お嬢さんの執事は、ピッコマで配信されている原作HA YaeJi・漫画cheomjiの作品で、お気に入りの小説の主人公・シャルロッテになってしまった夢莉が、お気に入りのキャラクターであるランスロットを死なせずに幸せにするため奮闘する恋愛漫画です。
一族の再建のため、魔塔の主であるランスロットと婚約を決めた夢莉。
正式な婚約の報告をすべく、二人はティエリス皇宮に訪れました。
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お嬢さんの執事【10話】のネタバレ
レイナウト家の家主のシャルロッテと魔塔の主のランスロットとの婚約は皇宮内ですでに噂になっており、メイドたちが話しているのを夢莉は目撃します。
「皇室でまだ公表してないのに、もう噂になってるのね…」と壁に隠れてメイドの様子を窺っていると、後ろから「お嬢さん?」とランスロットに声をかけられました。
婚約の噂話
「こんなところで立ち止まって何を…」と言いかけたところで、ランスロットもメイドたちの噂話をする声に気が付きます。
「気になりますか?」と寂し気な顔をして聞いてきたランスロットに、「あ…ううん、別に…だって私たち婚約するのは事実でしょう?」と夢莉は答えます。
するとランスロットの表情は嬉しそうな明るいものへと変わりました。
婚約について話し合いを始めてから10日、その間にランスロットが見せた態度と表情は小説で見たものとは比べものにならないくらい愛おしく、それと同時に悲しくなったことを夢莉は思い出します。
ランスロットは夢莉のひと言で笑ったり落ち込んだり、それでも変わらずいつも温かい眼差しでみつめてくれました。
きっとシャルロッテはランスロットの気持ちを知らなかったのではなく、気づかないフリをしていたに違いないと夢莉は考えます。
「まったく人を目がなさ過ぎるわ…」と夢莉がシャルロッテに呆れたと同時に、皇室の前へとたどり着きました。
「お入りになりますか?」とランスロットが差し出した手を取り、皇室の扉を開けます。
皇帝陛下との対面
煌びやかな室内に夢莉は呆然としてしまい、「お嬢さん?何をそんなにぼんやりしてるんですか?」とランスロットに聞かれます。
「皇帝陛下にお目にかかるのは久しぶりでしょう?緊張しちゃうわ」と夢莉が笑ってごまかすと、ランスロットは夢莉の手を引き「あんまり心配しすぎないでください。お嬢さんの傍には僕がいるんですから。どんな状況になっても僕がお守りします」と言ってくれました。
ランスロットに愛おしさを感じつつ「うん!」と頷き、皇室の中を進み始めます。
「月の影が帝国の太陽にお目にかかります」と恭しく挨拶を述べて皇帝陛下の姿を見やると、夢莉が想像していたでっぷりとした中年のおっさんではなく、若く見目麗しい青年が玉座にいました。
皇帝陛下はシャルロッテの前へと歩み寄り、「そういえばまた婚約するんだって?レイナウト令嬢」と声をかけてきます。
皇帝陛下はシャルロッテが一族の家主になったことを知りながら、わざと令嬢と呼びます。
それはベスティーア公爵の怒りを買わず、シャルロッテのプライドをズタズタにして自分がマウントをとれるようにするためだと夢莉は思っています。
夢莉はムカつきながらも「陛下がご心配くださったおかげでこのような縁に恵まれました」と笑いました。
「それで…そのお相手というのは君かな?」と皇帝陛下に聞かれ、ランスロットは「だったら?」とぶっきらぼうに答えます。
「挨拶が遅れたな。ランスロット・ロシャンだ」と不愛想な自己紹介をしたランスロットに、夢莉は皇帝陛下の怒りを買わないか心配になります。
皇帝陛下は苦笑いを浮かべ、「そうかロシャン、噂は聞いている。魔塔の主らしいな」と返しました。
「うーん、意外と落ち着いている…大丈夫そうかな…?」と夢莉が皇帝陛下の様子をうかがうと、怒りを我慢して笑みを浮かべているのが分かりました。
そして皇帝陛下が我慢するくらい魔塔の主はすごい存在であることを実感します。
「しかし噂はあくまでも噂だ。今ここでそれが本当か証明して見せてくれないか?」と言った皇帝陛下の提案に、「いいだろう」とランスロットは指を鳴らしました。
突如部屋に現れた水に「これで証明できたかな?」と笑うランスロット。
水は皇帝陛下に降りかかり、その全身を濡らしていました。
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お嬢さんの執事【10話】の感想
これまでも魔塔の主は強い存在として語られていましたが、まさか皇帝陛下に水をかけても平然としていられるほどとは思っていなかったのでびっくりしました。
ベスティーア公爵の怒りを買わないようにしていたりと、皇帝陛下は意外と立場が弱いのかもしれません。
水をかけられた皇帝陛下が流石に怒り出すのか、次の話も気になります!
まとめ
今回はピッコマで配信されている「お嬢さんの執事」の10話のネタバレと感想をご紹介しました。
「お嬢さんの執事」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。