「悪女が恋に落ちた時」は、原作者はSeo Gwijo、文はredguとHJ、絵はDCBOが担当する恋愛ファンタジー漫画です。
主人公は大好きな小説の中の悪女、ルペルシャ皇女に憑依してしまいます。
眠る皇女に騎士の誓いをするユジンを、ヘレイスは外に隠れて観察するのでした。
ここからは、悪女が恋に落ちた時、の第27話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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目次
悪女が恋に落ちた時【第27話】のネタバレ
主人公は、8歳になるルペルシャ皇女の記憶を夢で見ていました。
皇女は椅子に座ってもらったプレゼントの箱を抱えて静かにして、今までにもらったプレゼントを数えていました。
6歳の時は羽ペン、7歳の時は分厚い本でした。
箱を開けずに眺めている皇女を見た主人公は、『プレゼントなのにどうして開けないんだろう?』と不思議に思います。
「皇女様」と呼びかける声に皇女と主人公が振り返ると、そこにいたのはメイド長のエマでした。
「どうされたのですか?何か問題でも?」と心配そうなエマに、「開ける前のほうがワクワクするから」と皇女は答えます。
『プレゼントを開ける前の幸せな気持ちが消えるのが怖くて、真剣な顔でみつめていたのね』と、主人公は皇女を愛おしそうに見つめます。
『こんなに愛らしいお姉様をどうして皆はないがしろにするのよ!』と、主人公は触れられないのを分かっていながら、眼前の皇女を後ろから抱きしめます。
と、そこで主人公は目が覚めるのでした。
目覚め
記憶を思い出したことで出た口元の血を片手で拭い、大きく伸びをします。
『昨日早く寝たからか、今日はやけに身体が軽い』と、主人公は昨晩の出来事を思い出します。
結局、ロックスに気付け薬の処方を断られ、代わりに安定剤を処方されたのでした。
『ロックスには悪いけど、また市場に行かないと。それにあの酒屋も・・。あっ!ユジンがまた泣くんじゃ』と、主人公は身支度をしながら考えます。
とりあえずヘレイスを酒場に探しに行くのは保留して、サロン売却のお金を取りに行くことにしました。
人気のサロンだったのですぐに売れたと、エマからすでに報告を受けていました。
主人公は、そのお金でイビエン令嬢を探す気でした。
イビエン令嬢とは
イビエン令嬢とは、男主人公の皇太子ラビロフを愛していたにも関わらず、ヒロインの友達でい続けた不思議な人物でした。
ルペルシャ皇女のことはひどく嫌っていた人物でもあります。
『でもまあ、原作のような事件は起きないからきっと大丈夫ね!』と、悲劇を回避しようと動く主人公は楽観的に考えるのでした。
市場とリニ
同行してきた侍女のリニは、市場で目を輝かせて興奮していました。
「どこから行きましょう?あっちも見ていいですか?」とキョロキョロするリニに、「喜んでもらえて嬉しいわ」と主人公は笑います。
リニは元々、かなり名のある一族の出身でした。
しかし、リニが小さい頃に不慮の事故で家族を亡くしてしまい、皇宮入りすることになったのです。
子供の頃からメイドの仕事に追われていたせいで、リニは外の世界のことをあまり知らずに過ごしてきました。
なので市場にきたリニは、初めて外出した主人公と同じくらい全てが新鮮だったようでした。
そんな様子を微笑ましく見守っていた主人公でしたが、「リシャ様!こっちに来てみてください!」とのリニの声にそちらへ近寄ります。
人集りができており、大道芸人が芸を見せながら商品を売っているようでした。
魔法の粉を装置に大袈裟な動作で振りかけると、虹色の塊が大きくなっていきます。
『あれって・・綿あめじゃない??』と主人公はソレの正体に気づきます。
リニは興奮し、主人公はこの世界にも綿あめがあるのかと呆気に取られます。
その虹色の綿あめは、ちょっと怪しそうに見えましたが美味しそうでもありました。
