「せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい」は、漫画・宇宙くらげ、コンテ・Nam SaRang、原作・Cheong Song-A、脚色+yoshua、のファンタジー漫画です。
主人公は平凡な田舎娘。事故で命を落とし、気が付くと小説の登場人物「アドリアーナ（リアン）」に転生してしまいます。
しかし転生先でも命を奪われ、なんと2週目が始まるのでした。
ここからは「せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい」第27話のネタバレです。ご注意ください。
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目次
せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい【27話】ネタバレ
リアンはケーネスのショーを観ています。
前回、突然舞台に現れたケーネスに驚きはしたものの、リアンは最後までショーを楽しんでいます。そして、最後は拍手が鳴り響き、ショーは閉幕するのでした。
ケーネスの不安
ショーが終わると、ケーネスが「リアン嬢、来てくださってありがとうございます。」とリアンに声をかけてきます。
リアンは「演技すごく上手でしたよ、いつでも転職できますね。」と言いますが、ケーネスはあくまでも趣味であり、極めるつもりはないようです。
ケーネスは、リアンをからかうように「リアン嬢も一緒にどうです？」と提案しますが、リアンは「お誘いは嬉しいけど遠慮しとくわ、演技は自信がなくて。」と断ります。
するとケーネスはつい「意外ですね、てっきりお得意なのかと。」と答えてしまいます。
「…私を探るために呼んだのですか？」と少しイラっとし答えるリアンに、ケーネスは「そんなつもりは…すみませんつい癖で…」と慌てて訂正します。
少し間を空けて、ケーネスは本題を切り出します。「気分転換してもらいたくて。」
そして「まさか拉致されるだなんて…私も一緒に舞踏会に参加してお守りするべきでした…今日はそのことを謝りたくて。」と続け謝罪します。
リアンは「誰のせいでもありませんよ、謝らないでください。」と答えます。
するとケーネスは少し切り替え「…ところで不思議に思いませんか？最も警備が厳重なはずの宮殿の要所が、いとも容易く突破されるなんて、それも皇帝陛下のお膝元で。」と事件について触れます。
ケーネスはさらに「どうやら水面下で不穏な動きがあるようです。以前マロン商会があなたを狙ったのも単なる偶然ではないような気がするのです。」と注意を促します。
するとリアンは「…警戒は常にしています、家にいても気が休まらないほどに。」と答えます。
そして「心配してくださってありがとうございます伯爵様。」と笑顔を見せるのでした。
気の緩み…
リアンが家に帰ると「アドリアーナお嬢様！」とレアが血相を変えて出迎えます。
リアンが「どうしたの？レア」と聞き、レアが答えようとすると、突然シャロンが走ってきてリアンの頬にビンタをします。
そして倒れるリアンにシャロンは「ほんっと信じられないっ！」と言い放ちます。
何が何だか分からず、震えているリアンに「失望したわリアン、こっそりテオドールと文通してただなんて。」と言いながら義母がリアンの元に歩いてきます。
レアは「申し訳ありません、止めようとしたのですがシャロンお嬢様が強引に…」と必死にリアンに謝っています。どうやらシャロン達は、リアンの留守の隙に部屋を調べたようです。
義母はため息をつきながら「前にも言ったわよね、テオドールは勉学に励んでいるというのに、手紙なんて送って邪魔したら駄目じゃない。」とリアンを責めます。
リアンは「お兄様は…私の手紙を喜んでくれました。」とせめてもの抵抗を見せますが、義母は「そういうのを社交辞令というのよ、そんなことも分からないなんてまだまだね。」と一蹴します。
そして、さらに義母は「二度とこんな真似はしないでちょうだい。」とテオドールからの手紙をビリビリに破ってしまいます。
リアンはショックを受けながらも『油断した…詰めが甘かったんだわ…』と考えています。
そして義母はさらに詰め寄ります。「まだ隠しているでしょう？なにかもらったのよね？」と言います。手紙を読んだ義母はリアンの首飾りのことまでお見通しのようです。
リアンの顔色がさらに変わります。「嫌…これだけはっ渡さない…っ！」と必死に抵抗します。
しかし、そんなリアンに義母は冷たく睨みつけ「アドリアーナ、また部屋に閉じ込められたいの？」と言い放ちます。
リアンは震えながらも「それでも嫌です…どうか…」と、か細い声で懇願しています。リアンは前世を思い出して強くなった気でいましたが、幼い頃に虐待された記憶を克服したわけではなかったのです。
義母はそんなリアンに構うことなく、シャロンにリアンのつけている首飾りを奪ってくるよう命じます。
シャロンは「もう終わりよ、さっさとよこしなさい！」とリアンに手を伸ばします。
するとリアンは「嫌っ！」と、ついシャロンを突き飛ばしてしまいます。もちろんシャロンは大激怒です。
そしてシャロンは「よくも…絶対に許さないんだからっ！」とまたもリアンに手を上げようとします。
しかし、今度はレアが「やめてください！お嬢様をこれ以上苦しめないでください！」と体を張ってシャロンを止めに入ります。
そしてシャロンにしがみついたまま、レアはリアンに叫びます。「逃げてください、早く！」
レアの予想外の行動と叫びにリアンは一瞬ビクッとしますが「…レアごめん。」と小さく言い、そのままリアンは屋敷を飛び出すのでした。
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せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい【27話】の感想
ケーネスは、またもスタイリッシュに謝罪をしてきましたね。何か謝る時は、いつもまず何かサプライズ的なことを挟んでからの謝罪がスタイルのケーネスには、毎度脱帽です。
しかし、やはりあの事件の裏には何かリアンにとって恐ろしい何かが潜んでいそうです。リアンは警戒しているから大丈夫と言っていましたが、本当に大丈夫でしょうか？
そして恐ろしい敵は実家にも潜んでいました。今までもリアンは酷い仕打ちを受けていましたが、今回はさらに度を越えてきました。
レアはクレセンテ家の使いにも関わらず、家主に反抗してリアンを庇います。とても温まるシーンでしたが、当人たちはそれどころではありません。
リアンは屋敷を飛び出しましたが、これから一体どうするのでしょうか？外は外でリアンの味方になってくれる人は沢山いそうですが…
次回も楽しみにしています！
まとめ
以上、せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい【27話】のネタバレと感想をご紹介させていただきました。
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