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お兄ちゃんたちに気をつけて!【26話】のネタバレと感想|ピッコマ

お兄ちゃんたちに気をつけて ネタバレ

こちらではピッコマ漫画 お兄ちゃんたちに気をつけて!【第26話】のネタバレ&感想をご紹介しています。

エルンスト公爵家の養子となった少女、ハリ。3人の義兄たちから良く思われず、辛い日々を過ごし、27歳でようやく他家へ嫁ぐことになった。

やっとこの家から出ていける・・・そう喜んだのもつかの間、目が覚めるとなぜか幼少期に時間が巻き戻っていて―!?

 

キャベルはケンカ騒動をきっかけに、ハリに対して初めての謝罪をするのだった。そして猟期も終わり、バスティーエ一家が帰ることに。ハリは別れ際にヨハネスから高価な通信機をプレゼントされ、今後も連絡を取りたいという意思を伝えられる。

何もかもうまくいくかと思えた日常に、悲劇はせまっており―

ここからは、お兄ちゃんたちに気をつけて!【第26話】のネタバレになりますので、ご注意ください。

\随時更新中!/

お兄ちゃんたちに気をつけて!【26話】のネタバレと感想

エルンストで2度目の冬が過ぎたある春の日のこと―

「遅かったわね、心配したじゃない」

美しい花々が咲き誇る庭で、子どもたちを迎えるエルンスト夫妻。

景色を楽しみながら、色とりどりのお菓子を食べてくつろぐ一家。

ハリとエーリッヒは可愛らしい風船を一つずつ買い与えられていた。

9歳にもなってこんなもの欲しがるわけがない、と言い張る三男に本当は欲しかったんでしょ?とハリ。

“口元が緩んでるの見え見えよ”

「私の風船見て~」

ハリが自分の風船をゆらゆらさせると、空気が抜けて元気がなくなったようにしおれてしまった。

一瞬がっかりしたハリだったが、くるっとエーリッヒを振り返った顔はキラキラと輝いていた。

「なんだよ?」

「さっき風船なんかいらないって言ってたわよね?」

あっち行けよ、と後ずさるエーリッヒ。

そこへ新しいのを買ってあげようか?と聞いてくるエルンスト氏。

大変高価なものであることを知っている二人はいえ!と首をブンブン振った。

その隙にダッ、と駆け出す三男。

“逃げたわね”

家族の楽しいひと時

ふと、夫人が豪華なデザートタワーを用意しているのに気づくハリ。

「ハリもプリン食べる?」

大喜びで食べる!と返事する。

風船のことはすでに頭にない様子。

ユージンはハリにオレンジ味を勧めてきた。

「兄さんもオレンジ味好きでしょ?」

少し気恥ずかしそうに、俺はいい、とユージン。

すると夫人はユージンにオレンジ味のお菓子を渡してきた。

「私はどれも好きだから」とニッコリ。

僕は大丈夫ですからと少し照れながら言うが、遠慮しないでと返される。

本来ならエルンスト夫妻は半年前に事故に遭っていたので、今日のようなのどかな日は来なかったはず、と考えるハリ。

「それよりこの天気だと明日の皇室行事も大丈夫そうね」

どうやらキャベルはユージンの代わりに行事に参加させてもらえる様子。

「お前は落ち着きがないから連れて行く気はなかったんだが」

嬉しそうに顔を輝かせる次男。

“事故を防ぐために私がどれだけ苦労したことか”

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半年前、夫妻の事故を防ぐため、ハリは当日に駄々をこねて泣きじゃくり、夫妻がどこにも行かぬよう画策したのだった。

ハリの手をぎゅっと握り、美しい景色を眺める夫人。

「綺麗ね」

愛おしい日々

夜中にのどの渇きを覚えて目が覚めるハリ。

水を飲みに階段を降りると夫人が立っていた。

「どうしたの?私の娘、母に会いに来てくれたの?」

ハリは夫人からお酒の匂いがすることに気づく。

ほんのり顔を赤くしてこちらに微笑みかけている。

「・・・私はアリナじゃないです」

お酒に酔って、アリナと勘違いしているのだと思ったハリ。

夫人は少し驚いた顔をして、まあごめんなさいと言った。

「でもハリも私の娘でしょう?」

そしてハリを優しく抱きしめたのだ。

「私の可愛い子」

階段に不思議そうな顔をしているエーリッヒの姿があった。

「エーリッヒ!おいで、私の可愛い子」

ユージンも母親に気づいてやって来た。

「母さん、いったいどれだけお酒を飲まれたのですか?」

今日は気分が良くてつい、と恥ずかしそうにする夫人。

そしてユージンに近寄り、あなたもまだ子どもなのに・・・と頬に手をあてる。

「ごめんなさい、かなり酔ったみたい」

「あなたたちを見ていると―」

夫人は感極まった表情を浮かべ、言葉をきった。

「メリッサ、まさか酔っているのか?」

エルンスト氏が心配そうにやって来た。

なぜ一人酒を、明日も外出するのに体調でも崩したら・・・と妻の身を案ずる。

「大丈夫よ、ひと眠りしたら酔いも覚めるわよ」

そこへ、皆で何してんの?とエーリッヒのおもちゃを持って最後に登場するキャベル。

“なんで夜中に全員集合してるんだか・・・”

明日寝坊したら置いて行くからな、という父の言葉に絶対早起きする!と次男。

「お前たちも早く寝なさい」

妻を連れていくエルンスト氏。

「みんな良い夢をみてね」

 

愛おしい日々を何度も繰り返した夕暮れのこと。

エルンストにある報せが届く。

嘘だ・・・とつぶやくハリ。

 

『狩猟中に予期せぬ襲撃があり・・・エルンスト家の次男が重症』

『エルンスト公爵夫妻、死亡』

 

“私は、何も変えられなかった”

 

>>27話に続く

\随時更新中!/

お兄ちゃんたちに気をつけて!【26話】の感想

終始、嫌な予感が止まらない26話でした。

ついに起こってしまったエルンスト夫妻の死。

ハリの努力もむなしく、夫妻の死を回避することができませんでした。愛情に満ち溢れていた二人だっただけに、ショックが大きすぎて辛いです。

キャベルも大ケガをしているようですし、大変由々しき事態です。

エルンスト家の子どもたちはどうなってしまうのでしょうか?次回の展開がとても気になりますね!!

まとめ

今回ご紹介したのは、ピッコマで独占配信されている「お兄ちゃんたちに気をつけて!」の第26話になります。

他の漫画配信サービスでは読むことはできません。

本作品はピッコマにて1日1話無料配信されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!