野獣のような皇太子に愛されすぎてるは、ピッコマで配信されている原作SOLDDAM・漫画JOOREONGの作品で、ある日12年間意識不明だった異世界のお嬢様として目覚め、家族や使用人、皇太子にまで溺愛されてしまう恋愛漫画です。
父にお弁当を届けに来たはずが、内宮に迷い込んでしまった花蓮。
内宮に一人でいた皇太子に弁当を持っていることを知られ、「俺は食べさせてくれなきゃ食わないからな」と言われました。
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目次
野獣のような皇太子に愛されすぎてる【6話】のネタバレ
「今、私に食べさせてって言ってるの⁉」と戸惑う花蓮は、皇太子に「さっき俺の部下たちが良い事してくれたのかと思ったって言っただろ。手ぇ怪我してるから隣で面倒見てくれる人探してたんだ」と説明しました。
1人きりの皇太子
「そっか…手を怪我してる上にここには誰もいないから、1人でご飯食べられないのね」と納得した花蓮でしたが、「でも、ごめんなさい。私、急いで行かなきゃなんです。父の昼食を渡しにきたのですが、実はもう遅れてるので…他の方に頼んだ方が…」と断ります。
「来る時見ただろうが、ここには誰もいない。誰も来ようともしないしな」と皇太子が言うとおり、この建物の中に人影は見当たらず、物音もしません。
「あの…ここはどこなんですか?どうして1人で…お1人で暮らしてるんですか?」と花蓮が聞きますが、皇太子は何も答えませんでした。
「あ…えっと目が覚めてまだ日が浅くて…!よくわからなくて聞いてしまったのですが、もし失礼なことを言ってしまったのなら謝ります!」と慌てて花蓮は弁明します。
「……ここに住んでるわけじゃない。今は1人で過ごしてるけどな」と答えてくれた皇太子に、「ではお世話をしてくれる人もいないんですか?怪我もされてるのに」と花蓮は更に質問しました。
「さぁな。いたけど全員いなくなった」という皇太子の答えに、「宮で働くのはきっと未婚の女性…こんな保守的な時代に男性がああやって半裸でいたらみんな逃げるわよね…」と花蓮は1人納得します。
花蓮は悠だった時に妊娠までしていたので、男の人がこれくらい脱いでいても少し照れくさいけど逃げ出すほどではありません。
「海ですらこんな姿を見たら目を覆って逃げ出しちゃうかも」などと花蓮が思っていると、「柳宰相は親父と…陛下と昼食を取るって聞いたけど?」と皇太子が教えてくれました。
「そうなんですね。でしたら今日は仕方ありませんね。今行ってもお父様に会えないなら帰ろうかしら」と花蓮が言うと、皇太子は「俺は?」と聞いてきました。
重低音の声は「このまま行ったらただじゃおかない」と警告しているようでしたが、花蓮には「1人でいたくないから行くな」と子どもが駄々をこねてるように聞こえ、思わず笑ってしまいます。
「お食事ならお手伝いするので、心配しないでくださいね」と花蓮は答え、ごはん、おかず、そして汁物を順番に食べさせていきました。
皇太子の食の好み
最終的にわかったことは、皇太子はものすごく好き嫌いが多いということでした。
皇太子は野菜を口に運ぼうとすると頑なに拒み、肉類とご飯をあげる時は口を開けます。
魚類も食べず、汁物ですら具の肉だけをくれと言いはり、全く食べませんでした。
「あの…好き嫌いは体に悪いですよ。お肉だけ食べると栄養が偏って肥満の原因になります」と花蓮が忠告しますが、「肥満?この俺がか?」と返してきた皇太子の体は筋肉がしっかりとついてしました。
「いっ…今じゃなくて将来的にですよ!年を取って代謝が悪くなったら、そうなるってことですよっ!」と説明する花蓮に、「医術を習ったのか?いつの間に…」と皇太子は聞きます。
「あ…いえ…これくらいは常識…ですよ」という花蓮の答えに納得した皇太子は、「ふむ…それよりメシ」と口を開けました。
