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その悪女に気を付けてください【第29話】のネタバレ・感想|ピッコマ

その悪女に気をつけてください ネタバレ

その悪女に気をつけてください、はSoda Ice原作、Berry脚色、Blue Canna作画のファンタジー漫画です。

交通事故にあった平凡な女子大学生の主人公は、恋愛小説「愛するアイツら」の悪女である公爵令嬢メリッサ・ポジェブラトに憑依してしまいます。

忙しい大学生活に疲れていた主人公は、優雅な貴族生活を楽しもうと志します。

まず皇太子との婚約破棄に奮闘しましたが、小説の流れはなかなか変えられません。

4人の男主人公に出会い、人柄を確認したメリッサはそのポンコツ具合に絶望します。

その一方で、ヒロインであるユーリは期待通りの天使でした。

メリッサはユーリのために、付き纏って困らせる男たちの排除を決意します。

そんな中、専属執事のナインが急に泣き出してしまうのでした。

ここからは、その悪女に気をつけてください、の第29話のネタバレになりますので、ご注意ください。

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その悪女に気をつけてください【第29話】のネタバレ

ナインは目を大きく見開いて、呆然とメリッサの前で立ちすくんでいました。

「ナイン?」、とそんなナインの様子をメリッサは訝しみます。

ナインは、一連の出来事を見た結果、メリッサはユーリのことが好きなのだと解釈していました。

「あんな奴ほっといて愛し合おう・・熱く」とユーリの両頬を支えて愛おしそうに語りかけるメリッサと、「はい」と潤んだ瞳で応えるユーリの姿を、ナインは想像していました。

メリッサのピーコックに対する宣戦布告は、ナインにとってそれだけ印象的で、本気に見えたためにそう思ってしまったようでした。

メリッサがユーリに恩を売る目的の半分が、ナインの失った牙を治すためのためだとは微塵も気づいていません。

ジリジリ、と後ずさったナインは、泣き顔のまま部屋を飛び出していてしまいました。

「ナイン!?」とメリッサは声をかけますが、ナインは振り返りません。

「入ってきたばかりじゃない・・」と、メリッサにはナインの気持ちはさっぱり理解できないのでした。

その後のナイン

あれ以来ナインが少しおかしい、とメリッサは考えます。

ナインはメリッサをおぼろげな目で見てきたり、苦笑いをして視線をそらしたり、話しかけるたびに胸元を掴んでひと息ついたりしていました。

そして時々ユーリとメリッサを交互に見ては、頷きながら物悲しそうに帰ってゆくのでした。

・・今になって思春期とか?、と困惑した顔でメリッサは考えます。

そんなナインの謎めいた行動の原因も気になりましたが、メリッサには収拾するべきことがありました。

メリッサの挑発

「ポジェブラトさん、下りてきてくれません?」、とバルコニーの下から相変わらず高そうな服で着飾ったピーコックが話しかけます。

「なんで私が」とバルコニーで剣を磨きながらメリッサは応え、「アハハ・・話があるからです。ダメですか?」とピーコックが問います。

「今すればいいじゃん」とメリッサはつれない態度です。

ピーコック一行とエリザベス家は、現在微妙な関係にありました。

最強の魔術師である彼らは、ただでさえ部外者を歓迎しません。

大切なユーリにしつこくつきまとうピーコックらを、この領地内という無法地帯で放っておくわけがありませんでした。

なので、ピーコック一行は派手な行動には出ずに、屋敷の前でテントを張って陣取り、男爵家の出方をうかがっていました。

男爵家の者たちも、家の前を勝手に占拠されたのがしゃくに触ってはいましたが、追い払うことはできませんでした。

ピーコックは帝国最大の貿易商「クジャク」のトップです。

下手に刺激をすれば、食料などを調達するルートが途絶えてしまう可能性がありました。

あのエリザベス家も、魔法で食材を作り出すのは不可能であり、長期戦になればピーコックが優勢な状況でした。

そんな中に現れたのが、メリッサ・ポジェブラトなのです。

「お願いです。誠に恐縮ですが、この卑しい平民と話してくださいませんか。貴族のお嬢様」と、苛立ちを押し殺しながらピーコックが言います。

「まぁ。そこまで言うなら下りてってあげる」とメリッサは馬鹿にした笑いをして、ピーコックは引き攣った笑いを返すのでした。

「ヨナ、下りるわよ。ナインも」と声をかけてメリッサはピーコックのことに向かいます。

メリッサはピーコックに喧嘩を売った時から、反撃をしてきたら相手をするつもりでした。

3日かかってやっと喧嘩を吹っかけてきたのはイラつくけど!、とメリッサは考えます。

「メリッサ様!本当に大丈夫ですか?」と心配そうにユーリが駆け寄ります。

「直接会うのは危険かと。私も一緒に・・」というユーリに、「いいえ。ユーリさんの耳と目を大事にしなきゃ」とメリッサは止めます。

ピーコックの姿も見せたくないし声も聴かせたくないのでした。

そのうえ、ユーリが男爵家から一歩でも出てしまえば誘拐の危険性もありました。

「大丈夫です!ご心配なく。私の強さはご存知でしょう?クジャクなんかに負けませんよ!ササっと片付けて来ますから、あとで頼み事を聞いてください」と、メリッサは笑ってユーリに言いました。

