こんにちは、ハナです。
今回は、猟師の千松信也(せんまつしんや)さんに注目していきます。
千松信也さんは、高学歴でありながら、猟師を生活の軸とされています。
いったいどんな方なのでしょうか。
ここからは、千松信也さんのプロフィールや大学、ご家族についてチェックしていきます。
千松信也さんのプロフィール
千松信也さんは、1974年生まれで現在43歳、または44歳になられます。
生まれは、兵庫県伊丹市の農家の家。
山のない田畑が残る町のなかの田舎だったものの、子供の頃から狩猟にひかれていたそうです。
ですが、猟師になりたいと思ってなったわけではないとのこと。
後にも書きますが、たくさんの体験をした中から、徐々に狩猟に興味を持って行ったのだそうです。
もともと、子供時代に狩猟にひかれていたことに加え、動物好きで山の中で動物たちと暮らしたいという思いもあったようです。
また、酸性雨などの環境問題に触れ、その根源は人間の仕業だという考えもあり、人間嫌いになったこともあるそう。
そういったいくつもの状況が相まって、現在は狩猟を軸として生活されています。
現在のお住まいは、京都市の北の山に近い場所で、10分ほど歩けば、コンビニもあるそうですよ。
現代社会と、自然のはざまに生きていらっしゃるという感じですね。
自宅には、生活スペースのほか、解体などの作業する場所もあるそうで、狩猟してきた動物を、解体、調理まですべて行えるそうです。
イノシシ一頭分の骨を煮ている寸胴鍋はこのサイズ。直径35センチ。これで50キロくらいまでのイノシシならなんとか頭骨込みでも収まる。 pic.twitter.com/pHYPDw8jmg
— 千松信也 (@ssenmatsu) 2016年12月22日
また、千松信也さんのSNSを見ると、主にイノシシやシカの肉が登場しますが、中にはこのようなものまで食されています。
ヒグマの掌。 pic.twitter.com/hqAMb3FFeN
— 千松信也 (@ssenmatsu) 2017年10月4日
どんな味がするのでしょうか興味があります。
千松信也さん大学は?
千松信也さんは、京都大学文学部を卒業されています。
入学する前から、大学に入ったら4年間休学しようと決めていたそうです。
そして実際に、休学4年、留年2年し、卒業までに10年を要されました。
休学中には、やりたいことを探すためにいろんなことを体験。
海外へ行ったり、仕事をしたりしたそうです。
その中の一つに狩猟があり、バイト先で知り合った人に猟を教わり、徐々にハマってしまったのだとか。
その先輩猟師がされていたのが、伝統のワナ猟(ククリワナ猟)、網猟(無双網猟)。
鉄砲を使わず、動物を捕らえるのだそうです。
そして、千松信也さんは、京都大学文学部在籍中に狩猟免許を取得されています。
なんと、京都大学の寮「吉田亮」には、解体場所もあったそうですよ。
ご自身の思想に加え、そのような環境もあり、千松信也さんへの影響も大きかったのかもしれませんね。
千松信也さんの収入源は?
基本的に、千松信也さんが猟をするのは、鳥獣保護法で認められている猟期である11月15日から2月15日の間。
また、春には山菜やタケノコとりや渓流釣り、夏にはアユ釣りなど、秋はキノコ狩りや量の準備などをされているようです。
そして、その獲った肉や食料はは、自分で食べるだけで売ることはないそうです。
そこで気になるのが、千松信也さんの収入源ですね。
調べてみると、週に4日は運送会社で働いているということでした。
また、時々講演会をしたり、書籍も出版されています。
そういった猟に関わる経験や知識を、収入につなげていらっしゃるようですね。
それでも、週4日の労働で大丈夫なのかと思ったら、もともとお金がかからない生活をしているのであまり働かなくていい生活になっているそうです。
でも、働く理由についても、
狩猟を現金収入を得る手段にしようとすると、獲物がお金に見えてきたり、生活のことを考えて、狩猟が労働のように思えてしまいます。最低限の収入を得るために別の仕事をすることで、そういったものからは解放されます。
http://www.mammo.tv/interview/archives/no320.html
ということだそうです。そして、
その一方で、ただで食べ物を手に入れることができるので、現金収入は少なくて済み、必死に働く必要もなく自分の時間を十分に山に入るために使えます。お金の工面とか雑念が少なくて済み、自分の居心地のよさを感じるから、猟を続けられるのだと思います。
http://www.mammo.tv/interview/archives/no320.html
とも話されています。
とてもシンプルな考え方ですが、実際にはなかなか難しいところですね。
千松信也さんのご家族|結婚した妻や子供について!
では最後に、千松信也さんのご家族についてです。
千松信也さんには、2人の子供さんがいます。
1人は、現在小学5年生の男の子。
2人目は、現在小学2年生の男の子。
子供さんも手伝いができる年齢になり、まき割りや肉を切るなどされるそうですよ。
次男坊の薪割り練習。 pic.twitter.com/J2RHBZo7ng
— 千松信也 (@ssenmatsu) 2017年11月6日
はたから見ればアウトドア~って感じですが、命に関するたくさんの思考ができそうです。
お子さんの将来も楽しみですね。
また、奥様に関しては、情報はみあたりませんでした。
奥様とは、2007年にご結婚されているそうです。
個人的な話ですが、うちと結婚年も子供の年齢も一緒で驚きました。
世の中には、人の数だけいろんな生き方があるもんだなと、改めて感じました。
では、最後まで読んでくださってありがとうございました。