全ては勘違いだった、はG-ANNE原作、MIM作画の恋愛漫画です。
前世で読んだ小説の悪女ドルーア・バローズに生まれ変わっていることに気付いた主人公は、処刑を避けるために動き出します。
お茶会の警告を伝えにアーロンに会いに行ったドルーアでしたが、予想外にも食事に誘われたのでした。
ここからは、全ては勘違いだった、の第9話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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目次
全ては勘違いだった【第9話】のネタバレ
アーロンと2人で食事を始めたドルーアでしたが、無言の空気に気まずさを感じていました。
「・・ドルーア」とアーロンが先に口を開き、ドルーアは何の話が出てくるかと身構えます。
「私があなたにプロポーズしたら受けてくれますか?」とのアーロンの言葉に、ドルーアは食べていたものを思わず吹き出します。
「結婚する気もないのに何を仰るんですか」とドルーアが問えば、「僕は真剣です。あなたと結婚したら少なくとも不幸にはならない気がします」とアーロンは答えます。
アーロンは自分の愛する人はもう亡くなっていると言い、ドルーアは疑問を感じます。
アリスとアーロンの出会い
アーロンは、その人とは騎士修行の時に知り合ったと言います。
アーロンは騎士になるために、150頭の怪物を捕まえるという試験をこなす必要がありました。
修業期間中は変装などで正体を隠し、他人から手助けを受けず全て一人で解決しなければいけません。
生計のために市場で怪物や獣の皮を売っている時に、アーロンはその人に会いました。
話しているうちに相手が貴族であることに気づき、そこの貴族家は一つだけなので相手が誰かはすぐにアーロンには分かりました。
会っているうちにだんだんとアーロンは彼女に惹かれて行き、修業が終わったら告白しようと思っていました。
そんな時に祖父が亡くなり、アーロンは首都に戻らなければいけませんでした。
再び市場に戻った時には彼女の姿はなく、数ヶ月探しても見つかりませんでした。
仕方なく貴族邸に直接向かったアーロンは、家族の一人にアリスの墓へ案内されたのでした。
ドルーアの推測
その話を聞いたドルーアは、リモランド家が偽の墓を作ったのではないかと推測しました。
アーロンは遺体を見た訳ではないようです。
『アーロンが首都でアリスを見たのならすぐ分かったはず。でも、愛する人に事情も言えず避けてる理由はなんだろう?』とドルーアは不思議に思います。
修業に行っていた領地がエルンハルトならその「アリス」はアリス・リモランドで確定だとドルーアは考えます。
ドルーアはアーロンからもっと話を聞こうとしますが、タイミング悪くクレイモア家の夫妻が帰宅してしまいます。
「バローズ令嬢!」と笑顔で現れた夫妻は、「令嬢が来たと聞いて挨拶に来ない訳にはいかないでしょう」とドルーアの訪問をとても歓迎しているようでした。
その勢いにはアーロンも戸惑うほどで、ドルーアはその後アーロンに聞くタイミングを逃してしまうのでした。
騎士修業
メイドのサディの弟が騎士だったため、帰宅したドルーアはサディに聞いてみることにしました。
「アーロンに騎士修業のことを聞きたいんだけど話してくれるかな?」とドルーアが言うと、「多分無理だと思います。騎士修業は神聖な儀式ですし、クレイモア家はその辺特に厳しいので・・」とサディは答えます。
アーロンに騎士修業の場所を喋らせるのは難しそうでした。
『だけど、もし本当にあのアリスならなんで避けてるの?アリスが首都に来てから顔合わせてるはずだし』と、ドルーアの疑問は深まるばかりでした。
ドルーアは、ノクターンのお茶会への返事は【不参加の返信すらしない】ことにしました。
不参加と返せば、またノクターンが訪ねて来る可能性があったからです。
部屋でドルーアがゆっくりしていると、「お嬢様、ジベルです」と扉を叩く音がしました。
ドルーアが部屋に招くと、ジベルは「メモリアの糸かせ」をドルーアに差し出したのでした。
お茶会
ノクターンの屋敷ではお茶会の支度のために使用人たちが慌ただしく動き回っていました。
そんな光景を眺めながら、ノクターンは壁に寄りかかっています。
「喜んでくれるといいけどな。十分楽しんでくれれば、悲しいことにも耐えられるだろうから」とノクターンはつぶやきます。
「君もそう思うだろう?」とノクターンは顔を上げ、「アリス・リモランド」と名前を呼びます。
「ああっ!」とアリスは飛び起きて、夢であったと気づきます。
心臓は激しく脈打ち、恐ろしさからアリスは震えます。
『目が・・合ったわ。これはただの夢・・。これは予知夢じゃない。私の恐怖が招いた虚像にすぎないわ』と、アリスは自分に言い聞かせます。
アリスは、予知夢を見ることをドルーア以外には言っていませんでした。
その秘密は弱点にもなるとアリスは考えていました。
それでもドルーアに伝えたのは、予知夢の中でノクターンがアーロンとアリスを殺害したからでした。
『あの日、ノクターン・エドガーに会わなければよかった・・!』と、アリスは最初の出会いを後悔します。
アリスとノクターン
「リモランド令嬢、初めまして。ノクターン・エドガーです。バローズの親友ですね?聞きたいことがあります。ちょっとお時間よろしいですか?」と、ノクターンは話しかけてきたのです。
後日ノクターンはリモランド家にやってきて、二人で話すことになりました。
「バローズの婚約をリモランド令嬢は前からご存知でした?僕は婚約式が終わってから知りました」とノクターンは問いかけ、「あ・・ドルーアが急いで婚約を進めてましたから。縁談が入ってすぐ決めたんです」とアリスは答えます。
「・・まだ縁談が来るのが不思議だけどな」とノクターンは小さく言って、「えっ?」とアリスは聞き返します。
「急いで婚約したならクレイモアと愛し合ってる仲ではないってことですね」とノクターンは言って、「そうですね。私もそこまではよく・・」とアリスは答えます。
「バローズがアーロン・クレイモアについて、令嬢とどんな話をしたか知りたいんです」とノクターンは言って、『何なの?ドルーアに関する質問ばかり・・。エドガー公爵がドルーアと幼馴染だから訪問を承諾したのに。今この人と話さないほうがいいわ。何か言い訳をしてお開きにしよう』とアリスは思います。
「あの・・ちょっと用事を思い出して・・」とアリスが言いかけると、「責めるつもりではないので。困るようでしたら話して頂かなくても結構です」と言うノクターンの身体から紫色のモヤが放たれます。
すると『いや・・考えすぎだったみたい・・』とアリスの気持ちが変わり、「い・・いいえ。大した話でもありませんし・・」とノクターンに答えます。
「じゃあ、話を聞かせてもらえますか?」とノクターンは問いかけ、「はい」とアリスは答えます。
『!?』と、アリスは自分の返答が信じられないのでした。
第10話に続く>>
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全ては勘違いだった【第9話】の感想
アーロンがアリスを避ける理由が気になりますね。
メモリアの糸かせでドルーアは何を思い出せるのでしょうか。
ノクターンの力はどんなことまでできるのか気になりますね。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「全ては勘違いだった」の第9話のネタバレと感想をご紹介しました。
「全ては勘違いだった」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。