こちらでは、ピッコマ漫画 お兄ちゃんたちに気をつけて!【第10話】のネタバレ&感想をご紹介しています。
7才の時、エルンスト家の養女として引き取られたハリ。
天使だと思っていた3人の兄は、実は悪魔のような存在だった。
名家に嫁ぐことでようやくエルンスト家から出られることに。
だが、目が覚めると、なぜか子どもの頃に時間が巻き戻っていて―!?
立派な馬車に乗って、一家全員で街に繰り出すエルンスト家。
楽しい一日になるかと思いきや、ハリに嫉妬するエーリッヒは母親から叱られてしまい・・・
ここからは、お兄ちゃんたちに気をつけて!【第10話】のネタバレになりますので、ご注意ください。
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お兄ちゃんたちに気をつけて!【10話】のネタバレと感想
母親に優しく抱きしめられているエーリッヒ。
すっかり夕方になり、あたりは茜色に染まっている。
ようやく機嫌を直したエーリッヒに、ホントお子様と思いながらも、ホッとするハリ。
父親は知人から話しかけられ、しばらく時間がかかりそうな様子。
すると母は、長話になりそうだから、ハリと一緒に薬を受け取りに行ってほしいとユージンに頼む。
ユージンとハリの表情は瞬時に固まった。
そしてさらに、はぐれないよう手をつなぎなさいと言われてしまう。
母から手を繋がされた二人は、行ってらっしゃいと笑顔で見送られる。
ユージンが父からぶたれたてしまったあの日以来、一度も会話していない二人。
気まずさのあまりうつむくハリ。
するとユージンは、思いがけない質問をしてきた。
「元いた場所に帰りたいか?」
もちろん、と即答するハリ。
それは20年後に戻りたい、という思いで発した言葉だ。
ふと気が付くと、ユージンはハリの手を放して見えなくなってしまった。
ひとり残されて
人ごみの中に独りでたたずむハリ。
“私が今本当の7歳だったら 受け止めきれるだろうか”
ユージンはわざとハリを残して行ってしまったのだ。
路地裏に座り込んで物思いにふけるハリ。
迷子になっても心は27歳の大人、さすがに落ち着いている様子。
兄の手の温かみを思い出していると、ある疑問が脳裏に浮かびあがった。
“待って・・・以前 こんな出来事なんてあったっけ?”
ひょっとすると、子ども時代に戻ってきてしまったことで、未来が変化しているのかもしれないと考えるハリ。
昔を思い返してみても、迷子になった記憶などない。
でも、不思議なことに自分を置き去りにしたユージンへの憎しみは湧かなかった。
戻ってきたユージン
通りすがりの親切そうな女性から、どうしたのと声をかけられるハリ。
迷子になったのかと心配してくれているようだ。
大丈夫ですと落ち着き払って答えるハリ。
あまりに大人びた様子が不自然で、首を傾げられる。
このまま人ごみに紛れて進んでいけば、どこにでも行けるのではないか。
自由になれるのではないか、そんな考えが頭をもたげた。
そして、なぜこれまでの自分はエルンスト家を出ていこうとしなかったのかと疑問を抱いた。
いろいろな思いが頭の中をめぐり、顔を膝に押し付けるハリ。
すると、また誰かが近づいてきた。
気づいて見上げた先にはユージンの姿があった。
息を切らしている。
よく見ると、手は小刻みに震えていた。
「行くぞ」、と短い言葉をかけてくる。
ハリはそんなユージンを責めることなく、用事は終わったのかと笑って問いかける。
意外なハリの反応に一瞬、目を見開いてしまう。
帰ろう、と声をかけるユージンに対し、疲れたと返すハリ。
置き去りにしたことに罪悪感があるユージン。
少し考えた後に、分かったよ、とおんぶのポーズ。
兄の背中に乗りながら、髪を引っ張り、乗り心地が悪いと憎まれ口をたたくハリであった。
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お兄ちゃんたちに気をつけて!【10話】の感想
雨降って地固まる、という言葉がふさわしい10話でした。
ハリを置き去りしたユージンが、やはり後悔して戻ってきたシーンは胸にこみ上げてくるものがありました。
ある意味でハリとユージンを二人きりにしたお母さま、グッジョブですね!
そして今回の話で、未来が変わってきている可能性が出てきました。
あきらかにハリの変化が影響していると思われます。
ハリの行動は未来を変えられるのか、次回が待ち遠しいです!
まとめ
今回ご紹介したのは、ピッコマで独占配信されている「お兄ちゃんたちに気をつけて!」の第10話になります。
他の漫画配信サービスでは読むことはできません。
本作品はピッコマにて1日1話無料配信されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!