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お嬢さんの執事【43話】のネタバレと感想|ピッコマ

お嬢さんの執事 ネタバレ

お嬢さんの執事は、ピッコマで配信されている原作HA YaeJi・漫画cheomjiの作品で、お気に入りの小説の主人公・シャルロッテになってしまった夢莉が、お気に入りのキャラクターであるランスロットを死なせずに幸せにするため奮闘する恋愛漫画です。

アラーシュから夢莉の目の前にいるランスロットは、愛に絶望して死ぬ直前に時間を戻した魂だと知らされます。

夢莉は書斎から部屋に戻るとランスロットに「あなたに話したいことがあるの」と伝えました。

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お嬢さんの執事【43話】のネタバレ

「話したいこと…もしかしてついにお嬢さんについて教えてくださるのだろうか」と予想したランスロットは「はい、どんな話でも聞く準備はできています」と夢莉に伝えます。

「驚かないでね…ううん、怒るかもしれないわ」と躊躇する夢莉に、「そんなわけないでしょう。絶対に驚いたりしません。お嬢さんに関することなら何でも受け入れる準備ができてますから」とランスロットは微笑みました。

「うん…わかった。あのねランスロット。私たちの間に子どもができそうなの」と夢莉に言われ、「…え?」とランスロットは顔を赤くして驚きました。

致命的な欠点

「ランスロットが時間を戻したせいで、この世界の秩序が乱れてしまったんだ。そしてその隙に悪魔が入り込んでさ、ほんとまいっちゃったよ」とアラーシュは溜息を吐きます。

「あなたは天使なんでしょう?悪魔に対抗すればいいんじゃない?」と夢莉が提案しますが、「そうしたいけど僕たちには三つの禁忌があるんだ。殺生、悪魔との契約、そして人間の心、この三つ」とアラーシュは説明しました。

「そんなにあるのね」と相槌を打つ夢莉に「だからあなたをこの世界に呼び出したわけ。神の代行者、勇士『西條夢莉』」とアラーシュは告げます。

「何それ⁉」と夢莉は戸惑っている間にも、「乱れたこの世界のために悪魔を打ち払ってランスロットと愛し合ってくれ。もう二度と彼が同じ過ちを犯さないように。あなたが一番得意なのはランスロットを愛することだろう?」とアラーシュは言葉を続けました。

「あなたランスロットの過去のことは覚えてる?」と夢莉が聞き、「いや、残念ながら…彼が時間を戻したのはシャルロッテのためだったからね」とアラーシュは答えます。

「…ちょっと待って、つまり私が選ばれた理由はただランスロット沼にハマってしまったからなの…?」と気付いた夢莉はなんだか恥ずかしくなりました。

夢莉は気持ちを落ち着かせて「でもね…あなたの頼みには致命的な欠点があるわ。もちろん私はランスロットが好きよ。だけどランスロットが時間を戻してまで手に入れたかったのは本当のシャルロッテで…私が本当のシャルロッテじゃないと知ったらもう今みたいには接してくれないかもしれない」とアラーシュに言います。

絹のように艶のある黒い髪の間から覗く優しい瞳も、愛情をこめて囁く声も、全てがどんなに甘くてもそれは自分のものではないと、ランスロットが見ているのは自分ではないのだと夢莉が忘れたことはありませんでした。

アラーシュは夢莉の言葉を聞いて笑みを浮かべて「あなた本当にランスロットを愛してるんだね」と言います。

「そうよ。何か問題ある?それが私が選ばれた理由なんでしょ?」と夢莉が少し恥ずかし気にいうと、アラーシュは笑って「いやいや、いい人を選んで良かったと思ってさ」と返しました。

「それに悪魔を打ち払ってほしいと言ってるわりには資料が消えていくじゃない。私はそれが唯一の手段だと思ってたのに」と夢莉が文句を言うと、「それも心配しなくていい。なぜ僕がここに来たと思う?」とアラーシュは不敵な笑みを浮かべました。

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アラーシュの協力

「初めましてランスロット。僕はシャルロッテの友達のアラーシュって言うんだ。ご覧の通り天使だけど…これからしばらくお世話になるね」と自己紹介をするアラーシュにランスロットは言葉を失います。

「子どもというのはこの子のことですか?」とランスロットに聞かれ、「えぇ…まぁ…可愛いでしょ?」と夢莉は答えました。

「…まず彼は子どもではありません。100歳は超えているようですね」とランスロットに指摘され、「何ですって?」と夢莉は驚きます。

「天使としてはまだ子どもではありますが、決して侮れないですね」と言うランスロットに、「そうなのね…だけど侮れないってどういう意味…?」と夢莉が聞きます。

夢莉から視線を逸らすランスロットに、「え…もしかして…嫉妬してるの?」と夢莉は目を輝かせました。

「んも~可愛すぎる…!」と思った夢莉に「まだ小さい子なのよ?それに私たちは昨日婚約もしたし…キスだってしたでしょ?」と詰め寄られ、ランスロットは恥ずかしがりながらも「それは…いや…その……はいそうです。僕には天使のような神聖力はありませんから、お嬢さんが婚約初日から他の男に心を魅かれても僕は…」と告白します。

「何を言ってるの!私が好きなのはあなただけよ!あなた以外の人に魅かれるわけないでしょ!」と夢莉はランスロットに抱き着きました。

いい雰囲気になりキスをしようとした二人でしたが、この部屋にはもう一人いることを思い出します。

「ヒュ~ヒュ~いいよいいよ~。僕のことは気にしないで続けちゃって~」と言ってくるアラーシュに二人は立ち尽くしました。

「人生は短いんだ。機会があるときに思いっきり愛し合わないとね。モジモジしてたら後悔するよ?」と言葉を続けるアラーシュに、「…やっぱり一緒に過ごさないといけませんか?」とランスロットが夢莉に問いかけます。

「そうねぇ…私もちょっと後悔してるところよ。でもこの子はカンデンティアについてよく知ってて、協力してくれるって言ったから…」と夢莉が答え、「そうだよ!シャルロッテ、あなたに本当のカンデンティアを教えてあげる」とアラーシュが付け足しました。

場所は変わり、皇女殿下はベッドの傍らで呪いの痛みに耐えていました。

「呪いが強くなった…仕方ないわ。この間の契約の後遺症だもの…」と考えながら深呼吸をし、「大丈夫…この人さえ無事なら…」と眠るベスティーア公爵を見守ります。

ベスティーア公爵は夢莉を手に入れるために生命力をかけてメフィストと契約していて「今回私が止めてなかったらどこまで命を削られたか…」と皇女殿下は心を痛めます。

「忌々しい女…」と皇女殿下は呟き、「あの女がすべてをぶち壊してる…!」と夢莉に対し恨みを募らせました。

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お嬢さんの執事【43話】の感想

夢莉が話したいことが「アラーシュと一緒に住むことになった」でランスロットと一緒に驚いてしまいました。

夢莉がランスロットを助ける為に着々と足を進める反面で、皇女殿下は夢莉に恨みを募らせており、今後の行動が気になります。

アラーシュが教えてくれる本当のカンデンティアとは一体何なのか、次の話も楽しみです!

まとめ

今回はピッコマで配信されている「お嬢さんの執事」の43話のネタバレと感想をご紹介しました。

「お嬢さんの執事」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。