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小説の中の悪女皇帝になった【8話】ネタバレと感想:ピッコマ

小説の中の悪女皇帝になった ネタバレ

「小説の中の悪女皇帝になった」はmiraenavi原作、S.Yang作画、のファンタジー漫画です。 

安原めぐみは、小説を読むことが趣味のごく平凡な会社員。 

ある朝、彼女は読んでいた小説のキャラクター、ユリアになってしまいました。 

小説では、自身が命を奪われることを知っているつぐみは、未来を変えるために動きます。 

ここからは「小説の中の悪女皇帝になった」第8話のネタバレです。ご注意くださ

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小説の中の悪女皇帝になった【8話】ネタバレ

つぐみの剣気に圧倒され、「出過ぎた真似をしました」とひれ伏すフェーズ。

ですがそれは『くそ!いつの間に正気に戻ったんだ、昨日飲ませた薬の量が少なかったのか!?』と内心思っている、100点満点のフェイクひれ伏しでした。

それを見たつぐみは打って変わって「お前は最も忠誠心の高い部下ではあるな」と笑いかけます。

突然のつぐみの豹変に驚きつつも「ええもちろんです、陛下のために長いこと尽くしてきたではありませんか!」とフェーズはホッとし、いつものお調子が戻ります。

「わかっているぞ、ただからかってみただけだ。」と、さらに流れで褒美の約束と、3日の休暇を与えます。

ただ、内心では『こちらの意図も把握できてないのか』『あの顔をした人間はどこかが欠けているのかしら。』と、フェーズを蔑んでいます。つぐみの方こそフェイクです。

フェーズに休暇を与えたのは、彼が休んでいる間に準備を進めるためでした。

そうとも知らないフェーズはつぐみの言葉を真に受け、いつもと同じような、へり下ったお調子者へと戻るのでした。

準備開始

フェーズとのやり取りを終え、部屋を出たつぐみはとてもイライラしていました。嫌いな顔をずっと見ていたせいです。

しかし、今は腹を当てている時間ですらもったいない。つぐみはフェーズが何をやっていたのか把握する必要がありました。

つぐみは侍女フレーナに、フェーズの執務室にある書類を全て持ってくるよう命じます。

心から信頼してるような笑顔でつぐみに返事をするフレーナを見て、つぐみは申し訳なくなります。

彼らが従っているユリアは実は彼女ではないことや、体を勝手に乗っ取ったこと、全てに対しての気持ちでした。

『だからこそ頑張らないと』つぐみは一層やる気を出します。

他の侍女に、今回の処刑に関する書類を持ってくるよう命じると、次はフェリックスを呼びます。

もし、手を嚙まれるとちぎれるタイプの飼い犬

フェリックスはつぐみに呼ばれると嬉しそうに返事をします。それはまるで、ご主人様に構ってもらえると喜ぶ仔犬のようです。

その姿につぐみはキュンとします。『17歳の少年ってこんなに可愛かったかしら…』心なしかフィリックスに仔犬の耳と尻尾のようなものまで見えます。

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フィリックス。オレンジ色のくせっ毛に黒い瞳を持った彼は、ユリアを見つめる度にいつもキラキラしてました。ユリアに憎まれることを恐れ、いつも自分は害がない存在であるかのように…しかし、それはあくまでユリアの前でのことです。

フィリックスはユリアの前ではもちろんのこと、侍女や侍従たちにも親切でしたがその反面、それ以外の者には容赦しない側面も持ち合わせていました。

過去にこんなことがありました。

彼は、かつてユリアに無礼な言動を働いた貴族に対し魔法を使い、地獄のような悪夢を見せた事もあります。

その地獄の悪夢に一週間と耐え切れず、ユリアに頭を下げに来た貴族を見ながら、フィリックスはユリアに「やっと陛下の偉大さに気づいたようですね。」と天使のような笑顔を見せるのでした…

この件に関しては、いくら皇帝の側近とはいえ、貴族に手を出したのは処罰されるべきことですが、報復を恐れて、誰もこの件について触れようとはしませんでした。

当時、ユリアもわかっていて黙ってあげていたようです。

つぐみは、フェリックスについて思い返すと『ユリアに対しては盲目的な人でよかったわ。』と安堵します。恐ろしい人物ではありますが、自分には忠実な部下ですから。

そしてつぐみは、フェリックスにいよいよ命令します。「まずはフェーズ公爵を監視し、彼に繋がる連絡を遮断してくれ。むろん、公爵に気づかれないようにな。」

「もちろんです!」嬉しそうに返事をするフィリックスは、魔法を使うための道具の万年筆を握るのでした。

 

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小説の中の悪女皇帝になった【8話】の感想

もう、フェーズが不憫で仕方ありません、怒涛の鞭の後に与えられたのは噓っぱちの飴だったのですから…

疑いもせずに騙されて、また尻尾を振りだすその姿を見ると、彼の方こそ犬っぽくて…何やら可哀想になってきます。

いやいや、騙されてはいけません!主人に毒を盛り、すべてを奪おうとするフェーズのどこが可愛い犬でしょうか、危うく騙されるところでした。薬を盛られて感覚がマヒしたユリアもこうして騙されたのでしょう。

子犬本家、フェリックス。彼も実はかなりの猛犬でしたね。しかも、かなり恐ろしい魔法を使うようです… 

すでに散々鞭でシバかれて、飴に見せかけた毒まんじゅうを食らわされたフェーズは、さらにこの後、一体どんな魔法で追い打ちをかけられるのでしょうか?

まとめ

以上、小説の中の悪女皇帝になった【8話】のネタバレと感想をご紹介させていただきました。

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