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小説の中の悪女皇帝になった【19話】ネタバレと感想:ピッコマ

小説の中の悪女皇帝になった ネタバレ

「小説の中の悪女皇帝になった」はmiraenavi原作、S.Yang作画、のファンタジー漫画です。

安原めぐみは、小説を読むことが趣味のごく平凡な会社員。

ある朝、彼女は読んでいた小説のキャラクター、ユリアになってしまいました。

小説では、自身が命を奪われることを知っているつぐみは、未来を変えるために動きます。

ここからは「小説の中の悪女皇帝になった」第19話のネタバレです。ご注意くださ

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小説の中の悪女皇帝になった【19話】ネタバレ

夜、つぐみは剣のトレーニングをしながら今日起こったことを思い出していました、あの後ベヌースが、つぐみに宰相の件を引き受けると話に来たそうです。

ベヌースの申し出を聞いて、つぐみはとても喜びます。他の人を考えてはいましたが、なかなかしっくりきていませんでした。

さらにベヌースはストレートに物事を言ってくれるので、つぐみにとって重要な人材でした。つぐみは自分が間違った時に正してくれる存在が必要だと考えていたからです。

そんなことを思い出していると、ユーストが声をかけてきました。「こんな夜遅くまでお疲れではないですか?」

「むしろ疲れてたから出てきたんだ、そういうお前は大丈夫なのか?」とつぐみは問い返します。

「陛下より先に弱音を吐くわけにはいきません。」と答えたユーストとつぐみはそのまま、剣を交え稽古を始めます。

そこで、ユーストは単刀直入に切り出します。「仕事のしすぎです。」どうやら主治医から、今のつぐみは万全の状態ではない、と聞き心配しているようです。

ユーストはベヌースの説得の際、ベヌースと同時に貴族たちのプライドも守るために自分が出向かいました。かなりの気遣いを見せます。今回のつぐみの心配もそうです。

自分のプライドを捨て、他人に気遣うユーストをつぐみは『本当に素敵な人だわ。』と評価します。

稽古が終わりつぐみは礼を言い帰っていきます。ユーストは昔のことを思い出します。

彼の生い立ちも不遇なものであり、公爵家の隠し子でした。そのためユーストは周りから『汚らわしい』『俺たちと同じ待遇を期待するのはやめておけ。生まれが違うからな。』とバカにされていました。

そんなユーストにユリアは「みんなにバカにされることが当然だと思うな!」と一蹴します。その言葉が今までユーストの光となっており、ユーストの忠誠心を作り出していたのです。

『その光の側にいられるなら私のプライドなど喜んで差し出せる。なんだってできる。』そう考えていたのでした。

無自覚ブラック

ベヌースはつぐみに山のような書類を提出すると同時に「明日から3日間休暇をいただきます。」とつぐみに言います。

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顔色は悪い、目にはクマ、瞳孔が開きかかっているその様子から見るに、つぐみに要請してるのではなく決定事項を伝えているようです。

気づけばもう一か月…ベヌースにはずっと働いてもらっていました。周囲からもベヌースが疲れていることや、皇帝が容赦なくベヌースを使っていると噂になっています。

無自覚にもベヌースを酷使していたことに気づいたつぐみは、3日間の休暇を許可します。

しかし、ベヌースが伝えたいことはそれだけではありません。「何を仰るのですか?陛下も一緒に休んでいただきます。」

明日からはイースターでした。しかし、上司であるつぐみが休まない限り、他のものがまともに休めません。

つぐみの元の世界では、上司の出勤の時に有給を使おうとするとネチネチ言われていました。その経験があるつぐみは、もちろんつぐみが仕事している時に部下が休むことは構わないのですが、そう思ってるだけでは皆休めません。

つぐみは自分も休暇を取ることを決めるのでした。

休むことも仕事のうち

休暇当日、出かけていくつぐみを寂しそうにフェリックスが見送っています。「こうなることがわかっていればボクも今日休みを取ったのに!」

しかし、今日はフェリックスの変わりがいないので、その希望は叶いません。つぐみは落ち込むフェリックスに留守を頼み、出発します。

考えてみると、外出は初めてです。せっかくなので、自分が治める国を近くで見てみたいと思い、つぐみは国を散策します。

そしてつぐみは散策中に、馬の世話をしているユーストの姿を見かけるのでした。

 

\随時更新中!/

小説の中の悪女皇帝になった【19話】の感想

上司って難しいのですね。ある意味部下に気を使わないといけません、別に構わないと思っていても、自ら動かないとお互い気を使い合って、結果悪循環に…

つぐみは元会社員なので、少しのきっかけで上手く回ってないシステムや、部下の不満に気づくことができますから、良い国になりそうな気がします。まさに庶民の気持ちがわかる皇帝ですね。

しかし、憑依先のつぐみの体が疲れ知らずですので、油断すると突っ走って皆を置いていきそうで冷や冷やします。

またそれで、プチ反乱など起こらないことを祈りつつ…

今回もさらに人間らしさが出ていたベヌースに安心しました。前回までロボか、ロボ人間か何かかと思っていましたから。

当初ピリピリしてた皆が少し穏やかになり、人間味溢れる描写が増えてきて嬉しいですね。次回も楽しみにしています。

まとめ

以上、小説の中の悪女皇帝になった【19話】のネタバレと感想をご紹介させていただきました。

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