お嬢さんの執事は、ピッコマで配信されている原作HA YaeJi・漫画cheomjiの作品で、お気に入りの小説の主人公・シャルロッテになってしまった夢莉が、お気に入りのキャラクターであるランスロットを死なせずに幸せにするため奮闘する恋愛漫画です。
夢莉と皇女殿下の間で何かあったのではと心配をするランスロット。
皇女殿下の正体がバレないように焦った夢莉が「やけに皇女様のことを気にしてるのね」とからかうと、ランスロットは「今だってお嬢さんをこの目に映すだけで精一杯なんですから」と伝えてきました。
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お嬢さんの執事【15話】のネタバレ
「心臓よ落ち着いて…ランスロットに聞こえちゃうわ」と思い、夢莉は息を吐いて落ち着きを取り戻します。
「お嬢さんが一族を立て直して、愛する人と幸せに暮らすまで見届けなければなりませんから。他の誰かを見る余裕なんてありません」と言葉を続けたランスロットに、夢莉は「…どうして話がそうなっちゃうの」と悲しく思いました。
ランスロットの願い
「ランスロットそんなふうに生きなくていいのよ。あなたのために言ってるの」と夢莉は伝えながら、ランスロットの手を撫でました。
夢莉はランスロットの気高く愛に一途な姿に心惹かれましたが、小説のような結末を迎えてほしくないと願います。
「…お嬢さんにとって僕は重荷ですか…?」と寂し気に聞いてきたランスロットに、夢莉は慌てて「違うわ!私はただ何にも縛られずにあなたに幸せになって欲しいだけ…」と否定しました。
「僕はお嬢さんさえいればいいです。お嬢さんと一緒にいられるのならそれでいいんです」とランスロットは夢莉の手を握ります。
壊れそうなものに触れるようにそっと掴みながら決して離すことのない手は、ほんの少し力を入れたら振り払えますが夢莉にはできません。
「…いつかその言葉を後悔するかもしれないわよ」と夢莉がランスロットから視線を逸らすと、ランスロットは笑顔で「ご心配なく。僕は何があってもお嬢さんの味方ですから」と言いました。
魔塔の主への恐怖と期待
後日、夢莉とランスロットは舞踏会に訪れました。
夢莉が何をどうすればいいのか、よくわからず辺りを見渡していると、ランスロットが「そういえば初めてでしたよね?」と声をかけてきます。
「僕がお嬢さんの相手じゃ…物足りないかもしれませんが…今日は僕にエスコートさせてもらえませんか?」とランスロットに聞かれ、夢莉は笑顔で「いいわ」と答えました。
夢莉とランスロットが踊りに混ざろうとすると、貴族たちは二人から距離をとりました。
これまでは没落していくレイナウト家を避けていた貴族たちですが、今は魔塔の主であるランスロットを意識して、彼に目をつけられたらどうしようかと恐れながらも期待をしている視線を向けてきます。
気安く声をかけて怒らせてしまうよりは、このまま自分の身だけでも守りたいとあからさまな態度に夢莉は「いい加減にしてよ!ランスロットが可哀想!」と苛立ちます。
「他のところに行こうか?」と夢莉は提案しますが、「気にしないでください。僕は大丈夫ですから」とランスロットは断りました。
「それに、ここは今お嬢さんに必要な場なんですよ。レイナウト家が再建されることをみんなに見せなければなりませんからね」と言うランスロットに、「あのヒソヒソ話が私のことだったらすぐに怒るくせに、自分のことだと黙っているの…?」と夢莉は素直に納得できません。
「ランスロットあなた…」と夢莉が言いかけたところで、「お二人ともとてもお似合いよ」と皇女殿下が声をかけてきました。
「放っておいてくれればいいのに、どうして声をかけてくるのよ!」と思いながらも、夢莉は「帝国の花にお目にかかります」と挨拶をしました。
「チェアート地方で会った以来ね。何度も招待状を送ったのに来てくれないから…」と言う皇女殿下に、「それは…ちょっと忙しかったもので…」と夢莉は答えます。
「私知ってるんですよ。他の地方にも問題を解決しに行ってるって、それなのに私の招待だけ無視するなんて…」と人前でわざと夢莉が悪い物言いをする皇女殿下に、「無視だなんてとんでもありませんわ」と夢莉は慌てて返します。
皇女殿下は笑顔を浮かべて「冗談ですわ。友人の活躍は私の活躍でもあるので、とても喜んでいますのよ」と言いました。
夢莉は「あの…私たちいつ友達になりましたっけ?」と思いながらも、「そんなふうに言っていただけて嬉しい限りですわ皇女様。ご期待に応えて一刻も早く一族を再建いたしますわ。この人と一緒に」とランスロットの腕を掴み、体を寄り添わせました。
顔を赤くするランスロットに「もう~なんでそんな顔してるのよ~。婚約式ももうすぐだし、お互いの呼び方も親密に変えないといけないわね…」と夢莉は言います。
そんな二人の様子を見た皇女殿下は「婚約を発表してからずいぶん経つのにまだ他人行儀で初々しいなんて…意外ですわ」と言いながらランスロットへ近寄ります。
「それより先日はバタバタしてちゃんとご挨拶もできていませんでしたね。あなたが…かの有名な魔塔の主なんですって?」と皇女殿下はランスロットに声をかけました。
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お嬢さんの執事【15話】の感想
最近は夢莉とランスロットの雰囲気が良かったのですが、ランスロットにはまだお嬢さんの幸せのためという壁があるようで、少し寂しくなりました。
貴族たちからの恐怖と期待を向けられたランスロットが良からぬことに巻き込まれないか今後の展開がきになります。
本物のシャルロッテである皇女殿下がランスロットと初めて会話することで何か起きるのか、次の話も楽しみです!
まとめ
今回はピッコマで配信されている「お嬢さんの執事」の15話のネタバレと感想をご紹介しました。
「お嬢さんの執事」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。