全ては勘違いだった、はG-ANNE原作、MIM作画の恋愛漫画です。
前世で読んだ小説の悪女、ドルーア・バローズに生まれ変わっていることに気付いた主人公は、処刑を避けるために動き出します。
アリスがドルーアに説明している最中に、張本人のノクターンが現れるのでした。
ここからは、全ては勘違いだった、の第4話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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全ては勘違いだった【第4話】のネタバレ
アリスが睨みつけるのを無視して、ノクターンは2人に近寄ります。
「僕の悪口でも言ってたのか?」とノクターンはドルーアに問いかけますが、ドルーアは何も答えません。
「リモランド令嬢。しばらくバローズと2人で話をさせてください」とノクターンは言い、アリスは歯軋りをして睨みつけます。
「ドルーア、後でね」と言ってアリスは室内に戻り、「アリス・・?」とドルーアは困惑します。
『何?この空気。予知夢ってまた何なの!?小説のように2人は恋に落ちるんじゃなかったの?』と、小説とのずれにドルーアは戸惑うばかりです。
「驚いたなバローズ。君が僕の前で別のことを考えるなんて」とノクターンは囁くような距離で言い、「うわっ!」とその顔のあまりの近さに驚いたドルーアは飛び跳ねます。
勢いでバルコニーから落ちそうになりますが、ノクターンが難なくそれを支えて助けます。
その密着にドルーアの鼓動は速くなり、「ど・・どいて!」と気まずくなったドルーアはノクターンを押し除けます。
『ノクターン。私があなたを愛してるって信じてるみたいだけど。そんなんじゃないって!』と、ドルーアはノクターンとどうやって距離を取ろうかと悩みます。
「話って何なの?」とドルーアがぶっきらぼうに問えば、「僕・・来月婚約するんだ。来てくれるよな?」とノクターンは応えます。
『あ・・婚約の話ね?』と理解したドルーアは、「お祝い送るね。行くのは無理ね。私が行ったら噂になるだけだから」と断ります。
「バローズ・・。君は僕の一番の親友だから絶対来て欲しいんだ」とノクターンは引かず、「私が行けばアーロンまで噂されるのよ。それに一番の親友?まさか酔ってるの?」とドルーアは呆れます。
「気分はいいだろ?」とノクターンは言いますが、「・・じゃあね」とドルーアは踵を返します。
「アーロン・クレイモアがそんなに大切な存在なのか?」と、ノクターンはドルーアを後ろから抱きしめて問いかけます。
ドルーアは驚いて心拍が跳ね上がります。
「十数年を共にしてきた僕より?」とノクターンは言い、「アーロンは私をドルーアって呼んでくれるわ」と言ってドルーアはノクターンを払い除けます。
『また私を試してるんだ!』とドルーアはイラッとして、「それが友達と婚約者の違いでしょう」と言います。
そのままドルーアはバルコニーを去ってしまい、残されたノクターンは「バローズ・・」と暗い目をして呟きます。
ノクターンは決してドルーア・バローズをドルーアとは呼ばないのです。
ノクターンが右手で手すりを掴むと不思議な力が漏れ出し、手すりにヒビが入って一部が階下に崩落します。
ノクターンは表情のない顔でそれを見つめるのでした。
ドルーアの苛立ち
「あ〜、ストレス溜まる!」と文句を言いながら、ドルーアは手に持つグラスを飲み干します。
「あら。バローズ侯爵令嬢!今日はお一人?」と、シェリル・ボルナインが呼びかけます。
シェリルの後ろにはいつもシェリルに付いているロジックス・エルフォードがいます。
「閣下は・・。あ!今日はパートナーじゃなかったんですわね。あ!閣下は別の人と婚約を考えているのよね〜。ごめんなさい」とシェリルは笑います。
「今日は私の婚約者がパートナーなんだけど」とバローズが言えば、嘲るつもりだったシェリルは驚きます。
「そうよね。閣下の婚約はあなたには残念なことよね。友達の閣下が話してくれたけど、あなたから閣下に縁談を申し込んだんですってね」とドルーアが反撃しれば、「な・・何を言ってるの・・!!」とシェリルは視線を彷徨わせます。
シェリルはノクターン狙いだったのです。
イライラしたドルーアがその場を離れると、「ドルーア」と婚約者になったアーロン・クレイモアが声をかけてきました。
「用があると言ってませんでした?」とドルーアが驚けば、「急いで終わらせてきました。あなたをひとりにするのは気が引けて・・」とアーロンは笑います。
「ありがとう。ちょうど帰りたかったの」とドルーアが答えていると、「バ、バローズ令嬢。婚約相手ってアーロン・クレイモアなの?」とエルリンが割り込んできました。
「エルリン令嬢?そうだけど」とバローズが答えれば、「あなたは非婚主義だって言ってたでしょ?」とエルリンはアーロンに突っかかります。
『あ〜、皆に言ってるのね』とドルーアは察してちらりとアーロンを見れば、「愛に目覚めてない時の話です」とにこやかにエルリンに笑いかけます。
「でも!」とエルリンは納得のいかない様子ですが、2人はさっさと会場を後にします。
帰りの場所の中でドルーアはアーロンが言っていたことを思い出します。
アーロンがドルーアに会いにきた日、アーロンは跪いて「この縁談はなかったことにしてください」と言いました。
「実は・・愛する人がいます」と言うアーロンを見て、『まさかもう!?』とドルーアはアリスのことを考えます。
第5話に続く>>
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全ては勘違いだった【第4話】の感想
ノクターンが何を考えているのか、無表情だから分かりにくいですね。
ドルーアの推測はどこまで当たっているのでしょうか。
アーロンからの求婚といい、どこまで原作と同じなのか気になりますね。
次の話も楽しみです。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「全ては勘違いだった」の第4話のネタバレと感想をご紹介しました。
「全ては勘違いだった」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。