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お嬢さんの執事【44話】のネタバレと感想|ピッコマ

お嬢さんの執事 ネタバレ

お嬢さんの執事は、ピッコマで配信されている原作HA YaeJi・漫画cheomjiの作品で、お気に入りの小説の主人公・シャルロッテになってしまった夢莉が、お気に入りのキャラクターであるランスロットを死なせずに幸せにするため奮闘する恋愛漫画です。

夢莉達は本当のカンデンティアを教えてもらう為に、アラーシュと一緒に住むことになります。

一方、夢莉を手に入れる為に悪魔と契約して命を削られたベスティーア公爵を皇女殿下は心配し、原因となった夢莉に恨みを募らせていました。

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お嬢さんの執事【44話】のネタバレ

生クリームのホールケーキを目の前にアラーシュは目をキラキラと輝かせ、「シャルロッテ本当にこれ全部僕が食べてもいいの?」と夢莉に聞きます。

夢莉は「ええ」と答えながら、「ああいうところはただの子どもに見えるのに…100歳だなんて…なんだか変な感じ…」とアラーシュを眺めました。

婚約式の騒ぎの後

夢莉はランスロットが持って来た手紙を手に取りながら「あぁ…今日も目を通さなきゃいけない手紙がたくさんあるのね」と呟きます。

「この間の騒ぎのこともありますし…」とランスロットに言われ、夢莉は「…私たちの婚約式のことでしょ?皇帝はまだ昏睡状態なの?」と尋ねました。

「はい。実際はただの疲労のようですが。かなり体力がないようです」とランスロットが答え、「でも皇帝をあの状態にさせたのに何も言われてないわね」と夢莉が疑問を零します。

「みんな皇帝が悪魔に取り憑かれたところを見たわけですし、僕たちはそれを止めた側ですからね。それより…いまだシエラ皇女とベスティーア公爵の行方がわかっておらず、その件であちこち騒ぎになっているそうです」とランスロットは夢莉の疑問に答えました。

「あの二人が?どうして…」と夢莉が聞くと、「決まってるだろ。メフィストパレスだよ。今頃あいつの結界に隠れて何か計画しているんだろうね」とケーキを食べながらアラーシュが答えます。

「メフィストにとって皇女は特別な契約者らしい。おそらく対価によって使える魔力の幅が広くなるんだ」とアラーシュの言葉を聞いて、夢莉の顔が険しくなりました。

「まあまあ今のうちに準備しておけば大丈夫さ、心配いらないよ。僕が本当のカンデンティアについて教えてあげるって言っただろ?」と笑い飛ばすアラーシュに、「…そんなこと言っておいてこの一週間ケーキを食べてるだけじゃない」と夢莉は怒ります。

「いろいろ考えてるからさ。頭を使うと甘いものが食べたくなるんだよ。とりあえず僕が考えた訓練をするにはこの家は狭くて危険だ」というアラーシュの答えに、「ええ~?ここよりも、もっと広くなきゃいけないの?」と夢莉が不満の声を上げます。

「シャルロッテ、カンデンティアの使用者たちが早死にする理由は何だと思う?」とアラーシュに聞かれ、「それは…カンデンティアを乱発するからだって聞いたけど」と夢莉は答えました。

「ある程度合ってるけど、根本的な理由はそれじゃない。本当の原因は神聖力なんだ」というアラーシュの言葉を聞いてランスロットが「…神聖力中毒」と呟きます。

「そう。いくら優れた人間でも、そうそう簡単に神の力を体に込めるなんてできるわけないだろ?」とアラーシュが言うと、「そんな必要はない。もうお嬢さんにそんな力を使わせるつもりはないからな」とランスロットが答えました。

しかし、夢莉は「いいえ、ランスロット。私その力が必要なの」と言って、ランスロットの傍を離れてアラーシュに近寄ります。

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魔塔の思い出

「どうすればいいの?早く教えてよ。中毒っていうなら免疫力をつけるとか?」と夢莉が唸り、「まさにそれだよ。神聖力の免疫を高めるためには広くて安全な場所が必要なんだよね…」とアラーシュは頭を抱えました。

二人の様子を見ていたランスロットが「……そのような場所が必要なら魔塔はいかがでしょうか?」と提案し、「おっいいね。魔塔なら結界も防犯も完璧だし!」とアラーシュが答えます。

「本当にいいの?魔塔に行くのは嫌がるとばかり思ってたのに…大丈夫なの?」と夢莉は心配してランスロットの傍に戻りました。

「はい、お嬢さんと一緒ですから。それに…一度お連れしたかったんです。以前にも興味を持たれたようでしたから」とランスロットが答えると、「あ…バレてた?」と夢莉は少し恥ずかしそうな笑顔を浮かべます。

「僕がお嬢さんに関することは何でも知りたいように、僕に関することも教えて差し上げたいと思ってるんです。ちょうどいい機会ですね」と話すランスロットに夢莉が感動していると、「ランスロット最高!魔塔でも美味しいおやつ食べられる?」とアラーシュが割り込んできました。

イラついたランスロットが魔法でアラーシュをどこかに転送し、「…どこに送ったの?」と夢莉が聞きます。

「大好きなおやつでいっぱいの厨房に送ったので文句はないでしょう」というランスロットの答えに、「あははっ、そうなんだ。それじゃあ早く荷物の準備しなくちゃね」と夢莉は笑って準備をし始めます。

「お嬢さんが言うように魔塔に行くのは気が進まないが…あんなに嬉しそうにしている姿を見られるなら十分だ…」とランスロットは考えながら、「ずいぶん楽しそうですね」と夢莉に話しかけました。

「だって…私たちの初めての旅行ですもの。楽しいに決まってるでしょ」と夢莉はランスロットの手を取ります。

魔塔を思い浮かべると、いつもつらくて悲しい記憶ばかりだったランスロットでしたが、「これからは、この笑顔が思い浮かびそうな気がする」と夢莉の笑顔に見惚れました。

「魔法のような人、僕の奇跡、僕のお嬢さん…あなたとずっと一緒にいたいです」とランスロットは密かに願いました。

「大変です!悪魔がこちらに向かって来てます!」という叫び声に、魔塔の魔法使い達が「何だって⁉」と騒然とします。

叫び声を上げた本人であるガリアンは「…ロシャン様からの伝言です」と魔法でランスロットの映像を宙に映しました。

映像のランスロットは「明日、お嬢さんと一緒に魔塔に戻る予定だ。しばらくの間そこで神聖力の訓練をする。お嬢さんが快適に過ごせるよう魔塔を美しく清潔に整えておくように。以上」と言いました。

現在の時刻は午後4時で、魔法使い達は「そんな急に~⁉」とまた騒然としました。

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お嬢さんの執事【44話】の感想

皇帝に剣を向けたことについて、他の人たちも悪魔に取り憑かれたからだと分かっていてくれていて安心しました。

アラーシュが考えている訓練はどんなものなのか、夢莉はカンデンティアの力を使いこなせるようになるのか、今後の展開が楽しみです。

まとめ

今回はピッコマで配信されている「お嬢さんの執事」の44話のネタバレと感想をご紹介しました。

「お嬢さんの執事」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。