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お嬢さんの執事【36話】のネタバレと感想|ピッコマ

お嬢さんの執事 ネタバレ

お嬢さんの執事は、ピッコマで配信されている原作HA YaeJi・漫画cheomjiの作品で、お気に入りの小説の主人公・シャルロッテになってしまった夢莉が、お気に入りのキャラクターであるランスロットを死なせずに幸せにするため奮闘する恋愛漫画です。

ランスロットは皇帝姿のメフィストを瓦礫の下敷きにし、夢莉と闘っていたベスティーア公爵も膝をつかせました。

恨み言を呟くベスティーア公爵を皇女殿下は後ろから抱きしめ、「あなたのことを全てわかって受け止められるのは私しかいないのに」と言います。

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お嬢さんの執事【36話】のネタバレ

「ご存知でしょう?シャルロッテ・レイナウトはあなたにとって邪魔にしかならないってことを」と微笑む皇女殿下に、「あなたが口を挟むことじゃありませんよ。下がっていてください」と言ってベスティーア公爵はその手を払います。

「あなたは未だに私のことをそんなふうにしか見ていらっしゃらないのね。他の何よりも野望と利益を一番にお考えなのはよくわかっています。そんなところも好きだったのですから。だけど今の私にそんなことをなさってはいけませんわ」と言った皇女殿下の体から茨が出てきました。

茨を操る皇女殿下

茨はベスティーア公爵の首を絞め、「皇女これはいったい…⁉」とベスティーア公爵は皇女殿下に振り返ります。

「俺に何をするつもりだ…⁉」と困惑するベスティーア公爵に、「ご心配なさらないで。愛するあなたを裏切るようなことはこれっぽちも考えていませんから。私はただあなたを守りたいだけなのです」と皇女殿下は微笑みました。

皇女殿下が前に出した手から淡い光が放たれると、ベスティーア公爵の意識が朦朧し始め、この場から姿が消えてしまいます。

「どうしてこんなことまでするんですか?」と夢莉の問いかけに、「彼が望むことは何でもしてあげたいけど、傷を負うようなことを黙って見ているのはとても辛いでしょう?」と皇女殿下は答えました。

「はんっ!そんな大切な人なら家でおとなしくさせてればいいのに、どうして人の婚約式をめちゃくちゃにするわけ?私たちお互いのことを気にするのはやめましょうか!」という夢莉の言葉には、「もちろん私だってそうしたいけれど…彼がまだ私の愛に気づいていないんですもの。あなたみたいな中途半端な亡霊がウロウロしているから…!」と皇女殿下は答えながら茨に夢莉たちを襲わせます。

「お嬢さん危険です!」と夢莉を抱き寄せたランスロットは魔法で飛び、上空に避けました。

「全く…あんたたちが私を見下ろすなんて失礼よ」と皇女殿下は静かに怒り、茨は岩を掴んで上空に伸びていきます。

「ランスロット!このままだとこの周辺がすべて破壊されてしまうわ!」と懸念する夢莉ですが、「ええでも…下手に手を出せば皇女がもっとおかしな状態になるかもしれません」とランスロットは茨を防ぎながら答えました。

「あれ…皇女も悪魔と契約した…のよね?」と夢莉が疑問を持ち、「はい。ですが、それだけではなくて…今の皇女はメフィストの力をほぼ完璧に使いこなしています。これは普通の契約者とはどこか違う気がするんです」とランスロットは答えます。

「さっきの皇帝は操られた状態で限られた力を使っていましたが、ベスティーアの力は自分の生命力を基盤にしたものでした。いったい皇女は悪魔にどれほどの対価を渡したの…か…」と自分の考えを話していたランスロットの体がふらつきました。

