こちらでは、ピッコマ漫画 お兄ちゃんたちに気をつけて!【第16話】のネタバレ&感想をご紹介しています。
エルンスト公爵家の養子となった少女、ハリ。3人の義兄たちから良く思われず、辛い日々を過ごし、27歳でようやく他家へ嫁ぐことになった。
やっとこの家から出ていける・・・そう喜んだのもつかの間、目が覚めるとなぜか幼少期に時間が巻き戻っていて―!?
覚悟を決めたユージンの行動により、穏やかな日々が訪れつつあるエルンスト家。心とは裏腹に、7才のハリの身体は歯が抜けるなど、年相応の成長を続けていた。
突然、客人として“未来の旦那様”一家を招くことになり、胸の高鳴りを抑えられないハリであったが・・・
ここからは、お兄ちゃんたちに気をつけて!【第16話】のネタバレになりますので、ご注意ください。
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お兄ちゃんたちに気をつけて!【16話】のネタバレと感想
「ヨハネス・バスティーエといいます。お会いできて光栄です。」
彼と初めて会ったのは、ほぼ縁談が決まった後のことだった。
ヨハネスは大人のハリに微笑みかける。
この縁談を整えたユージンは、最終決定をハリに託していた。
直接挨拶するのは初めてでしたよね?と問われ、戸惑うハリ。
どうやらヨハネスは以前、自分をどこかで見かけたことがあるようだ。
ヨハネス・バスティーエの人となりは紳士そのもので、一緒にいて心地良さを感じた。
特に恋人もいなかったハリは、何度か会った後に彼との結婚を決意したのだった。
当時は、とにかく早く屋敷を出たい一心だった。
そういった打算で結婚を決めた相手は人格者で、そんな彼がなんで自分と?という疑問とユージンの意図が見えずに困惑した記憶がある。
とにかく、素敵な旦那様と結婚するはずだったのだ。
“なのに私は7歳になってしまった!”
奪ってしまった愛情
屋敷内を歩いていると、そこにはヒューバートの姿。
おじさん!と彼を呼ぶハリ。
そして苦手な野菜をちゃんと食べたことを話すと、偉いですねと頭をなでて褒めてくれる。
昔、ヒューバートや夫人に頭を撫でてもらったとき、誰かに褒めてもらえる喜びを知ったハリ。
“でも・・・夫妻にはもうねだれないな・・・”
なぜなら、自分が夫妻に愛されることは幼い三兄弟を傷つけることと同義であるからだ。
引き取られた当時は分からなかったが、彼らにはまだ親の愛情が必要だったのだ。
思いがけず、7歳の自分に戻ってしまったとき、初めはこれまでいじめられた仕返しができるいい機会だと思っていた。
しかし―
母から叱られて悲しそうな顔をする三男のエーリッヒ。
案外ちょろかった単純な次男のキャベル。
そして泣きそうな顔でハリの元に戻ってきた長男のユージン。
それを目にしたとき、ハッと目が覚めた。
確かにエルンスト夫妻は自分を救ってくれた。
しかし、3人の兄たちにとって自分は侵略者でしかない。
“彼らに注がれるはずだった愛情を全部私が奪ってしまった”
今まで受けた仕打ちをすべて許せるわけではないが、ハリはもう誰のことも憎めなくなっていた。
“だから・・・早く20年後に戻りたい!!”
しつこいキャベル
今日こそは一緒にかくれんぼするぞ、とハリをホコリ女呼ばわりするキャベル。
元の世界に戻れない現実にため息をつく。
そんな呼び方をする人と遊びたくない、ときっぱりはねつける。
お前が気に入ったって言ったんだろ!と、訳の分からないことを言う次男。
私は自分の意志では動けないホコリなのだから兄さんとは遊べません、他の人と遊んでとしっしっと追い払う。
ガーンとしたキャベルは、もうホコリ女って呼ばない、お前はホコリじゃないと焦って自分の言ったことを否定する。
それでもやだ、とにっこりした表情のハリ。
頑固な次男はまだごねている。
しつこい兄に辟易しながら、近頃考え事が多く寝不足のため、睡魔に襲われるハリであった。
>>17話に続く
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お兄ちゃんたちに気をつけて!【16話】の感想
これまで謎だったハリの旦那様の姿が判明した16話でした。
しかし、ユージンはどんな心づもりでハリの縁談を決めたのか、ヨハネスがどんな人物なのかまだまだ明らかになっていません・・・。
今回の話で印象的だったのは、何といってもハリの心の変化でしょう。
兄たちを憎む心が消えて、逆に許そうとする気持ちが生まれてきています。
とても良い傾向ですね。次回がますます楽しみです!
まとめ
今回ご紹介したのは、ピッコマで独占配信されている「お兄ちゃんたちに気をつけて!」の第16話になります。
他の漫画配信サービスでは読むことはできません。
本作品はピッコマにて1日1話無料配信されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!