そんなメリッサを見て、メリッサのお願いが自分に関することだと知らないナインは、痛む胸に手を当てます。

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「もちろん!どんなことでも喜んで!くれぐれも気をつけてくださいね!」と、ユーリは嬉しそうに頬を染めてメリッサに答えるのでした。

ピーコックとの対峙

『小説を読んでいた時は気づかなかったけど、ユーリって結構大げさね。たかが前庭に出てくだけで心配しすぎ』と考えながら、メリッサは頬をかきました。

「おーい、ザコジャック」とメリッサが声をかけると、「・・ピーコック・メロディです。お見知り置きを」とピーコックが本心を見せない笑みで答えます。

上っ面だけは一丁前ね、とメリッサは鼻で笑い、目の前のピーコックを観察します。

『しかもこいつ・・頭からつま先までブランド品で全身を固めてきやがったわ。ちょっとやりすぎ!どんだけ金持ちアピールしたいわけ』と、メリッサは呆れてため息をつきました。

「ライバルの名前を覚えてどーすんの。早く用件でも言ったらどう?」と耳をほじりながら面倒そうにメリッサは言います。

「・・そうですね」と、表面は笑顔ですが、まるで威嚇する蛇のような威圧感を発してピーコックが応えました。

背筋に悪寒が走るのを感じながら、メリッサは計画を思い起こします。

ユーリとピーコックが会うのを阻止して、メリッサが出ていくのには理由がありました。

それはピーコックの執着心です。

ピーコックの監禁、暴力、関心などは全て、自分が「愛する人」にのみ向けられます。

愛情がなければ異常なことはせず、執着すれば骨でも愛でるという、変わった趣味の持ち主なのでした。

「ポジェブラトさん、決闘の申し込みをし・・」とピーコックが投げたハンカチを、「最後の部分聞こえなかった」と見事にキャッチしてメリッサは言い放ちます。

私には勝つ自信しかない、と内心で呟いてメリッサはニヤリと笑います。

こいつがどんなマネをしようと私が踏み潰してやるんだから、と決意していました。

「最後まで言いなさいよ」とハンカチをヒラヒラさせながらメリッサは挑発し、「決闘の申し込みをしたいんです」とピーコックが警戒しながら言いました。

この演出のために下りてこいていったわけ?たしかにヒイヒイ言って窓にはたし状を投げつけるのもカッコ悪いしね、とメリッサは理由を理解しました。

もちろん今もカッコ悪いけど、と思いながら、「私とあんたが?あんたって肉体派だったんだ」とメリッサがピーコックに剣を向けます。

「いや!!その決闘じゃなくて。種目は別のもので!」とピーコックはギョッとして続けます。

「剣じゃなくて銃がいいって?」と笑うメリッサに、「いえ!少しは文明人らしくできませんか!」と叫ぶようにピーコックは言います。

「はぁ・・じゃあなんの種目なの?」と問うメリッサに、「・・その前に、お互いに何を賭けるか決めませんか?」とピーコックが問います。

「決闘にかけるのは首しかなくない?」と武闘家の顔でメリッサが言いますが、「あなたの首なんていりません」とピーコックは言い、「私は欲しいわあんたの首」とメリッサは引きません。

「首以外に何があんのよ〜。・・まさかユーリ?」とメリッサはピーコックを睨みます。

メリッサの先制攻撃

「もしそうなら、あんたはほんとただのクズよ。ユーリは物じゃないわ。本人がいない時に勝者にユーリを!なんてほざいたら、冗談抜きであんたの首をもらうから。わかった?」と、先を読んでいるメリッサはピーコックに釘を刺します。

図星なのか、言葉の暴力に屈したのか、しばらくピーコックは震えてしゃがみ込んでいましたが、すぐに復活しました。

「・・フッ。・・もちろん違いますよ!私が勝ったらあなたにはここを去ってもらいます!」とピーコックが言い、「そう。じゃあ私が勝ったらリプトンから出て行ってね」とメリッサは答え、「まぁ・・いいでしょう」とピーコックもそれを受けます。

私がいなければユーリをものにできるって考えね、と呆れながら「それで望みの種目は何なのよ?」とメリッサは尋ねます。

『良心をもたないこいつでもさすがに公平な種目を選んだはず。自分に有利な種目を提案するなんてズルいことはしない、だってこれは良心の問題以前にプライドの問題』とメリッサは考えました。

「種目はクイズ!『この世で最も高価で希少な物』をそれぞれ考えて買ってくるんです。相手が何を買ってきたのか先に当てた人が勝ちです」とピーコックが自信満々に宣言しました。

想像以上に超絶ズルくて小説の読みすぎ野朗だったんだな、と達観した呆れ顔でメリッサはピーコックを見るのでした。

第30話に続く>>

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その悪女に気を付けてください【第29話】の感想

ピーコックのお金持ちぶりが衣装や背景の書き込みからもよくわかりますね

相変わらず作画が綺麗です!

ユーリが傷つかないように色々メリッサは考えて、優しくて男前ですね。

盛大な誤解をしているナインが、本人は真剣なのでしょうが可愛いです。

ピーコックが仕掛けてきた勝負を、メリッサはどう切り抜けるのでしょうか?

次の話も楽しみですね。

まとめ

今回は、ピッコマで配信されている「その悪女に気をつけてください」の第29話のネタバレと感想をご紹介しました。

「その悪女に気をつけてください」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。

応援していきたいですね。