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お嬢さんの執事【39話】のネタバレと感想|ピッコマ

お嬢さんの執事 ネタバレ

お嬢さんの執事は、ピッコマで配信されている原作HA YaeJi・漫画cheomjiの作品で、お気に入りの小説の主人公・シャルロッテになってしまった夢莉が、お気に入りのキャラクターであるランスロットを死なせずに幸せにするため奮闘する恋愛漫画です。

夢莉の魂がシャルロッテの体の中に入ったのは偶然だったとメフィストに説明されます。

時間の無駄だったと部屋を出ようとする夢莉を引き止め、夢莉の兄の姿を映し出したメフィストは「どうだ夢莉、戻りたくないか?」と問いかけました。

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お嬢さんの執事【39話】のネタバレ

「不思議な気分だ…自分がいなくなった後の世界を見ることができる人なんてこの世にどれくらいいるのだろうか」と夢莉は自分の葬式が行われている様子を眺めます。

「あぁ…やっぱりお父さんとお母さんは来なかったのね…アニキ一人で大変そう…悪いことしちゃったな…そんなに仲が良かったわけでもないのに…こう見るとなんだか妙な感じ」と夢莉が感慨にふけっていると、「俺はあんたを生まれたところに戻してやれるぜ」とメフィストは言いました。

元の世界に戻るための代償

「その方法を探すのに苦労したんだ、こんなチャンス二度とないと思うぞ?よく考えてみろ、ここで過ごした時間は短いんだ。あの懐かしい場所とは比べ物にならない」とメフィストが囁く言葉に夢莉は「でも私は…」とささやかな抵抗をします。

「今あんたが見つめてるアイツ…あんたのたった一人の家族なんだろ?本当にアイツのところに戻らなくてもいいのか?」とメフィストに言われ、「戻りたい…と言ったら?」と夢莉は聞きました。

メフィストに「俺と契約すればいい」と言われた夢莉は「…魂を取られるのは嫌よ」と代償を先に断ります。

「ははっあんたはそんなことしなくていい、もっといいものを持ってるだろ?」とメフィストは夢莉を指さして「カンデンティア」と言いました。

「そ…それは私が勝手にあげられるものじゃないわ。それに使い方だって知らないし…」と断る夢莉に、「心配するな。俺にくれると決心さえすれば何の問題もないさ」とメフィストは笑います。

「本当に…?」と迷いを見せる夢莉の顎をメフィストは持ち上げ、「夢莉そんなのはあんたが元の世界に戻れば必要のない力だ。実際にあんたには荷が重い力だろ?そんなのはさっさと手放して元の世界に戻ればいいんだよ」と囁きました。

夢莉の脳裏に「その力を持った人たちはほどんどが若くして亡くなったそうです」という言葉が過ります。

メフィストは契約書を出し「さぁ決心したならここにサインするんだ」と指示します。

「わ…私はまだ心の準備が…」と煮え切らない態度の夢莉に、「あんたが損することは何もないんだから。それに元々あんたのものでもないだろ?」と言ってメフィストは羽根ペンを握らせました。

「そうよ…この体も能力も…すべて私のものじゃない。運良く違う世界で楽しい時間を過ごしただけよ。本を閉じれば終わってしまう物語のように、元の世界に戻るだけ…私は…シャルロッテではなく、西條夢莉なんだから…」と夢莉が契約書に羽根ペンを近づけた時、ランスロットの顔が思い浮かびます。

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契約書が光だし、「これはどういうことだ…夢莉!」とメフィストは光から逃げるように後退しました。

夢莉がこの世界で得たもの

「あんたはこの世界に私のものなんて何もないみたいな言い方するけど、それは違うわ」と言いながら夢莉は、光に当たり咳き込むメフィストに近づいていきます。

「たった一つ…自分のものがあるの。世界中のすべてのものと引き換えにしても惜しくない」そう話す夢莉にはランスロットの優しい手や温かな笑み、胸をいっぱいにしてくれる愛の言葉がありました。

初めて受け取った愛や約束した未来はランスロットが夢莉と一緒に重ねてきたもので、「それらは本当の私のものよ」と夢莉はメフィストに胸を張ってみせます。

「だから…いつか私の口からすべてを話すためにも絶対に戻れない」と夢莉が考えている間にも態勢を整えたメフィストは「…最初から契約する気なんてなかったのか」と言いました。

「当然よ。都合のいいことしか書いてないような契約書にむやみにサインなんてできないわ!ブラック企業かもしれないんだから!」と夢莉はメフィストに言い放ち、「とにかく…あんたがカンデンティアを欲しがってるのはよくわかったわ。私が手放さない以上、あんたには渡らないってこともね」と不敵に笑ってみせます。

「今日はよくも婚約式をメチャクチャにしてくれたわね。私は絶対にこの力をあんたに渡したりしない。これは私の復讐よ!」と喧嘩を売った夢莉に対し、メフィストは「…契約しないと言うなら違う手を使うまでだ。カンデンティアの適合者を消す…とかな!」と言って背中から蛇たちを出しました。

夢莉はメフィストの攻撃に慌てることもなく、カンデンティアの力で蛇たちを切り落とし、メフィストの目の前に羽根ペンを突き刺します。

「こうして何度も会ううちにわかったことがある。こいつは本当はカンデンティアが必要なんじゃなくて…カンデンティアを恐れてるんだ」と夢莉は考えながら、「やれるもんならやってみなさい。でも今日はダメよ」とメフィストに言いました。

部屋の空間にヒビが入るとその裂け目からランスロットが現れて夢莉を抱きしめ、夢莉はメフィストに「私のフィアンセが迎えに来たから!」と笑って見せました。

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お嬢さんの執事【39話】の感想

元の世界には戻らないことを覚悟していた夢莉でしたが、苦労している兄の姿を見て気持ちが変わってしまったのではないかと始めはハラハラしました。

けれど不敵にメフィストと対峙する夢莉の姿に安心できました。

ついにランスロットが迎えに来てくれてたので、次の話が楽しみです!

まとめ

今回はピッコマで配信されている「お嬢さんの執事」の39話のネタバレと感想をご紹介しました。

「お嬢さんの執事」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。