そんな二人の様子を、ユジンは微笑ましく見守ります。
「リニ、一緒に食べに行こう!」と主人公はリニに話しかけ、リニは笑顔で皇女の手を握るのでした。
市場の帰り道
はしゃぎすぎた主人公は、ユジンに横抱きに抱えられていました。
自分のせいだと思ったリニは横で涙目です。
「ロックスに体力を補う薬も作るよう頼んでおきます」とユジンは皇女に言います。
そんな過保護なユジンの様子を、主人公は困ったように見ていました。
皇宮にて
主人公は、目の前に並べられた豪勢な食事を前に困っていました。
『最近、ユジンの過保護っぷりがエスカレートしてる気がする』と、主人公は思っていましたが、どうやらメイド長のエマもそうであるようです。
この食事は皇女に元気になって欲しいと、エマが厨房長に高カロリーのものを頼んだのでした。
『ここまでする必要はないのに!』と戸惑う主人公は、到底食べきれない料理をリニを呼んで一緒に食べます。
「皇女様・・。私たったの2日で太った気がします」と言うリニに、「リニは太っても可愛いから大丈夫よ」と主人公はフォローするのでした。
9歳の皇女
そんな日々を過ごすうちに、皇女の9歳の記憶が蘇りました。
8歳の時と比べて少し大人びて、時折氷の人形のような姿が見え、主人公の胸がざわつきます。
それでも相変わらず、勉強と折り紙が好きな皇女でした。
自由に歩き回れないためにできた趣味だと考えられ、主人公はそんな皇女の側にいて一緒に遊んであげたい気持ちに駆られます。
記憶が蘇ってルペルシャ皇女のことを知れば知るほど、主人公は胸が締め付けられるように感じるのでした。
皇女とエマ
主人公は夢で見た皇女のように折り紙に挑戦しますが、なかなうまく折れません。
そんな中、エマが話しかけてきました。
「以前頼まれた日記です。ここを押すと皇女様を主人と認識するようです」とエマが赤い宝石を指差して説明します。
それは黒い日記帳で、真ん中に大きな宝石が埋め込まれていました。
「主人?」と主人公が問えば、「はい。この本には様々な機能があるらしく、どんな機能かは本の主人だけが分かるとか。セキュリティ面は安全なのでご安心を」とエマは答えます。
『よくわからないけどすごそう・・!』と眺める主人公に、「その上軽くて硬いため、護身用としても使えるそうです」とエマはいいます。
そう聞いた主人公は「護身用・・?」と、憎らしい男主人公を殴る様子を一瞬考えます。
そんな想像に気づかないエマは、「危険な機能はないらしいので安心してお使いください」と言い、「そ、そう・・ハハ」と主人公は誤魔化します。
主人公が手帳を手に取って眺めていると、「皇女様、私にとって皇女様は大切なお方です。本当です」と、エマは改まって主人公に言います。
『急にそんなこと言われたら照れるじゃん』と、主人公は思わず立ち上がってエマの手を取ります。
「エマも私にとって大切な人よ!もはやエマは家族も同然なんだから!あ、嫌だったらごめんね・・」と主人公が言えば、「いえ、そう言って頂けて光栄です。私はいつも皇女様の側にいますのでお忘れなく」とエマは笑うのでした。
第28話に続く>>
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悪女が恋に落ちた時【第27話】の感想
イビエン令嬢を救うための準備が整ってきましたね。
みんなといる主人公は幸せそうで、一緒にはしゃぐリニは可愛いです。
エマもユジンも過保護ですが、死が近いと思っているから仕方ないですね。
日記帳にはどんな機能があるのでしょうか。
次の話も気になりますね。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「悪女が恋に落ちた時」の第27話のネタバレと感想をご紹介しました。
「悪女が恋に落ちた時」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。