画のファンタジーアクション漫画です。
Fランクの落ちこぼれハンターである孔子は能力がある人々を妬んで過ごしてきましたが、ある日『殺されることで敵のスキルをコピーできる』というS級スキルを手に入れます。
オークに殺された孔子は、モンスターのスキルもコピーできることに気づいたのでした。
ここからは、死して生きるSSS級ハンター、の第12話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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死して生きるSSS級ハンター【第12話】のネタバレ
「すいませーん!管理人さーん!ここにズルしてる人いまーす!こんなチートスキルをなんでこんなひょろ男がもらってんだよ!?これはハンター文化の崩壊だ!!」と背後霊は頭を抱えて嘆きます。
孔子は、飛び交う2枚の銅色のスキルカードを眺めていました。
「とりあえずこっちにするか・・」と孔子が適当に手を伸ばすと、「え?本当にそっちにすんのか?」と背後霊が声をかけます。
「え?なんで?どっちにしても大差ないでしょ」と孔子が言えば、「どうせならより良い方をとか思わないのか?」と背後霊は問いかけます。
「良い方とかわかんないし。どっちも銅だし、こんなのただの運ゲーだよ」と孔子が言っても、「わかんない?何を言ってんだ?」と背後霊は不思議そうです。
「あーもう!いつにも増して聞き分けが悪いな。カードの色は同じ!裏面しか見えない!見えないんだからどっちがいいとかわかんないでしょ?」とイライラいした様子で孔子は言いますが、「いや・・?俺には見えるけど?」と背後霊は答えます。
「へ?」と孔子が問うと、「見えるって。表がな」と背後霊は言います。
スキルカードは孔子に対して常に裏面を見せた状態で飛び交っており、それは目線を動かしても同じでした。
しかし、背後霊は好き勝手に飛び回れるため、孔子とは違ってカードの表面が見えるようです。
「じゃあ・・2つのスキルの内容が見えるの?」と孔子が聞けば、「当たり前よ。お前俺をなんだと思ってたんだ?」と背後霊が答え、孔子は歓声を上げます。
教えて欲しいと孔子が言えば、背後霊はカードを読み上げます。
1番目のカード
【自然界は我々に安息の地を提供すると同時に試練をも与えた!
だがしかし!オークたちはこの試練に繁殖力の増強をもって対峙したのである!
え?何?オークが一匹犠牲になった?
心配ご無用!あなたの目が届かないところにまだまだたくさんいるんです!
繁殖の御加護F
※ただし、常時発情状態となります】
2番目のカード
【ウィー!アー!オーク!チキチキチィッなんでもかんでもチキチキ言うぜ!
なに?平凡な日常がつまんない?なら君もチキチキしちゃえ!チィッ
エブリバディみんな一緒にせーのっ!
チキチッ、チィッF
※ただし、チキチッ、チィッ】
2枚の説明を聞いた孔子はポカンとします。
「危なかったな!俺が止めてなかったら『チキチッ、チィッ』を選ぶところだった。孔子!男に生まれたのなら!一度くらいオークのような力を持つってのもいいと思うぞ」と勿体ぶって背後霊は言います。
『どっちもいらないけどあえて選ぶならチキチキいってるほうだろ』と考えて「正気か?」と孔子が言えば、「孔子よ。本音と建前がすり替わったぞ」と背後霊はツッコミを入れます。
「チキチッ、チィF」に手を伸ばす孔子に、「おいおいおい。孔子、ちょっと待て!!もう少し落ち着いて考えてみろ!」と背後霊は慌てて孔子を止めようとします。
「ふんっ、その手には乗りませんよーっだ」と孔子は笑って背後霊を振り切り、スキルを選択して「ご忠告どうもありがとぉぉぉ!」と叫ぶのでした。
スキル取得
孔子が目を覚ますと、[現在、あなたのハンターランクはFです。▼][スキル発動によるペナルティはありません。▼]とウィンドウが出て知らせてきました。
「よし!」と笑う孔子に対して、「くっそー!!騙せると思ったのに!!」と背後霊は悔しがっています。
「誰が万年発情期なんて選ぶと思う?そろそろ狩りに行くよ〜」と孔子はご機嫌で新スキルをチェックすると、「チキチッ、チィ」はどうもアクティブスキルのようです。
「孔子、少し考えてみたんだが・・座禅組んで修行する方法もあるぞ?死ぬのもしんどいだろ!」と背後霊は止めます。
背後霊は孔子がモンスターに殺されて新スキルを手に入れていくのが気に入らないようです。
孔子はそれを無視して塔の3階に向かい、霊薬を飲み干します。
「剣帝・・あのさ」と、しつこく話しかけてくる背後霊に孔子はようやく返事をします。
「知ってた?剣帝は自分が優位に立っている時はオレをゾンビって呼んで後ろめたいことがある時は孔子って呼んでる」と孔子は言いながら短剣を取り出しました。
「んで、カード選ぶ時からオレを孔子って呼んでた・・。その癖、直したほうがいいよってっていうオレからの忠告ね」と孔子は言いながらモンスターに斬りかかります。
目の前にはオークが一匹見えました。
孔子は走りながら手に持つ短剣にオーラを纏わせます。
前回と同様にオークの動きがゆっくりに見え、オークが棍棒を振りかざしました。
そこで、孔子は手に入れた「チキチッ、チィF」を発動します。
「チキチッチィ?」と孔子が言うと、「チィィ・・?」とオークは攻撃の手を止めて不思議そうに首を傾げます。
「チィィ!」と孔子が言えば、「チキチ・・」!」とオークが目を輝かせます。
その隙に、孔子はオークの首元に強烈な一撃を叩き込んで倒してしまいました。
どうやらこのスキルはオークの言語が話せるスキルのようです。
「卑怯者め!こんなことだろうと思ったわ!」とそれを見て背後霊は騒ぎます。
「純粋なオークをそんな風に騙して楽しいか!?ええ!?楽しいのかって聞いてんだ!!オークたちの気持ちは考えないのか!?お前のような穢れた人間のせいでオークたちが被害を被るんだ!」と背後霊が言えば、「チィッ!」と孔子が笑顔で返します。
「ああああっくそっ!イラっとする!ああ塔よ!なぜこんな卑劣な野郎にこんなスキルを!」とまだ騒ぐ背後霊に、「黙ってついてきてよ。さてと・・、4階の攻略にいきますか!」と孔子は提案するのでした。
第13話に続く>>
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死して生きるSSS級ハンター【第12話】の感想
モンスターが持つスキルは人とはだいぶ違いそうですね。
背後霊を剣帝と呼び始めた孔子は、何か心境に変化があるのでしょうか。
「チキチッ、チィ」のスキルを早速活用できている孔子はすごいですね。
次の話も楽しみです。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「死して生きるSSS級ハンター」の第12話のネタバレと感想をご紹介しました。
「死して生きるSSS級ハンター」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。