お嬢さんの執事は、ピッコマで配信されている原作HA YaeJi・漫画cheomjiの作品で、お気に入りの小説の主人公・シャルロッテになってしまった夢莉が、お気に入りのキャラクターであるランスロットを死なせずに幸せにするため奮闘する恋愛漫画です。
魔力に敏感なガリアンは悪魔の研究をしており、メフィストを追跡の協力をしてもらえることになりました。
夢莉たちの去り際、カンデンティアの力を持ったレイナウト家の先祖たちのほとんどが若くして亡くなったので、あまり使わないようにとガリアンは忠告してきました。
\随時更新中!/
お嬢さんの執事【33話】のネタバレ
ガリアンの忠告を聞いた夢莉は「はは…それってどういうこと?死亡フラグが立ったってこと?」と困惑します。
ランスロットはガリアンの頭を掴み「自分の発言にはちゃんと責任取れるんだろうなガリアン?」と脅しました。
カンデンティアを扱う者の死
ガリアンは「うわぁロシャン様!落ち着いて聞いてください!怒るのは話を全部聞いてからでもいいじゃないですかっ!」と慌てます。
「ということは君は自分の言うことに確信があるということだな?責任持てるってことだな?」とランスロットに念を押され、ガリアンは「それは…まぁ、ロシャン様の期待に応えられるかどうかはわかりませんが」と答えました。
夢莉はランスロットの手を握り「ランスロット、とりあえず聞きましょう」と言います。
美しい婚約式の日に聞きたい話ではありませんでしたが、婚約式の準備中には神経質に思えるくらいとても焦って見えたり、自分よりも震えているランスロットの手に夢莉は「こうして私のためを思ってくれる人がいるから、私は大丈夫」と心に決めました。
「どんなことも知ってた方がいいじゃない。カンデンティアはメフィストにかなり効果があったわ。それに今日も…だからこれからも必要な時が来るかもしれない」と夢莉はランスロットを説得します。
「…お嬢さんが嫌がることや危険なこと、そのどちらもお嬢さんには近づけたくないのに、どうしてこんなにも気に障ることが多いのか…」とランスロットは頭を悩ませました。
「さっきの結界についてのことですが…僕が軽率でした。これからはお嬢さんが力を使うことのないように、邪魔なものは僕が前もって取り除いておきますから」と言うランスロットに、夢莉は「ねぇランスロット、私はそんなこと望んでないわ」と反対します。
「それがまったく根も葉もないでたらめな話だと思ったら、あなたは無視してたはずよ。それなのにこんなふうにガリアンを責めてまで真実を確認しようとしてるのは彼のことを信じてるからよね?だから私も信じるわ。ちゃんと聞いて判断しよう」と言って夢莉はランスロットにキスをしました。
「またそんなふうにすべてを見抜いたように…」と不服そうなランスロットに、夢莉は笑って「ランスロットも同じでしょう?好きな人のことはいつもよーく見てるんだから」と答えます。
ランスロットが夢莉の手を握り返し、納得したのを確認した夢莉は「さぁガリアン。話してちょうだい」と言いました。
「えーと…カンデンティアは神の贈り物だと言われるほどの能力ですが、同時にそれくらい扱いが難しいので、その能力が発言する人はそれに相応しいマナと才能を兼ね備えているそうです。まぁ言ってみれば天才のことですね」とガリアンは説明し始めます。
「それほどの天才たちが早死にする理由は単純なことで、使い方をよくわからないままカンデンティアを乱発したからなんです」と述べるガリアンに、「…戦争ね」と夢莉は言いました。
「はい。内部であれ外部であれ武力を使うようなことは限定されています」と答えたガリアンに、夢莉は「カンデンティアの使い方がわからないってどういうこと?っただ使うのではなく正しい使い方があるってことなの?」と聞きます。
「そうです。カンデンティアを正しく使うためにはまず、それを補助するものが必要なんです。カンデンティアという剣を補助するもの…それは剣の鞘です。それを見つけ出すまではカンデンティアを必要以上に使ってはいけないのです。神聖力は一般の人にとって毒と同じです」とガリアンは説明しました。
