お嬢さんの執事は、ピッコマで配信されている原作HA YaeJi・漫画cheomjiの作品で、お気に入りの小説の主人公・シャルロッテになってしまった夢莉が、お気に入りのキャラクターであるランスロットを死なせずに幸せにするため奮闘する恋愛漫画です。
夢莉とランスロットが幸せな朝を過ごしていると、皇帝陛下の使者としてベスティーア公爵が訪ねてきます。
必要以上に構ってくるベスティーア公爵に対し、夢莉は剣を向けました。
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お嬢さんの執事【22話】のネタバレ
「ははっ何をそんなに神経質になってるんだ?」とベスティーア公爵は笑います。
「神経質?」と言って夢莉が剣を投げると、隠れていたベスティーア公爵の部下の肩に刺さりました。
ベスティーア公爵の興味
「これでも私が神経質だと?」と夢莉が聞くと、ベスティーア公爵は「皇帝の勅令を持ってきたの者の部下を攻撃したのかシャルロッテ」と言いました。
夢莉は怯まずに「ここは私の屋敷、私の領地です。彼の他にもあちこちに人の気配を感じるわ。いまから戦争するつもりなのかしら?」と言い、ベスティーア公爵との間に火花が散ります。
喧嘩を売ってはみたのもの、ベスティーア公爵もソード・マスターと呼ばれるほどの使い手です。
「もし戦うことになったら長期戦を覚悟した方がよさそうね…」と夢莉が考えていると、「わかった。これで退散するよ」とベスティーア公爵は笑みを浮かべました。
拍子抜けしている夢莉に、ベスティーア公爵は「どうして驚くんだ?別に嘘じゃないぞ。あんたに興味が湧いたんだ。今日のことでさらに魅力的に思えてきたよ」と言います。
「え~っ何なの?こいつまさか…俺にそんな態度をとる奴はお前が始めてだ…って惚れちゃうパターン⁉」と夢莉は寒気を感じながら、「私はあなたのこと嫌いなんですけど…」と言いました。
「はは。あんたの気分を逆撫でしたくないから今日のところは帰ってやるよ。あ、勅命の件は好きにしろ。とにかく俺は伝えたからな」と言ってベスティーア公爵は去っていきます。
ベスティーア公爵の後ろ姿を見送りながら夢莉は「…ランスロット塩を撒いて」と頼みます。
「塩ですか?どのくらい必要ですか?1トンくらい…?」と魔法を発動させようとするランスロットに、夢莉は慌てて「え…?いやいやそんなにいらないわ!」と止めました。
「ただ言ってみただけよ。嫌な人が帰っていくときには塩を撒くものなんだけど…」と説明する夢莉に、ランスロットは「はぁ…」とよく分かっていない相槌を打ちます。
「それよりもランスロット!よく我慢したわ」と夢莉はランスロットの頬に手を添えました。
ランスロットへのご褒美
「私だけじゃなく、あなたもアイツのことが嫌いでしょう?もし二人が喧嘩したら…って心配してたのよ」と話す夢莉に、「僕も危うく手が出そうになりましたが…それは迷惑がかかってしまいますし、お嬢さんを困らせたくないので我慢しました」とランスロットは甘えるように夢莉の手に顔を寄せます。
赤くなってしまった顔を隠すように「うっ…じゃあもう帰ろう!山火事だか何だか片付けに行くなら早く準備しなきゃいけないし…」と夢莉は屋敷に戻ろうとしますが、「そのことなら急ぐ必要はありません」とランスロットに引き止められました。
「もう少しだけ…僕にご褒美をくださいませんか…?」とランスロットに後ろから抱きしめられた夢莉。
「だけど皇帝が…」と夢莉が言いかけたところで、「お嬢さん、僕と婚約した理由を覚えてますか?」とランスロットに聞かれました。
「ええ覚えてるわ。私が好きな人のために基盤を作るのが目的だって…」と答えたところで、夢莉は互いの目的のために形だけの婚約をしようとしていたけれど、思いが同じならわざわざ皇帝陛下の機嫌取りをする必要はないことに気が付きます。
「もうおわかりだと思いますが、それは全て口実に過ぎなかったんです。僕はただお嬢さんの傍にいたかっただけ」と話しながらランスロットは夢莉の前に回り込みました。
「本当はそんな言い訳なんてしないで正直に言いたかったんです。僕と婚約してくださいって…」と告白するランスロットに夢莉は抱きつき、「当たり前でしょランスロット。ずっと傍にいるから」と笑いかけました。
「う~ん…だけどやっぱり山火事は気になるわ。そういうのは動物や植物にも被害が及ぶから…」と呟く夢莉に、「そう仰ると思いましたよ。僕も…弱者が辛い思いをするのは見たくありません。では魔塔に伝えて山火事を解決するように指示しておきます」とランスロットは言いました。
夢莉は「やっぱり私のランスロットだ!有能で優しい心の持ち主。ほんっとに天使のよう…!」と思いました。
山火事と死体
魔塔の魔法使いであるガリアンは「ロシャン様は悪魔ですよ!」と声を上げました。
同じく魔塔の魔法使いであるファイドに「…ガリアン、そういうことは軽々しく口にするものではありません」と注意されますが、「わかってますけど…でも見てくださいよ!」とガリアンは辺りを見渡します。
体力の限界まで魔法を使った魔法使いたちが地に伏している様子を見ながら、「ティエリス国の火事のためにどうして僕たちが動員されなきゃいけないんですか?しかもロシャン様は来ないし」とガリアンは文句を言いました。
「ロシャン様は婚約者に格好つけたいだけじゃ…」と言いかけたところで、「ファイド様ガリアン様!来てください!魔法使いに死傷者が出ました!」と呼ばれました。
火事のせいで火傷を負っているがそれが死因ではなく、剣で刺された傷がある死体を見てガリアンは「いったいどういうことなんだ?」と呟きます。
「これがあの遺体の手に握られていました」と手渡された紙には悪魔を呼ぶ魔法が記されていました。
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お嬢さんの執事【22話】の感想
ベスティーア公爵が夢莉に対し興味が湧けば湧くほど、全てを捨てて皇女殿下になった本物のシャルロッテも巻き込んで何かが起きそうで不安になります。
幸せそうなランスロットと夢莉に反し、スアード地方の山火事で魔法使いに死傷者が出ており、今後の展開が気になります。
まとめ
今回はピッコマで配信されている「お嬢さんの執事」の22話のネタバレと感想をご紹介しました。
「お嬢さんの執事」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。