その悪女に気をつけてください、はSoda Ice原作、Berry脚色、Blue Canna作画のファンタジー漫画です。
交通事故にあった平凡な女子大学生の主人公は、恋愛小説「愛するアイツら」の悪女である公爵令嬢メリッサ・ポジェブラトに憑依してしまいます。
メリッサは新しい剣の師匠カルティーナを迎え、仲を深めるために賭けをして訓練を続けるのでした。
ここからは、その悪女に気をつけてください、の第61話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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その悪女に気をつけてください【第61話】のネタバレ
10秒を休憩と言われるほど激しい戦いが続いていました。
美しい剣捌きとは無縁のカルティーナとメリッサは熱戦を繰り広げます。
メリッサができることは全てやっても全く通用しません。
「どこでそんな野蛮な戦い方を教わったんですか!?」とメリッサが問えば、「経験を積み重ねた結果です!」とカルティーナに返されます。
「隙だらけですよ!!」とカルティーナが攻撃を仕掛けようとした時、お嬢様〜、お嬢様!!」と呼びかける声がありました。
「大変です!!」と駆けてきたのは侍女のヘイニーです。
休憩したかったメリッサは『後光が差してる!ナイスタイミング!』と涙目で喜びますが、カルティーナは邪魔をされて不満そうです。
「何があったの?いつどこで誰が何をなぜどのようにの順で説明して!」とメリッサはヘイニーに笑顔で尋ね、心の中は『やっと休める!』という想いでいっぱいです。
「金鉱が・・!お嬢様が仰ってた金鉱を他の奴らが掌握したって・・!」とヘイニーが言い、「え?誰が?」とメリッサは問います。
「貿易商の『クジャク』です!もうすでに占領しているらしいですよ!どうしましょう!!」とヘイニーが言います。
金鉱の問題
「あぁ・・、そいつらね。思ったより早かったなぁ」とメリッサは冷静で、「へ・・?」とヘイニーは戸惑います。
「大丈夫よ。そいつらに見つかるってのは予想してたから。思ったより早くて驚いたけど」とメリッサはヘイニーの頭を笑顔で撫でますが、ヘイニー困惑したままです。
「師匠、今日の訓練はここまでにしましょう」とメリッサは言うと、「なら、賭けは次の訓練に持ち越しで」とカルティーナは答えます。
「今日みたいなやり方では決着なんかつきませんよ」とメリッサは呆れたように言うと、「楽しそうでいいじゃないですか」と楽しそうにカルティーナ笑います。
『この人、手加減する気ないみたい。これこそ、私が望んでたやり方だけど』と、メリッサは半ば呆れて苦笑いするのでした。
「ナイン、ヘイニー、ついてきて」とメリッサが声をかけると、「はいっ!」とヘイニーは答え、少し遠くでタオルを持って待機していたナインも近づいてきました。
3人は揃って屋敷へ移動します。
ナインは道中、訓練でボロボロになったメリッサを見てソワソワしていますが特に何も言いません。
『ふ〜ん。訓練で怪我したことについては何も言わないんだ。どういう基準なの?』と思い、メリッサはちらっと背後を歩くナインを見ます。
ナインはじっとメリッサを見つめるばかりです。
部屋につくと侍女のヨナが待っており、「お待ちしておりました。先にお風呂へどうぞ」と言います。
「でも、そうしたら時間が・・」とメリッサが躊躇すれば、「まさか全身汗びっしょりの土まみれで部屋に入ろうなんて思ってませんよね?」とヨナが威圧します。
「大丈夫ですよ!!メリッサ様は汗びっしょりで土まみれでも素敵ですから!!かっこいいですしお優しいし気遣いもできて・・それに・・それに・・!」とハキハキとナインが反撃を開始し、「わかった。ありがとう、ナイン・・」とメリッサは少し困りつつナインを宥めます。
「だからその・・私って風呂長いでしょ?せっかく集まってくれたのに待たせちゃうから・・」とメリッサは3人に言います。
ヨナはドン引きし、ヘイニーとナインは感動しました。
「うるさいです。使用人が主を待つのは当然のこと。なぜそんなのを気にかけるんです?」とヨナが尋ねます。
「そうですよ。僕はいくらでも待ちます。メリッサ様なら一生待ってもいい。どんなに時が過ぎ去ろうとも」とナインが言って、『一生風呂に入ってろと?それにずっと待ってるってサブキャラの決まり文句じゃん。男主人公にはなれなさそうね』とメリッサは思うのでした。
「はい!お嬢様の入浴のお手伝いをすれば待たずに済みます!」とヘイニーが提案し、『入浴のお手伝い!?』とメリッサはその意見に驚きます。
「ぼ・・僕も・・あの・・」とナインが真っ赤になって言い淀み、『それは違う!!』とメリッサは心の中でツッコミを入れます
ヨナはそんなナインをドン引きの目で見ています。
「わかったわ。入ればいいんでしょ。少し待っててね、ナイン」とメリッサは観念してヘイニーとヨナを連れて入浴に向かい、「はい・・」とナインはその場に残されたのでした。
メリッサの入浴が終わると、4人は部屋に集まりました。
「ピーコックが金鉱を占領したようね。私たちが今しなければいけないのは、奴の回し者を探すことよ」とメリッサは言い、「まままっ・・回し者!?公爵家に!?」とヘイニーが驚きます。
「ゆっくり説明してあげる」とメリッサはヘイニーに言います。
金鉱の開発にはかなりの時間を要します。
今すぐ着手しても冬までに大金は手に入らないとメリッサはわかっていました。
しかし目の前に帝国最高の富豪がいるなら、どうでしょう?
ニヤリとメリッサは笑うのでした。
第62話に続く>>
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その悪女に気を付けてください【第61話】の感想
カルティーナはいつまでもメリッサと訓練をしていたそうですね。
ヘイニーは今のところ特殊能力はなさそうですが、そのうち出てきそうな気もします。
メリッサはピーコックをわざと誘き寄せたんでしょうか。
次に話も気になりますね。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「その悪女に気をつけてください」の第61話のネタバレと感想をご紹介しました。
「その悪女に気をつけてください」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。