悪役のエンディングは死のみは、ピッコマで配信されているGwon Gyeoeulの作品で、選択肢を間違えるとすぐに死んでしまうハードモードのヒロインになってしまった主人公が死亡エンドを避け、ゲームクリアを目指していく恋愛漫画です。
子ども達の協力があり、主人公は隠し部屋に入ったことを咎められずに済みました。
本来であれば記憶を消されるところでしたが、「隠し部屋のことは他言無用でお願いします。その代わり…お探しの相手に関する情報を無償でご提供いたしましょう」とヴィンターは提案します。
\随時更新中!/
悪役のエンディングは死のみ【35話】のネタバレ
ヴィンターの提案に対し、主人公は「無償ですって?高級情報屋としては破格の条件…いったい隠し部屋が何だっていうの?」と警戒心を抱きます。
「そこまでしてあの子たちを隠したい理由は?」という主人公の問いに、ヴィンターは「彼らは魔術師の血を引く孤児で、反魔法団体に捕らわれてました」と答えました。
反魔法団体
「反魔法団体…?」と主人公が聞くと、ヴィンターは「魔法が徐々に普及されるにつれ、魔術師を神の教えに逆らう邪悪な存在と迫害する勢力ができたのです。皇室も神託によって正当性を認められてて魔術師にとってはつらい状況です」と説明しました。
「邪悪な術を使う者たちが消える時、神に選ばれし真の皇帝が生まれる。…そんなデタラメな主張をする異教徒もいます」とヴィンターが付け足した説明に、「異教徒といえば…」と主人公が呟きます。
「レイラー神国です。レディーもよくご存知かと」とヴィンターに言われ、主人公は初めて聞く事でしたが「そうね」と相槌を打ちました。
「この前、皇太子殿下が率いる軍に敗北したレイラーの残党が特に厄介で、帝国の貴族でもあの屁理屈に同調する者が少なからずいます」とヴィンターが話した内容に、主人公は「帝国の貴族まで?彼らに何のメリットがあって?」と質問しました。
「ほとんどは魔道具の事業をする者たちです。魔術師を利用しつつその存在を消せば、自分たちが市場を独占できますから」とヴィンターが答えるのを聞き、主人公はヴィンターがノーマルモードでも自分が魔術師であることを隠していたのを思い出します。
「深く考えたことなかったけど、こんな複雑な背景があったなんて。迫害される魔術師と異教徒の残党…私が知っているゲームとは別の世界みたい」と主人公が考えていると、ヴィンターは「…ですからお願いしますレディー。どうか秘密を守ってください。子どもたちの命に関わる問題です」とヴィンターは再度乞いました。
チカチカと光るヴィンターの好感度を見た主人公は「ハードモードでのヴィンターを私は何も知らない。貧しい人々や貧民街の子どもたちを助ける優しい魔術師が、ある日平民として暮らしてた本物の公女に出会う。ぺネロペの成人式の日にイヴォンが彼に助けられて公爵家に戻るところからノーマルモードがスタートする」と主人公はノーマルモードの始まりを思い出します。
「なぜペネロペの成人式だったんだろう。よりによって偽の公女が一番注目を浴びる日に…どう考えてもペネロペを潰すためよね?」と一つの疑問から推測した主人公は選択肢をオンにしました。
「ハードモードでのペネロペはこうして昔から嫌われたまま、ノーマルモードを迎えるのね…」と考えながら、主人公は選択肢の中にある「…秘密をバラすと言ったら?」という質問をします。
「だとすれば、かろうじて守られているその地位すら危うくなるかと」とヴィンターに冷たい視線を向けられ、「最初から頼みなんかじゃなかったんだ。これは偽りの公女に向けた警告」だと主人公は受け取りました。
選択肢をオフにした主人公が「わかった他言無用で」と答えると、ヴィンターの好感度は「8%」に上がりました。
隠しクエストの報酬
「もういいかしら、遅いからそろそろ失礼するわ」と席を立つ主人公に、「お捜しの者についての報告が…」とヴィンターは引き止めます。
「それはすでに別の情報屋で調べてもらったわ」と主人公が返すと、ヴィンターは少し驚きながらも「あ…そうでしたか」と引き下がりました。
「隠しクエストのせいで保険をかける計画が台無しになった。じき貧民街で出会うであろう可憐な姫君にいつ秘密をバラすかわからない公爵家の狂犬が敵うわけがない。帰ったら名前にバツつけとこ」と主人公は考えながら、「そうだ情報は口止め料だったわね」とヴィンターに話しかけます。
「情報はいいからこれをその男性に届けてくれる?」と主人公が青い箱を差し出すと、ヴィンターは「…伝言はどうなさいますか?」と質問しました。
「そうね…あの時のお礼…と言えばわかるわ」と主人公が伝えるとヴィンターの好感度が「13%」に上がります。
「…上がってももう関係ない」と扉を開け、「じゃ私はこれで」と店を出ようとした主人公でしたが、開けた扉はヴィンターが伸ばした手によって閉じられました。
ヴィンターと扉で挟まれる状態になった主人公が「…なっ何?まだ何か用?」と聞くと、「…どうか子どもたちの件のお礼をさせてください」とヴィンターは答えます。
「いいわよ…勝手に入ったのは私なんだし…」と主人公は遠慮しますが、「借りを作ったままでは嫌です」とヴィンターは更に主人公に近寄ります。
「なんか脅されてない⁉」と焦る主人公に、ヴィンターは「私は魔術師です。一般人にはできないこともやって差し上げましょう。助けが必要な時はいつでもまたお越しください」と伝えました。
「は?魔術師だからいつでも殺せるって脅してるの?」と考える主人公の前に隠しクエストを達成し、報酬として魔術師の助けを1回得たシステムメッセージが表示されます。
「もう会いに来ないと決めた途端こんな報酬って…だけどこの狂ったゲームでは手段を選んでられない」と考え主人公は「…必要になったら来るわ」と答えました。
ヴィンターの手が下がり、「ないとは思うけどね」と言いながら再度扉を開けた主人公の前には「魔術師の助け1回使用する時は助けてと唱えてね」と書かれたシステムメッセージが表示されます。
ヴィンターの店を出た主人公は馬車を出してもらうことを忘れていたことに気付き、「私のバカー‼」と心の内で叫びました。
\随時更新中!/
悪役のエンディングは死のみ【35話】の感想
ヴィンターの好感度が3%にまで下がった時はどうなることかと不安になりましたが、13%まで上がってホッとしました。
隠しクエストの報酬として手に入れた魔術師の助けを主人公が使う時がくるのか今後の展開が楽しみです!
まとめ
今回はピッコマで配信されている「悪役のエンディングは死のみ」の35話のネタバレと感想をご紹介しました。
「悪役のエンディングは死のみ」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。