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小説の中の悪女皇帝になった【21話】ネタバレと感想:ピッコマ

小説の中の悪女皇帝になった ネタバレ

「小説の中の悪女皇帝になった」はmiraenavi原作、S.Yang作画、のファンタジー漫画です。

安原めぐみは、小説を読むことが趣味のごく平凡な会社員。

ある朝、彼女は読んでいた小説のキャラクター、ユリアになってしまいました。

小説では、自身が命を奪われることを知っているつぐみは、未来を変えるために動きます。

ここからは「小説の中の悪女皇帝になった」第21話のネタバレです。ご注意くださ

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小説の中の悪女皇帝になった【21話】ネタバレ

突然起こったつぐみの頭痛。ユーストは駆け寄り心配しています。

しかし、つぐみは「大したことない」と、その状態でも街に行こうとしています。

もちろんユーストは心配し、止めようとしますが「代わりについてこい、もう一人で行くと意地を張ったりしないから。」と、それとはまた別の意地で街に向かいます。

ユーストは、とても心配そうな表情でつぐみについて行くのでした。

お忍び

街に着くと、二人はチラチラと視線を向けられます。

どうやら二人は目立つようです。一応、フードは被った方が逆に目立つので、敢えて取っておく。という対策も練っていましたが、そういった問題ではなかったようです。

つぐみは街に来る途中に、ユーストから「街は少し騒がしいかもしれません。」と言われていました。今は祭りの最中であり、さらに祭りが終わると、社交パーティーのシーズンになるためです。

つぐみは以前、侍女からも話を聞いていました。このシーズンでは、皇帝の動向や機嫌を伺い、今後どうすれば自分に損がないか、または利益を得ることができるか、探るものが集まるそうです。

また情報共有が頻繁に行われるため、外部の人間が多くても変に見られることがありません。彼らにとってイースターは都合のいい口実でした。

つぐみは歩きながら、話の通り色々な人が街にいることを実感します。そんな中、美味しそうなパンを見つけます。

買って食べようと思い手を伸ばすと、先にユーストが取ってそのパンが安全なのか確認します。

つぐみは、その過保護っぷりに若干引きながらも納得し、パン代を払っています。

そんな二人の様子を見ていた街の老人が「お二人は騎士なのか?」と、声をかけてきます。過保護ユーストは警戒心からなのか、その老人にかなりのメンチを切ります。

男性は焦って言葉を続けます。「いや、悪気があって聞いたわけじゃない、わしも若い頃は騎士だったから君たちの先輩になるんだ!」

つぐみはユーストをなだめるように前に出て、老人に「どうかされましたか?」と声をかけます。

男性の話によると、酒場やレストランで出す料理を賭けて、腕自慢勝負を祭りのイベントとして開催していたようです。しかし、今のところ暫定一位が、昼間街でトラブルを起こした輩です。

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ルール違反こそはしてはいませんが、皆で楽しむための祭りのイベントの景品を、昼間何か所か喧嘩を起こした輩に持っていかれることに、老人はどうも納得が出来ないようです。

つぐみはこの男性に同情します。どうやら、輩たちにやられたのでしょう、よく見ると老人には痣があります。

『素手での勝負だから、剣気が出ないように気をつけないと…』と、つぐみは輩たちに勝負を仕掛ける気でいます。

しかし、「私がやります、目立ちたくないのでしょう?」と言い、先にユーストが向かいます。

呆然とユーストを見つめるつぐみに老人が声を掛けます。「恋人かね?」ニコニコと尋ねる老人につぐみは暗い真顔で答えます。「まさか。ただの仲間です。」

祭りのフィナーレ

ユーストに輩が先に声を掛けます。「警備隊か何かか?」イライラしてたからちょうどいい、警備隊の連中は付き合いが悪くてよ。」

と挑発してくる輩にユーストは、無言で『かかってこい』とジェスチャーで挑発し返します。当然カチンときた輩は「生意気な!」と叫びユーストに掴みかかってきます。

しかし、その手はユーストに触れることなく空振りです。さらにユーストの手刀一発で輩は地面に叩きつけられます。

ギャラリーは盛り上がっています。もちろん声援はユーストに向けてです。しかし、ユーストは声援よりも時間を気にしています。腕自慢イベントの終了時間まで、残りわずかです。

『陛下がお望みである以上…確実に遂行せねばならん』と一気に片を付けます。追加のみぞおち一発で輩は完全にダウンです。

祭りは最高の盛り上がりを見せました。その中、先ほどの老人がつぶやきます。

「今年の祭りの勝者は、あの黒髪の旦那だな!」

\随時更新中!/

小説の中の悪女皇帝になった【21話】の感想

もう、この二人が街に出かけてひっそりと目立たず観光、なんてできるわけがありませんね。

腕っぷしで勝者を決めよう。なんてイベントをしたら、そりゃゴロツキが飛びついてしまうだろうなんて野暮は抜きにして。ユーストの強さがより際立った話となりました。

街一番の連中が触れることも出来ず、さらにたった二発で倒されてしまったのですから。

もし彼氏だったらつぐみも鼻が高いでしょうが、老人に「恋人かい?」と聞かれ、暗い真顔で「まさか」と答えてましたね。どことなく残念そうです。

いくら、つぐみが強いからと言っても、女性に戦わせまいと前に出るユーストの姿はカッコいいですね。つぐみはその姿を見てどう感じたのでしょうか。

頭痛に始まり、タイマンで終わる。出来事は物騒なのに、何故か今までで一番ほんわかした話になったのではないでしょうか?

まとめ

以上、小説の中の悪女皇帝になった【21話】のネタバレと感想をご紹介させていただきました。

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ぜひチェックしてみてください!