「悪女が恋に落ちた時」は、原作者はSeo Gwijo、文はredguとHJ、絵はDCBOが担当する恋愛ファンタジー漫画です。
主人公は大好きな小説の中の悪女、ルペルシャ皇女に憑依してしまいます。
読書をしているカインを邪魔しない様にと図書館を出た主人公でしたが、カインは気づいて追いかけてきたのでした。
ここからは、悪女が恋に落ちた時、の第19話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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悪女が恋に落ちた時【第19話】のネタバレ
「どうしたんですか?」と主人公が問えば、「声もかけられずに帰られるので・・」とカインはしゅんと落ち込んだ顔をして答えます。
『私たちが来たの気づいてたの?なんだ〜』と、主人公は声をかけても大丈夫であったことを知ってほっとします。
そして、「せっかくの休みなので一緒に気分転換でもどうかと思って訪ねたんです。もしかしてお邪魔でした?」と満面の笑みで誘います。
「・・いえ」と小さく答えてカインは顔を赤らめ、『照れてる〜、かわいい!』主人公は喜びます。
その後ろではユジンもまた、クスクスと可笑しそうに笑っていました。
「3人で一緒に散歩しませんか?」との主人公の言葉に、「はい、皇女様」とカインは応じるのでした。
真面目なカイン
散歩の途中、カインに一緒に座ろうと誘った主人公は、無礼な行動だからダメだと断られてしまいました。
しかし、ユジンと皇女が庭を堪能している間、少しも目も離さずに見守っているのでした。
主人公は、そんなカインの行動は心を許している証拠だと知っていたので快く思っていました。
カインは、色々と表現が不器用です。
原作では、そんなカインの行動を腹黒いとユジンは嫌っていましたが、今は面白がっているようでした。
主人公はそんなユジンを不思議に思います。
散歩が終わってカインと別れた後、「とてもいい人だと思いません?」と、主人公はユジンに尋ねます。
「公爵閣下のことですか?そんな風に言うのは皇女様だけですよ」とユジンは言い、「え〜?私の目にはとても優しい人に見えるのに」と主人公は笑います。
「皇女様は本当に変わったお方です」と言って、ユジンもまた笑うのでした。
皇宮内の噂
そんな日中の晴れた天気とは裏腹に、宮の中ではよくない噂が広がっていました。
皇女の死が近いという噂や、皇帝が結局皇女を追い出したという噂、そして口にするのをためらう様な噂までありました。
しかし、それらの噂が皇女宮の外に漏れることはなかったのです。
皇女はその夜も、侍女のアンリにお茶をもらっていつも通りののんびり過ごしていました。
そんな姿を侍女のリニは『最近宮中がざわついているから、皇女様の耳に変な噂が入らないか心配だったけど・・大丈夫そう・・』と見守っていました。
「本当に美しい世界ね。まるで夢みたい。夢なら・・覚めなければいいのに・・」とバルコニーから見える夜の光景を眺めて、主人公は微笑みます。
それを聞いて、『い・・今のどういう意味!?まさか噂のこと知っているとか!?それともまた体調が悪いんじゃ・・。一人で思い悩まないでください皇女様!』とリニは動揺します。
主人公はそんな侍女の様子には気づかず、「うーん、何か残しておいたほうがいいかも」と呟きます。
主人公にとって、花のように美しいイケメン二人と一緒にいても、写真一枚残すことができないのが残念で仕方ありませんでした。
そのオタ活の心残りを、文字で解消しようと思ったのです。
「そうだ日記を書こう」と主人公は思いつき、「ねえ、アリン」と振り返って侍女を呼びました。
しかし、いつのまにか侍女たちは退出してしまっていたようで、「あれ?いない。まぁいっか!」と主人公は気にしないのでした。
その頃、侍女のリニはメイド長のエマに泣きついていました。
「皇女様が・・日記を書いて何かを残したいって・・。なんで急に日記なんか・・一度も書いたことがないのに・・!」と、泣きながら不安を言います。
侍女のアリンもまた涙ぐみ、「リニみたいに余計な心配はしたくなかったのですが、今日の皇女様を見ていると不安で・・」エマに言います。
「とりあえず落ち着いて」と二人を宥めながら、『なぜ急に日記を?皇女様の死が近いという噂は本当なんだろうか。死ぬ前にこの世に自分の思いを残すための日記を・・?』とエマでさえも不思議に思っていました。
主人が不幸な境遇に置かれた時に、下の者たちが大きく動揺するのは珍しいことでした。
主人公は自ら心を開き、侍女たちをお茶に誘ったりと歩み寄ってきました。
そんな時から、今までの冷淡で距離のあった皇女とは違い、ルペルシャ皇女は侍女たちの間で特別な存在になっていたのです。
しかし、そんな彼女たちでも皇女の力になれる方法は限られていました。
「私が用意して渡すからみんな帰っていいわ」とエマが言います。
皇女の要望に最善を尽くそうと、エマは決意するのでした。
夜の散歩
主人公は夜の皇宮を一人散歩していました。
今日は7歳の皇女の記憶を取り戻しました。
机で楽しそうに勉強する勤勉で小さな皇女の様子に、『さすがお姉様!エリートだったのね!』と感激したのでした。
夜になかなか眠れず、主人公は皇宮内の庭園に散歩に出ました。
『ここに来てもう1ヶ月か。時間が経つの早いな・・。早く皇宮の外に出ないと』と、綺麗な風景を見ながらため息をつきます。
皇宮の外に会いたい人たちがいるため、主人公は出る準備をしていました。
しかし、医師のロックスが「どうしてもと仰るなら私を殺して行ってください」と泣きながらの床に仰向けになってまで抗議したのです。
その抗議に、『まったく大げさすぎるのよ!いい年して地面に寝転がるなんて・・』と主人公は唖然としたのでした。
「私は早くここを出たいのに!」と独り言を言っていると、近くの木陰からカインが出てくるのを見つけました。
「公爵?」と問えば、カインは無言で頷きます。
『本当口数が少ない人ね・・そこがまあいいんだけど』と思いながら、「こんなところで会うとは思いませんでした」と主人公は声をかけます。
無言のままのカインを見て、『まるで無愛想な野獣って感じ。まあでも野獣にしては繊細すぎるか』と主人公は感じました。
カインが何も言わず、動きもしないので主人公は自ら近づきます。
「こ、皇女様?」とカインは少し焦った様子です。
『また名前を呼ぶだけで何も言わない。でも、まあいっか。いくら無口でもこんなに美しいんだもん。私が先に声をかければいいのよ。会えてうれしいわ』と、主人公はにっこり笑いかけるのでした。
第20話に続く>>
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悪女が恋に落ちた時【第19話】の感想
皇女の周りの人々が、主人公の行動で気持ちの変化を起こしているのがわかりますね。
ロックスは時々気持ちが先走って可愛いおじいちゃんだと思います。
カインは本当に自分の気持ちを表現したり伝えるのが苦手という、か不器用に感じますね。
主人公は偶然出会えたカインに何を伝えるのでしょうか。
次の話も楽しみですね。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「悪女が恋に落ちた時」の第19話のネタバレと感想をご紹介しました。
「悪女が恋に落ちた時」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。