その悪女に気をつけてください、はSoda Ice原作、Berry脚色、Blue Canna作画のファンタジー漫画です。
交通事故にあった平凡な女子大学生の主人公は、恋愛小説「愛するアイツら」の悪女である公爵令嬢メリッサ・ポジェブラトに憑依してしまいます。
ピーコックを追い払うことに成功したメリッサは、ユーリに「お願いを聞いて欲しいんです」と告げるのでした。
ここからは、その悪女に気をつけてください、の第33話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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目次
その悪女に気をつけてください【第33話】のネタバレ
夕焼けの中、メリッサは「お願いを聞いて欲しいんです」とヒロインのユーリに告げました。
それを聞いて顔を輝かせたユーリは快諾します。
その嬉しそうな顔に、『やっつけてもらったのが相当嬉しかったのね』、とメリッサは感じました。
ピーコックの付き纏いには本当に困っていたのでしょう。
メリッサは、狼人間で専属執事のナインが失った舌と牙を元に戻せないか、とユーリにお願いします。
ユーリは「うーん、魔法で。普通の人間ならそう難しくないのですが、狼人間となれば話は違ってきます」と難しい顔をします。
無理なのだろうか、と心配そうな顔をするメリッサでしたが、ユーリは「直に魔法を使うのは難しいですが、間接的なものを使えばいけそうです。魔法薬とか・・」と何か思いついたようでした。
帝国初の試みだと思うので、と前置きをしますが、ユーリは腰に両手を当てて自信満々に見えました。
「まぁ、不可能も可能にしてみせます!メリッサ様のお願いごとなんですもの。ちまたでは魔法の天才って呼ばれてますし、修練だって頑張っているんです」と笑います。
そんな様子を見て、『ユーリも小説とは少しキャラが違うわね。でも気に入った』とメリッサも笑うのでした。
「本当に助かります。お願いしますね」とメリッサがユーリの手を握って言えば、「そんな!完成したら連絡します」とユーリはその手をブンブンと縦に振りました。
『これで目的は全部終わった』、とメリッサはホッとしました。
家に帰ったら少し退屈になるんだろうな、でもちょっぴり恋しい気も、などと呑気なことを考えますが、その思考はユーリの一言で吹き飛ばされます。
ユーリの提案
「ですがその前に!」と青い目を輝かせたユーリが、メリッサの眼前に顔を近づけます。
「父が晩餐会に招待したいと言っています。今夜いかがですか?」と誘うのでした。
養女のユーリを愛してやまないという設定の男爵は、男を追い払ったメリッサに感謝しているようでした。
断るのも悪いと思ったメリッサが承諾すると、ユーリは大いに喜びます。
晩餐会は3時間後だと伝えるとともに、ユーリはメリッサぼ好きな食べ物や嫌いな食べものなどを怒涛に聞きます。
とても浮かれて楽しそうなユーリを見て、『あらあら・・元気だこと」とメリッサは苦笑いするのでした。
メリッサの支度
ユーリが飛び出していくのを見送った後、メリッサはベッドの上で仰向けになっていました。
一件落着したせいか、晩餐会用の服選びも明日の荷造りも、全て面倒くさくなってしまったのです。
10分だけ横になろう、とメリッサは目を閉じましたが、侍女のヨナに起こされた時にはすでに三時間が経過していたのでした。
慌てて着替えて会場に向かいメリッサは、侍女のヨナに起こさなかったことに関する文句を言います。
一方で、専属執事のナインは困り顔が可愛いから許して、ヨナには「差別もいいとこ」と呆れられるのでした。
エリザベス男爵
ユーリの養父であるエリザベス男爵の態度のデカさは、父である公爵といい勝負だとメリッサは思っていました。
そして、男爵は悪い癖を持っていました。
「遅れてすいません!」とメリッサが会場に飛び込むと、部屋は酔っ払いで溢れていました。
それを見てメリッサは一気に嫌な顔をします。
「お待ちしておりましたよ」、と片手のワインを回しながらエリザベス男爵はメリッサに話しかけます。
そして、「私の隣へどうぞ。ポジェブラトさんのための晩餐会ですから」と、自分の隣の席にメリッサを呼びます。
そんなところに座りたくないメリッサでしたが、『こんな大勢の前で拒否するのはマナーじゃない』、と大勢の視線をチクチクと感じながら躊躇います。
すると「しかし今日の主人公といえど遅刻は遅刻。罰杯は飲ませないと」とエリザベス男爵はニヤッと笑います。
男爵の一番悪い癖は、相手に永遠に酒を飲ませることでした。
丼にも見える器に、ワインが並々と注がれます。
『前世では結構いける口だったけどメリッサの体はどうだろう・・』と主人公は心配します。
「さあ、一杯どうぞ」ろワイン丼を渡されたメリッサは周囲を見渡しますが、誰も助けてくれそうにありません。
覚悟を決めたメリッサは、意を決して飲み干すのでした。
飲み会の行方
誰も彼もが飲み続け、ついにエリザベス男爵もベロベロになった時、メリッサは最後の勝者として正気でいました。
『こんなにお酒に強い体質だったとは・・心配したのがばかみたい』と、未だワインをちびちび飲んでメリッサは考えます。
そろそろ帰ろう、とヨナとナインを探しますがなかなか見つかりません。
メリッサの予想では、ヨナは量を調整して飲んだだろうし、ナインはお酒が苦手だから飲んでいないと思われました。
廊下に出て探していた時、メリッサは急に誰かに抱きつかれてしまいました。
それは、顔を真っ赤にして、酔った様子のナインでした。
第34話に続く>>
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その悪女に気を付けてください【第33話】の感想
ユーリはまるで向日葵のよう元気で可愛くて、さすがヒロインだ感じます。
エリザベス男爵の悪い癖がまさかの酒の強要と驚きました。
まったく酔わないメリッサもすごいです。
ナインは相変わらず可愛らしく描かれていますが、最後のシーンはあまり見ない顔をしていましたね。
ナインは一体どうしてしまったのでしょうか。
次の話も気になりますね。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「その悪女に気をつけてください」の第33話のネタバレと感想をご紹介しました。
「その悪女に気をつけてください」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。