「小説の中の悪女皇帝になった」はmiraenavi原作、S.Yang作画、のファンタジー漫画です。
安原めぐみは、小説を読むことが趣味のごく平凡な会社員。
ある朝、彼女は読んでいた小説のキャラクター、ユリアになってしまいました。
小説では、自身が命を奪われることを知っているつぐみは、未来を変えるために動きます。
ここからは「小説の中の悪女皇帝になった」第12話のネタバレです。ご注意ください。
\随時更新中!/
小説の中の悪女皇帝になった【12話】ネタバレ
場所は反逆軍のアジト、今反逆軍は揉めに揉めています。
「わかってるじゃないですか、正気に戻った陛下の相手は今の騎士団では無理だってことを!」『だからやめると?』
「しばらく様子を見た方がいいでしょう。」
3日後開く裁判に関しても「今回も気まぐれに決まってます!罠かもしれません!」とあちこちで意見が対立しています。
その場には、なんとベヌースの姿がありました。彼も実は反逆軍に絡んでいたようです。
しかし、ベヌースはため息をついて「対局も読めないあなたたちに成し遂げられるとは思いません。」と言い、その場を後にしようとします。どうやら今の皇帝は信用に値するという意見のようです。ベヌースは皆の静止を無視し、出口へ向かいます。
そして出ていき際に一言「我々が反逆を企んだのは犠牲を減らすためでした。血を流さず正せる正義があるのに、それを拒む理由があるとでも?」そう言い、去っていきます。
ベヌースがいなくなると、皆は彼を罵倒するのでした。
一体、何を信じれば…
そんな険悪な雰囲気の中、ついにユーストに意見を求められます。ユーストは迷っています。
ユーストは反逆を決心したはずでした。
しかし、つぐみが、幽閉塔へ向かった時、報告を受けすぐに現場に向かい状況を伺いましたが、何を企んでいるのか推測すらできませんでした。
そのことから始まり、そして今日突然貴族を召還させ、会議の場でつぐみが見せた姿を見て、ユーストは自分の決心に疑問を抱き始めてました。
ユーストはいつも罪悪感に苦しんでいました。最も近くでユリアを見てきたのにも関わらず、彼女を正すことができなかったからです。
かつて、ユーストは幽閉塔の囚人の処刑の撤回をユリアに申し出たことがあります。それは、罪悪感が混じった進言と懇願でした。
しかしユリアはユーストをあしらいました。そのことがユーストのユリアに対する諦め、そして反逆の決意でした。
『諦めたのに…なぜ今になって…」
会議の時、つぐみはフェーズに詰め寄る際に、抜いた剣を突きつける姿を見せました。その姿には、2年前から濁って見れなくなっていた、黄金に光る剣気が纏われていました。
幼いころユーストはその神々しくて美しい心を魅了する黄金の色に一目惚れしていました。
今日見たことが幻覚ではなく、もし本当に以前のユリアに戻ったのだとしたら…
しばらく考えた後、「明日、陛下に会ってきます。皆さんが力を合わせたところで太刀打ちできる方ではありません。」そう言い残し部屋を後にします。
ユーストは決断します。『もう一度陛下に会って確かめる必要がある。どんな事実と向き合うとしても』
休む時は休む
その頃つぐみは、お風呂で疲れを癒してました。豪華な湯船と手にはグラスです。しかし、そんな優雅なバスタイムでもつぐみの不安は尽きません。小説の通りだとすれば、反逆は明日です。
つぐみは、フィリックスに監視を頼み、ある程度の動向は伺えているようです。
ベヌースは反逆への興味は無くなったみたいですが、ユーストについてはまだ不安が残っています。
しかし、もうやれることはやった、とつぐみは腹を括ります。
「あとは、見届けるしかない。」
\随時更新中!/
小説の中の悪女皇帝になった【12話】の感想
やはりというか何というか…ベヌースは反逆軍に絡んでいましたね。しかし彼は反逆軍を一番に抜けます。「つぐみ」としてですが、生まれ変わったユリアを一番近くで見ていただけあります。
しかし、問題はユーストです。彼は「ユリア」を一番近くで見ていたのですから…それは、一番近くで落ちていく醜態も見ていたということです。
好きな人を殺す決心なんて、したこともないですが中々できる決心ではありません。それほどユーストは覚悟を決めていたというのに…
今後、ユーストはユリアの変化を本心から喜ぶことができるのでしょうか?
まとめ
以上、小説の中の悪女皇帝になった【12話】のネタバレと感想をご紹介させていただきました。
こちらの作品はピッコマにて1日1話無料で観覧することができます。
ぜひチェックしてみてください!