マクスがドキドキしながらテーブルにつくと、そこには苦手なキュウリのサンドイッチが並んでいました。
嬉しそうに美味しいでしょう？と言うジュベリアンを見ながら、マクスはキュウリも悪くないと考えるのでした。
皇宮にレジスが皇帝の護衛をすることになったという噂が広まり、民衆の反感を買うことを心配したエリオス公爵が皇帝のもとを訪れました。
今から20年前、戦争中に身を隠した皇帝の代わりにアシェット帝国の防衛を牽引した英雄こそがレジスだったのです。
レジスを抑えるのならば皇太子を皇宮に呼び戻さなければとエリオス公爵は皇帝に伝え帰って行きました。
皇帝はそれを不満に思いますが、右手にはめた指輪を見ながら、これがある限り、レジスは自分には逆らえない、と不気味に笑うのでした。
ジュベリアンは、レジスと親しいマクスならばレジスの好みを知っているのでは、と思い、カフスボタンのことを聞いてみます。
顔を赤らめながら質問するジュベリアンに、マクスは誰にプレゼントするんだ？と尋ねるのでした。
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お父さん、私この結婚イヤです！【15話】のネタバレ
さっきまでソファーに座っていた筈のマクスが自分の目の前にいることに驚きつつも、私がプレゼントする相手なんて決まっているでしょう、あなたもよく知っている、と答えます。
マクスはそれをミハイルのことだと思い、あんな奴にプレゼントするつもりか？と言ってしまいます。
それを聞いたジュベリアンは失礼にも程がある、と怒ります。
気を遣ってやったのにミハイルの肩を持つのか…と思ったマクスは、ジュベリアンにプライドもないようだな、と言いました。
それを聞いたジュベリアンはブスっとした表情になり、仲良くなりたいからだ、私のお父さんだから！と答えます。
それを聞いて呆気に取られたマクスは、お前が言っているのは父親のフロエン公爵のことか？とジュベリアンに尋ねます。
ジュベリアンはマクスにじゃあ誰だと思ったんですか？と不思議そうに答えました。
そういうことか、と嬉しそうに微笑むマクスにジュベリアンはなんで笑うの？とイライラするのでした。
親の心子知らず
プレゼントする予定のカフスボタンを見たマクスが剣士にはいらないプレゼントだな、と言うので、ジュベリアンは嫌味っぽく、あなたは随分センスがいいみたいですね、と言いました。
マクスは、先日、皇帝の背後からボーガンをおみまいしたことを思い出し、退屈していたから活力を取り戻してやったと話します。
それを聞いたジュベリアンは、何をあげたのかマクスに尋ねますが、お前は知らなくていい、と答えるのでした。
そして、レジスはジュベリアンからのプレゼントならなんでも喜ぶ、とマクスは言いますが、ジュベリアンは疑いの眼差しを向けます。
その様子を見て、レジスが娘の為に犠牲を払っているのに、その娘であるジュベリアンがそのことを知らないなんて、バカバカしい、実にくだらないと思うのでした。
歩き出すレジス
レジスが皇宮内の木の上で小鳥たちと休んでいると、部下の騎士がやって来ます。
騎士が本家からの伝達があり、ジュベリアンお嬢様が…と言うと、素早く木から飛び降り、手短かに言えと厳しい表情になるレジス。
騎士が、ジュベリアンがレジスの不在を寂しがっている、と言うと、レジスは寂しがるジュベリアンの姿を想像し、微笑むのでした。
微笑むレジスに驚きつつも、騎士はジュベリアンは体調が悪いと部屋から出て来ず、大変憂鬱なようだ、と続けて伝えました。
それを聞いたレジスは、マクスのためのつまらない芝居は充分だ、と思うと、今すぐ陛下に謁見する、と歩き出すのでした。
>>16話に続く
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お父さん、私この結婚イヤです！【15話】の感想
カフスボタンをプレゼントする相手をミハイルだと思いら不機嫌になるマクスでしたが、実はレジスへのプレゼントだと知った時の嬉しそうな顔が可愛くて、キュンとしました。
お互いに大切に想っているのに、気付かない親子の関係がもどかしいです！
そして、この漫画に登場するイケメンは、小鳥に懐かれる決まりがあるのでしょうか(笑)
冷徹なレジスが小鳥を肩に乗せているのが可愛くてお気に入りです！
ジュベリアンを心配したレジスが、屋敷に帰る為に皇帝に会いに行くようですが、次回、どうなるのでしょう？
まとめ
お父さん、私この結婚イヤです！【15話】は、ジュベリアンがカフスボタンをプレゼントする相手がレジスだと知り、安心するマクスのお話でした。
親子の距離が少しずつ近づいて来ている感じがしてきましたね。
レジスは無事にジュベリアンのもとに帰れるのでしょうか？
続きが楽しみですね。