「⁉ランスロットどうしたの?」と心配する夢莉に「やっと効果が現れたようね」と皇女殿下は笑います。

「それはどういう意味?」と夢莉が聞くと、「ふふ…彼をよく見て」と皇女殿下は自分の頬を指さしました。

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「…!まさか…」と夢莉がランスロットの頬を見ると魔力に触れたかすり傷がついており、夢莉の頭の中に「万が一にも…魔力に直接触れないように気をつけてくださいね。その中には強力な呪いと死が宿っていますから」とランスロットの忠告の言葉がよぎります。

「ランスロットいったいいつから…!」と心配する夢莉に、「お嬢さん大丈夫ですから。大したことはありません」とランスロットは答えました。

「そうかしら?メフィストはいてもたってもいられないほどの苦痛だって言ってたわよ。普通の人なら悲鳴を上げるほどだって…ロシャンはやっぱり大したものね」と皇女殿下は挑発するような笑みを浮かべます。

「愛する婚約者を助けようとしてできた傷なのに、心配させまいと大丈夫だなんて嘘までついて。涙ぐましいほどの愛だわ。だからその愛にあなたもお返ししてあげたらどう?レイナウト令嬢」と皇女殿下は笑い声をあげました。

「今すぐ…」と皇女殿下に答えた夢莉の周りに光の剣がいくつも浮かび上がり、「‼お嬢さん!その力は‼」とランスロットが止めようとします。

「言っておくけど、ここで私を引き裂いて殺したとしてもその呪いは解けないわよ。私が望んでいるのはそれよりも簡単なこと」と言いながら皇女殿下は茨の足場を夢莉たちの元まで伸ばしました。

夢莉と皇女殿下の交渉

茨の足場を渡り夢莉たちの近くまできた皇女殿下は「私について来てレイナウト令嬢。そうしたらロシャンにかけられた呪いを解いてあげる」と夢莉に交渉を持ちかけました。

ランスロットは夢莉の体を掴む手の力を強め、「その必要はありませんお嬢さん。行ってはダメです。少し時間が経てば僕がなんとかして解決できますから」と夢莉を引き止めます。

「まぁっ私はロシャンの意見なんか聞いてないのよ?それに…その苦痛はまだ始まりにすぎないわ」と皇女殿下が言うと、ランスロットはより苦しみ始めました。

「どうしよう?すごく痛そうなのに…どうしたらいいの…?…こんなとき、わたしにできることは一つしかないわ…!」と夢莉はランスロットの体を掴んでいた手を離します。

「お嬢さん!」と心配そうに叫ぶランスロットに、「ごめんね。でも私にはこれ以外の選択肢がないの。私はあなたの幸せのために存在してるんだもの。それに…言ったでしょう?あなたを守るって」と話しながら夢莉はランスロットから離れていきます。

「だけど…それでも嫌です。僕を置いて行かないでください…!」と迷子のような瞳で縋るランスロットに夢莉はキスをしました。

「誓いのキスよ。きっと迎えに来てね。私はいつまでもあなたの花嫁なんだから待ってるわ」と言って夢莉はランスロットの瞼の上にも口づけます。

夢莉とランスロットのやりとりを皇女殿下は「…まったく笑わせるわ。偽物のくせに…」と冷ややかな視線で見ていました。

茨が夢莉の腕を掴み、「決心したようね。それじゃあ行きましょうか?」と皇女殿下の元に夢莉を引き寄せました。

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お嬢さんの執事【36話】の感想

まさか皇女殿下までメフィストの力で戦うとは思っていなかったので、戦闘が始まった時は驚きました。

しかもメフィストの力を使いこなせるようになっていて、シャルロッテとしての人生を捨て皇女殿下になっている彼女が一体どれほどの対価を支払ったのか、とても気になりました。

皇女殿下は夢莉をどこに連れていくのか、夢莉を連れていかれたランスロットは一体どうするのか、次の話も楽しみです!

まとめ

今回はピッコマで配信されている「お嬢さんの執事」の36話のネタバレと感想をご紹介しました。

「お嬢さんの執事」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。