皇太子はご飯を噛んでいる間、何か考えているような仕草をし、口の中のものが無くなった後に「もし俺が野菜を食ってやったら、何してくれるんだ?」と聞いてきました。
花蓮が思わず「ハイ?」と聞き返すと、「これまで俺にあのしなしなで苦い葉っぱを食えって言ってきた人はいなかった。食べさせることもできなかったしな」と皇太子は話します。
「…そうなんですか…」と相槌を打つ花蓮に、「俺が野菜を食ってやったら、何をしてくれるんだって聞いてるんだ」と皇太子は答えを催促しました。
「してあげるって!私はあなたの健康のためを思って言ってるんですよ!」と花蓮は説得しますが、「俺はすでに十分、健康だ」と皇太子は不満げに答えます。
「今はそうでしょうけど、いつかのことを考えると」と花蓮は言おうとしますが、「いつかも健康だ」と食い気味に皇太子に返されてしまいました。
「では召し上がらなくて結構です」と花蓮が言うと「食べるって言ってるだろ」と皇太子は言い、「じゃあ召し上がってください」と花蓮が言うと「何してくれるんだ?」と皇太子は聞いてきます。
花蓮は悠だった頃に上司の子どもを相手したことを思い出し、「イヤイヤ6歳だ」と思い至りました。
皇太子の望み
花蓮が負けを認めて「ハァ…何がお望みなんですか?」と聞くと、皇太子はニヤッと笑みを浮かべて「毎日メシを食べさせてくれ」と答えました。
「はい?」と花蓮は聞き返しますが、「俺の手が治るまでメシ食わせてくれって言ってるんだ」と皇太子はもう一度言います。
「それは…できません不可能です。先ほど申し上げたように私は柳宰相の娘です」と花蓮は断りますが、「だからなんだ?こんなくだらないことはできないってか?」と皇太子は納得してくれません。
「いえ…そんなことは言ってません。そうじゃなくて私はここに暮らす人じゃないってことです。今日ここに来るだけでもすごく大変だったんですよ。私は目を覚ましたばかりで周りの人がみんな過保護になってるんです。だから毎日ここに来ることはできないんです。絶対にみんなに反対されますし…」と花蓮は説明します。
「そんなことも自由にできないのか?ガキじゃあるまいし」と皇太子に聞かれ、「私が意識を失っていた間、心配で気が気じゃなかったはずです。もうこれ以上は心配かけるわけにはいきません」と花蓮は答えました。
「……宰相に会いにはよく来てるのか?」という皇太子の問いには、「いえ、今日が初めてです。実は外出も初めてなんです」と花蓮は答えます。
「父は私と昼食を取ることが好きなのですが、最近は忙しいのかお昼にうちにも帰ってこられなくて…夜も遅いので一緒に食事をなかなか取れずにいたんです。それで最近憂鬱そうだったので今日は事前に言わずに来てみたんです」と花蓮が事情を説明すると、「だったら宰相に会いに来るたびにここに寄ればいいな」と皇太子は言いました。
「私もう来ませんけど?」とキッパリ言い切った花蓮に、「それは、どうなるか見物だな」と皇太子は笑みを浮かべました。
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野獣のような皇太子に愛されすぎてる【6話】の感想
お弁当を食べさせている間、大きい子供のような皇太子と花蓮のやり取りが微笑ましかったです。
花蓮はまだ皇太子の正体を知らない状態なのでいつ気づくのか、最後の皇太子の含みを持った言葉は一体何を指しているのか、今後の展開が気になります!
まとめ
今回はピッコマで配信されている「野獣のような皇太子に愛されすぎてる」の6話のネタバレと感想をご紹介しました。
「野獣のような皇太子に愛されすぎてる」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。