こちらでは、ピッコマ漫画 お兄ちゃんたちに気をつけて!【第5話】のネタバレ&感想をご紹介しています。
7才の時、エルンスト家の養女として引き取られたハリ。
天使だと思っていた3人の兄は、実は悪魔のような存在だった。
名家に嫁ぐことでようやくエルンスト家から出られることに。
だが、目が覚めると、なぜか子どもの頃に時間が巻き戻っていて―!?
具合を悪くしたハリは両親が帰るまでの間、ユージンたちにきつく当たられていた。
いつまでも覚めない子ども時代の夢に立ち向かうハリだったが・・・
ここからは、お兄ちゃんたちに気をつけて!【第5話】のネタバレになりますので、ご注意ください。
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お兄ちゃんたちに気をつけて!【5話】のネタバレと感想
帰ってきた両親は兄たちには目もくれず、すぐハリに駆け寄る。
ベッドに横たわる彼女を心から心配している様子で、好物であるポタージュを食べさせてくれる公爵夫人。
そんな優しさに心動かされたのか、夫人のことを“お母さん”と呼ぶハリ。
驚いてスプーンを落とした夫人は、涙を浮かべて喜び、そんな二人を見る公爵も心うたれている。
これまでのハリは、公爵夫妻のことをそんな風に呼んだことはなかった。
両親からありがとうと言われ、抱きしめられるハリ。
一部始終を見ていた3人の兄たちは、険悪な顔つきになる。
“フンいい気味だわ”
“どうせすぐに覚めない夢なら 好き勝手にやらせてもらうわ!”
嫉妬する兄たち
夫妻から溺愛され、たくさんの高価な服を買い与えられるハリ。
次男のキャベルは、両親を独占するハリに対し、全然似合っていない、いくら着飾ってもアリナにはなれないと叫ぶ。
“オレの父さんだぞ!”
怒った公爵に連れていかれるキャベルを見て、良い眺めだとほくそ笑むハリ。
そして三男のエーリッヒからは、さらにあからさまな敵意をぶつけられる。
部屋に戻ろうとしたハリにわざと足をひっかけ転ばせたのだ。
“ボクらの目の前から消えろ!”
ケンカが始まり、夫人から何事か訊ねられる二人。
訳を説明しようとしたハリの言葉を遮り、ハリが勝手に転んだと嘘をつくエーリッヒ。
ユージンに至ってはさも、心配しているかのような白々しい顔で転んだハリに手を差し伸べる。
全てを分かったうえで天使のような微笑みでお礼を言うハリ。
ユージンはその表情に驚き、咄嗟にハリの手を振り払ってしまうのだった。
ひとり残されて
ハリの身体を心配した夫人は、薬の買い出しもかねて家族全員で出かけようと言い出した。
“家族全員”という言葉に嫌な予感しかないハリ。
兄たちの顔をちらりとみやると、案の定こちらのことを睨みつけている。
“お母さま・・・どうやら地雷を踏まれたようですが”
夫人が出ていったあと、お前の演技は自分たち兄弟には通用しないと告げるユージン。
ハリに対して“家族”という言葉がつかわれることに対して嫌悪感を募らせている様子。
終いにはお前なんて嫌いだ!とエーリッヒに捨て台詞を吐かれる始末だ。
ひとりその場に残され、ため息をつくハリ。
これはまだ可愛い方の嫌がらせだと自分に言い聞かせる。
自室に戻ると、部屋全体が真っピンクになっていた。
イヤだと感じたが、自分のために公爵夫妻が準備してくれたことを考えるとそんなことは口が裂けても言えない。
疲れてベッドに倒れこむハリ。
そして会ったことのない少女に思いを馳せた。亡くなったアリナ・エルンストである。
“あなたはすごく愛されていたのね”
そして、亡くした娘の面影をみて自分のことを溺愛している誰かのこと、亡くした妹の代わりにやってきた自分を受け入れられない誰かたちのことを思った。
20年間耐えてきたのだから、きっとこれからも耐えられると自身を励ますハリ。
しかし耐えきれず嗚咽がこみ上げてくるのだった。
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お兄ちゃんたちに気をつけて!【5話】の感想
前話にも増して“お兄ちゃんたち”との溝が深まっていく5話でした。
どうしてハリが3人の兄たちからひどい扱いを受けることになったのか、その理由が見えてきました。
過去の辛い思い出をもう一度やり直すなんて、ハリの運命は非常なものです。
それでも気丈にふるまうハリの笑顔にきゅんときちゃいましたね!
ユージンもハッとさせられていました。
家族みんなの気持ちが通いあう日は来るのか?・・次回の展開が待ち遠しいです!
まとめ
今回ご紹介したのは、ピッコマで独占配信されている「お兄ちゃんたちに気をつけて!」の第5話になります。
他の漫画配信サービスでは読むことはできません。
本作品はピッコマにて1日1話無料配信されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!