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小説の中の悪女皇帝になった【23話】ネタバレと感想:ピッコマ

小説の中の悪女皇帝になった ネタバレ

「小説の中の悪女皇帝になった」はmiraenavi原作、S.Yang作画、のファンタジー漫画です。

安原めぐみは、小説を読むことが趣味のごく平凡な会社員。

ある朝、彼女は読んでいた小説のキャラクター、ユリアになってしまいました。

小説では、自身が命を奪われることを知っているつぐみは、未来を変えるために動きます。

ここからは「小説の中の悪女皇帝になった」第23話のネタバレです。ご注意くださ

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小説の中の悪女皇帝になった【23話】ネタバレ

「お前のせいでフェーズ公爵が殺された」女性が頬をぶたれ、そう言われています。

ぶたれている女性は「ガイアナ」と呼ばれています。どうやら、つぐみが不安視していた「魔女」のようです。

「父の命に背くとは!そんなことをしたところで何も変わらないんだぞ!」ガイアナに手を上げ、そう怒鳴りつけているのはガイアナの父です。つまりイターン王国の国王です。

彼はガイアナにローブを投げつけ「自分の目で確かめてこい、本当にあの小娘が正気に戻ったのか。」

ローブを纏い指示された何処かへと向かおうとするガイアナに「二度としくじるなよ。」と国王は念を押します。

「次は必ず」と答えるガイアナは、心の中で『二度もこのような真似はしないわ、今度はお父様に振り回されることはありません。時間を戻したことを公開させてあげます。」とつぶやくのでした。

ガイアナの計画

話は前回につながり、ガイアナはイースターの祭りに来ています。どうやら目的はつぐみに自分を認識させ、一緒にいることです。そうすれば、国王の力はガイアナに及ぶことはないようです。

そのため、国王から接触は認められてもいませんし、監視もされています。その状態でもなんとかつぐみと接触したいガイアナは、かなりの覚悟を持って臨んでいるようです。

そして、ガイアナはつぐみを見つけます。ガイアナは、つぐみに2年前に呪術をかけながら言った言葉を聞かせれば、つぐみが全てを思い出しているのかが判明すると考え、声をかけようとします。

しかし、ガイアナは声が出ません。どうやらガイアナの企みに感づいた、国王の仕業のようです。

どうしても、つぐみに自分の手がかりを残したいガイアナは「操る力」を使い、一時的に自分の声が聞こえるよう、つぐみを操ります。

『どうか戻ることも、思い出すこともありませんように』そう声をかけ、その場から逃げます。

これで、つぐみが追ってきてくれれば、つぐみと一緒にいる、という計画は成功です。

しかし、ここで例の助けを求める、女性の悲鳴が聞こえ、つぐみは悲鳴の方向にいってしまいます。

それも、実は国王の仕業のようです。国王の仕業と気づいたガイアナは『勝手にユリアを解放したことでフェーズ公爵を失ったのだから、私のことは信用してないでしょうね。』と計画が崩れた事に落胆します。

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しかし、つぐみの様子から、正気の姿に戻った皇帝の姿を感じたガイアナは、それだけでも良しと考え、帰っていくのでした。

ガイアナの「希望」

帰ると、もちろん国王は怒ってます。つぐみに後をつけさせようとしてたことはお見通しのようです。

国王は、つぐみの様子を見てくるという命令のはずでしたが、それすらもまともに遂行できず、さらに記憶まで全て戻したことについて「俺をがっかりさせるつもりなのか!」と怒鳴り、さらにまた手を上げます。

ガイアナはそんな国王にうんざりしています。ガイアナに「前代未聞の魔女」という異名を付けたのも国王でした。彼女に勝手に期待をかけて、がっかりして暴力を振るいます。

「望んでもない力を持って生きるくらいなら、いっそ生まれてこなければよかった。」とガイアナはこの状況を、もがいても助けを望めない地獄だと例えてます。

しかし、ガイアナには最後の希望が一つだけあります。それは正気に戻ったユリアの存在です。

彼女の唯一の希望は、ユリアに命を奪われることでした。

\随時更新中!/

小説の中の悪女皇帝になった【23話】の感想

今回は、前話をガイアナ視点から見た話でしたが、かなり謎が謎を呼ぶ回になりましたね。

一旦私なりに今回の話を整理してみたいと思います。

まず、ガイアナのユリアの記憶が戻ったかどうかの心配は、恐らくユリアが正気に戻ったか否かの心配なのではないでしょうか?

恐らくは、2年前、人を操る能力でユリアの人格を変えたのでしょう…そしてユリアは暴君になりました。しかし、何らかの形でガイアナはユリアを正気にさせ、その結果フェーズが罰せられ結果失うことになり、国王は怒っているのでしょう。

そして、ユリアが正気になる過程で、何故かつぐみがユリアの中に入ってしまった。なので前の話でつぐみがガイアナの声を聞いたとき「自分がこの世界に来た理由がわかるかもしれない」と直感的に感じたのだと思います。

しかし、ユリアの中につぐみが入っていることまでは、ガイアナも恐らく気づいていないようです。

そして、ガイアナは、ホントにユリアが正気になっているのか確かめ、正気ならばきっと自分を解放してくれると希望を持って、ユリアに接触しに行ったのではないでしょうか。

彼女にとっての解放が命を奪われることであることは、悲しいことですが…

もちろんこの解釈は、私の「仮定」も含めたものであるため真相はわかりません。今回はそういった話だったのではないでしょうか?という私の感想でございます。

ですので、次話以降、この謎に満ちた話がどういう話だったのか解き明かされるのを楽しみにしています!

まとめ

以上、小説の中の悪女皇帝になった【23話】のネタバレと感想をご紹介させていただきました。

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