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全ては勘違いだった【第19話】のネタバレ・感想|ピッコマ

全ては勘違いだった、はG-ANNE原作、MIM作画の恋愛漫画です。

前世で読んだ小説の悪女ドルーア・バローズに生まれ変わっていることに気付いた主人公は、処刑を避けるために動き出します。

幼い頃のドルーアは、ノクターンに虫を殺さないでと頼みます。

ここからは、全ては勘違いだった、の第19話のネタバレになりますので、ご注意ください。

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全ては勘違いだった【第19話】のネタバレ

「殺さないでノクターン!」と幼いドルーアは言って、『あ・・コガネムシのことか?』と幼いノクターンはブンブンと音を立てて飛び回る虫を見上げます。

「コガネムシ好き?」とノクターンが問えば、「ううん、全然」とドルーアは答えます。

「じゃあなんで・・?いや、そもそも殺すつもりなかったけど。僕の話が信じられない?」とノクターンは問いかけ、「最低だから。私は生き物を殺すのは本当に最低だと思う」とドルーアは忠告します。

「たかだか・・虫1匹だろ?」とノクターンが言えば、「あなたは人も虫扱いするでしょ」とドルーアはそっぽを向きます。

「絶対殺さないでね」とドルーアが何度も言うため、ノクターンは魔法でコガネムシを窓の外に逃がしました。

「えらかったね、ノクターン。何であれこれからも絶対に殺さないでね!約束して」とドルーアは笑顔でノクターンに指切りを要求し、その笑顔にノクターンは少し照れるのでした。

ノクターンの現実

ノクターンは目を覚まし、幼少期の夢を見ていたことに気づきます。

窓からは眩しい光が差し込んでおり、『1日中寝ていたのか?いや、もしかすると1日以上・・』とノクターン推測します。

「!?」と突然飛んできた短剣に反応したノクターンは、刺さる直前で刃を掴んで止めます。

手から血が出たノクターンでしたが、ナイフが飛んできた方向の物陰に隠れている人物を視界にとらえます。

ノクターンはすぐに駆け寄って捕まえて、犯人を床に投げ飛ばしました。

衝撃でフードが脱げ、犯人の正体は護衛騎士のブラーマン・ダフであるとわかりました。

床にへたり込んだまま怯えるブラーマンを放っておいて、ノクターンはトロールの血の入った瓶を置いてあった机に向かいます。

『トロールの血を準備しておいて正解だったな。眠っている間に体がほぼ回復したから内傷には必要ないけど、今新しくできた傷にはトロールの血が薬になる』と考えながら、ノクターンはガラス瓶を開けて傷にふりかけます。

「なぜ・・確かに意識を失っていたのに!」とブラーマンはよろけながら立ち上がり、「何だよ今更」とノクターンはうっすら笑います。

ノクターンは常に油断はしていないのでした。

『ポーションや聖水の力も借りられない僕に、唯一の治療剤、トロールの血』と、ノクターンはみるみる消えていく手のひらの傷を眺めます。

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ブラーマンの裏切り

「僕が知らなかったとでも?ブラーマン・ダフ?本当にそう思ってたならがっかりだ」とノクターンは言い、「どうか許してください!私はただ言われた通りにしたまでです!パトシア様の命令で・・」とブラーマンは肩を落として土下座します。

「そうだな。それも知ってる。お前を通じて母は僕がどう過ごしてるか知ることができるからな。そして僕は人の夢を通じて記憶を覗く能力があるから」とノクターンは言います。

母が監視のために送った人間だと知っていて、ノクターンは子供の頃からブラーマン・ダフを手下にしていました。

ノクターンはブラーマンの記憶を覗いて、逆に母であるパトシアを監視していたのです。

『ただ権力にくっついている実力もないバカだと思っていたが・・。催眠にかかったフリができるとはな』とノクターンはクスッと笑います。

ブラーマンはモゾっと腕を動かして自らの懐を探ります。

『そうだ虫。貪欲で分際をわきまえないコバエ』と、そんなブラーマンを見てノクターンは考えます。

ブラーマンが懐から取り出したのは短剣で、切りかかってきたブラーマンをノクターンは余裕の表情で避けました。

ノクターンはすぐにブラーマンを魔法の黒い縄のような力で拘束し、「ぐわあっ!!」とブラーマンは呻き声を上げて膝をつきます。

「逆によかったよ。あの日聖水を飲んで。危うく死ぬところだったじゃないか」とノクターンは言って、「うあああっ!どうか命だけは!どうか!お許しくださいエドガー閣下」とブラーマンは命乞いをします。

ノクターンが聖水を飲んで寝込んでいたことがブラーマンの攻撃を誘発しましたが、ノクターンはそれを読んでいたのです。

ブラーマンを見下ろして笑うノクターンでしたが、「何であれこれからも絶対殺さないで!約束して」というドルーアの言葉が不意に頭をよぎります。

「分かった?ノクターン、約束だよ!」と眩しい笑顔で笑うドルーアの顔を、ノクターンは思い出します。

「・・そうだな。人を殺してはいけないよな、バローズ。だけど・・殺さなければいいんだろ?」と、ノクターンは苦しむブラーマンに近づくのでした。

第20話に続く>>

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全ては勘違いだった【第19話】の感想

ノクターンは幼い頃の約束をずっと守っていたのですね。

周りを敵に囲まれながら一人で生き抜いてきたノクターンは、相談や説明が苦手なのでしょうか。

ノクターンはブラーマンに何をしたのか気になりますね。

次の話も楽しみです。

まとめ

今回は、ピッコマで配信されている「全ては勘違いだった」の第19話のネタバレと感想をご紹介しました。

「全ては勘違いだった」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。

応援していきたいですね。