「神聖力だって…?」とランスロットに聞かれ、「はい。カンデンティアは神の権能の一部を分けてもらうものなのです。だてに神の贈り物だと呼ばれてるわけじゃありません」とガリアンは答えます。
「そんな話はレイナウトの直系である私でも初耳だわ…いったいあなたはどうやって知ったの?」という夢莉の質問には、「それは今までレイナウト家内で事実を隠蔽してきたからなんです。一族の内外でもいろいろ噂される能力なので…僕は魔塔の記録を研究している最中に知ったんです」とガリアンは答えました。
「どうですかロシャン様!これならロシャン様の期待に沿って…」と言おうとしたガリアンの隣で爆発が起きます。
それはランスロットが出した魔法で、「全然足りない。一番重要な剣の鞘が何なのかわからないじゃないか。君の推測も含まれているようだし…確かな情報をすべて集めて事実を洗い出せ」と指示を出しました。
「はい!ではすぐに!」と返事をするガリアンに、「今すぐではなく、まずここに悪魔がいるかどうか探すことに集中しろ。俺は他にやることがあるから…」とランスロットは言います。
「あっそうだった。ロシャン様は何をしようとしてたんですか?」とガリアンに聞かれたランスロットは、夢莉の腰を抱き寄せて「知らないのか?婚約式だよ」と答えました。
婚約式前の最後のひととき
式場に近くに戻ってきたランスロットは「万が一にも…魔力には直接触れないように気をつけてくださいね。その中には強力な呪いと死が宿っていますから」と夢莉に注意します。
悪魔と遭遇しても耳を貸してはいけないこと、悪魔は救うと見せかけて奈落に突き落としてくるのだと、くどく話すランスロットに「わかったわ。ところで話はそれで全部?」と夢莉は聞きました。
「え…?えーと、それから…カンデンティアは絶対に使ってはいけま…」と言いかけたランスロットのおどこを夢莉は指で軽く突き、「そうじゃなくて!」とキスをします。
「…式場でって言ってたのに…」と言うランスロットに、「だって~婚約式を控えたフィアンセが聞きたい言葉じゃなくて心配することしか言わないんだもの」と夢莉は返しました。
「今日は私たちの日よ。皇帝でもベスティーア公爵でもメフィストの日でもないわ」と夢莉は言いながら、「…そしてシャルロッテの日でもない」と思います。
「そんなに心配しないで。できることはすべてやったわ。だから残りは与えられた状況で最善を尽くせばいいの。それが私たちがすべきことよ。あなたが私のために準備してくれたこの美しい場所で幸せになろうって約束すること」と夢莉はランスロットを見上げました。
「…お嬢さんの言う通りです。あなたの言うことだけが正しい…」とランスロットは夢莉を抱きしめ、「だから…精いっぱい幸せになることを約束します」と口づけを落としました。
金の音と美しいピアノのメロディが森に響き渡り、長いウェディングロードの先には夢莉の愛する人が立っています。
「続いて婚約者シャルロッテ・レイナウト」と呼ばれ、一歩一歩ランスロットに近づく夢莉。
「私たちは本当に…」と思いながら、ランスロットが差し出した手に夢莉も手を伸ばしました。
\随時更新中!/
お嬢さんの執事【33話】の感想
カンデンティアを扱うためには剣の鞘がいることが今回判明しましたが、剣の鞘とは一体何なのか、まだまだ謎は多いです。
カンデンティアの力が今後の展開を左右していくことになりそうなので、謎が明らかになっていくのを楽しみにしたいです。
また、ついに始まった婚約式が何事も無く終えられることができるのか、次の話も気になります!
まとめ
今回はピッコマで配信されている「お嬢さんの執事」の33話のネタバレと感想をご紹介しました。
「お嬢さんの執事」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。