お嬢さんの執事は、ピッコマで配信されている原作HA YaeJi・漫画cheomjiの作品で、お気に入りの小説の主人公・シャルロッテになってしまった夢莉が、お気に入りのキャラクターであるランスロットを死なせずに幸せにするため奮闘する恋愛漫画です。
マナの祝福を受ける対価として愛されずに生きてきたランスロットは、自分を愛してくれる夢莉のことを失わないために守りたいと思い、「面倒なことはすべて後にして、このまま二人きりでどこかへ行けたらいいのに」と願います。
そんなランスロットの気持ちは知らないまま、夢莉はランスロットを悲劇の運命から助けるべくカンデンティアの力を手に入れようと魔塔へ向かいました。
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お嬢さんの執事【46話】のネタバレ
夢莉は魔塔から水平線を眺め、「水平線はどこも似てるのね…まるで知らない国に来たみたい」と呟きます。
「元々住んでたところでは写真でみただけだけど」と夢莉が思っていると「魔塔はどの国の領地にも属していません。海の上にありますが常に位置を変えて移動してるんです」とランスロットに後ろから声をかけられました。
神聖力の免疫を高める方法
「ランスロット⁉」と夢莉が思わず声をあげて驚くと、「あ…驚かせてすみません」とランスロットが謝ります。
「訓練が終わる時間なので終わる時間なのでお迎えにきました」と告げるランスロットに夢莉は微笑んで、「…ありがとう。実はものすごく疲れちゃって何もしたくなかったの。ところでどうやって連れて行く気?私もう一歩も動けない~」と両手を広げて見せました。
少し顔を赤らめるランスロットに夢莉は「な~んちゃって~ここはランスロットの部下みたいな人も多いから、変なところを見られると困っちゃうわよね」と笑いますが、「ではちょっと失礼します」と言ってランスロットは夢莉を抱き上げました。
「しっかり捕まっててください。このままお部屋までお連れします」と微笑むランスロットに夢莉は赤面しました。
夢莉を抱き上げたまま魔塔の廊下を歩くランスロットに「ラ…ランスロットもう大丈夫よ。一人で歩いていくわ…」と夢莉は言いますが、「いえ…もうすぐ着きますので、このままお連れいたします」とランスロットは断ります。
「でも…みんな見てるわ…」と恥ずかしそうにランスロットにしがみつく夢莉に、「どうしても気になるのでしたら…」とランスロットは廊下にいる魔法使いたちを睨みつけました。
「そ…そういえば研究の途中だったな…」と部屋に入っていく魔法使いや、「私も食堂に行くところだった…」と去っていく魔法使いたち。
「ちょうどみんな用事でもできたみたいですね」と微笑むランスロットに「視線で追い払ったようだけど…」と夢莉は思いながらも指摘することはできませんでした。
夢莉は用意された紅茶を飲みながら「はぁ…やっと生き返った気がする」と一息つき、魔塔に来てからの一週間を思い返します。
「シャルロッテ準備はいい?」とアラーシュは夢莉に問いました。
「ええ!いつでもかかって…」と夢莉が話している途中にアラーシュは光を放ちます。
アラーシュの一撃の後に「あっ‼アラーシュ‼話し終わる前に始めないでよ!」と夢莉が怒ると、「いつでもかかって来いって言ったじゃん~」とアラーシュは笑って答えました。
神聖力の免疫を高める方法は簡単で、それは神聖力に打たれ、また打たれ、ひたすら打たれ続けて、免疫の限界に達することでした。
ボロボロになった夢莉に「シャルロッテ死んじゃったの?」とアラーシュが聞き、「…何も聞かないで」と夢莉は答えました。
「今日はずいぶん頑張ったね。最初のときと比べたら大したもんだよ~」とアラーシュはマカロンを食べながら夢莉に言います。
「私のおやつ取らないでよ!ランスロットが作ってくれたんだから」と怒る夢莉に、「なんだよ~疲れてて食べるのもキツそうだから手伝ってあげたのに…昨日なんてお茶飲みながら居眠りまでしてただろ?」とアラーシュは答えました。
「ちょっと…!ランスロットの前で何を言ってるの⁉」とまたも怒る夢莉とアラーシュのやりとりを聞いていたランスロットが「アラーシュ頼みたいことがあります」と言い出します。
「ん?」とアラーシュが聞くと、「魔塔にいるすべての魔法使いが神聖力の免疫を高めるように手を貸してくれませんか?」とランスロットは言いました。
「え~なんで急に?めんどくさーい」と駄々をこねるアラーシュに、「その代わりアラーシュにもおやつをあげます。毎日」とランスロットはケーキを差し出します。
アラーシュは差し出されたケーキを食べながら「まずは理由を教えて」と聞きました。
魔法使いたちの訓練
「悪魔との戦闘に備えるためです。お嬢さんがお疲れの時に襲撃されたら困りますから。悪魔は主に暗い想念を通して侵入してきます。婚約式場で似たような方法を使って宿主を替えたように。魔塔の魔法使いたちは三日間夜通しで研究に没頭する者たちなので、備えさせておいた方がいいでしょう」とランスロットは理由を説明します。
「それはいい考えだけど…一つ問題があるわ。私だってこんなボロボロになるのに彼らの体力で訓練に耐えられるかしら?」と夢莉は傷だらけの腕を出しました。
「お嬢さんにあんな傷を…」とランスロットはアラーシュを睨み、「だって…訓練なんだもん…」とアラーシュは視線を逸らします。
ランスロットは一息吐くと「そのことについても探索を考えています」と答えました。
翌朝、魔法使いたちは森の中を走りながら「何年かぶりに…魔塔が陸に上がれたと思ったのに…これは…これはいったいどういうことですか⁉アラーシュ様!」と魔法使いたちの前を飛ぶアラーシュに声をかけます。
「恨むならロシャンを恨め。僕は君たちの体力の訓練を頼まれただけなんだから」と答えたアラーシュに、「なんでロシャン様がやらないで…」と魔法使いたちはぼやきました。
「ああ、それは…自分がやったら力のコントロールができないから怪我人が出るかもしれないってさ…今からでも替わろうか?」とアラーシュが言うと「アラーシュ様がいいです!一生懸命頑張ります‼」と魔法使いたちは顔を青ざめながら答えます。
「…それじゃあロシャン様は今ごろ何をしていらっしゃるのかしら」と魔法使いの一人が呟きました。
「ランスロット~まだなの?」と夢莉が聞くと、「はい、あと少しです…もう着きましたよ」とランスロットが答えます。
夢莉の目を隠していた手をランスロットが外すと、綺麗な花畑が広がっていました。
「すごい…!なんて綺麗なの!ここはいったい…」と夢莉がランスロットの方へ振り返るとランスロットからキスを落とされます。
顔を赤らめる夢莉に「突然連れ出したりしてすみません。実は…二人だけでここに来たかったんです」とランスロットは言いました。
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お嬢さんの執事【46話】の感想
神聖力の免疫を高めるのは簡単ではないと思っていましたが、夢莉の体がボロボロになっているのを見て、その過酷さに肝が冷えました。
ランスロットが花畑に二人で来たがった理由は何なのか、次の話も気になります!
まとめ
今回はピッコマで配信されている「お嬢さんの執事」の46話のネタバレと感想をご紹介しました。
「お嬢さんの執事」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。