悪役のエンディングは死のみは、ピッコマで配信されているGwon Gyeoeulの作品で、選択肢を間違えるとすぐに死んでしまうハードモードのヒロインになってしまった主人公が死亡エンドを避け、ゲームクリアを目指していく恋愛漫画です。
去年の狩猟大会でペネロペが暴れたことを聞き、公爵に反省していることを伝えた主人公。
食事も終わりデザートを出してくれた従者のドナー夫人が食器の嫌がらせをした人物だと知った主人公は、ドナー夫人の前にスプーンやフォークなどの食器を落としました。
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悪役のエンディングは死のみ【41話】のネタバレ
「ペネロペ・エカルト。おい、どうした?」と声をかけられますが、主人公は「スプーンがなくてデザートは食べられそうにないです」と立ち上がります。
「座りなさい」と命じられますが、「お話が終わったならお先に失礼します」と主人公は断りました。
食事の中断
「久々の家族揃っての昼食だぞ。いったい何の真似だ?」と公爵に睨まれ、「お腹が空いて我慢できませんお父様」と主人公は答えます。
「…何だと?」と公爵に聞かれ、「子どもみたいに食器の使い方がつたないせいかしら…食事ができません。夫人はどう思う?」と主人公が答えました。
そこで公爵と兄二人はペネロペの食器が小さいことに気がつきます。
「私の分は全く手をつけてないから、使用人たちで食べられるわね。私はエミリーに素手で食べられるサンドイッチでも用意してもらいます。では皆さんごゆっくり」と言って主人公は、食堂を後にしました。
「他の人には石弓で殺すとか言ってた子が、家の中ではやられっぱなしだったなんて…でもそんなペネロペを私は…私だけは…笑うことができない」と主人公は思いました。
「意外とそこまでお腹は空いてないかも。それより兄たちの好感度が心配…公爵の顔色を窺うのに必死だったから。まあどうせ候補から外した奴らだし、死なない程度で維持できればいいんだけど」と部屋に戻った主人公が思っていると、部屋の扉がノックされます。
「お嬢様、エミリーです」と声がかかり、「入って」と主人公が許可を出しました。
食事を持って入ってきたエミリーは「…読書中でしたか?」と主人公に聞きますが、主人公は答えずに「それは?」とエミリーの持っているものを聞きます。
エミリーが蓋を取るとサンドイッチに加え、温かいステーキとスープがそこにあり、「公爵様の指示で作り直しました」とエミリーは説明しました。
「あと執事長がこれをお嬢様にと…」とエミリーは胃薬を取り出します。
「皮肉だけど何も食べてないからお腹を壊す心配もない」と主人公は考え、「食事は結構よ。下げてちょうだい」と命じました。
「食べたいと仰ったサンドイッチですよ。本当に召し上がらないのですか?」とエミリーに聞かれ、「ええ」と主人公は答えます。
「一日中何も召し上がってないのに…せめて一口でも…」と心配そうにするエミリーに、「今に始まったことじゃないでしょ。私が部屋で食べた料理の中で貴族の食事って言えるのがあった?」とエミリーを睨みました。
「お嬢様…」と言葉に詰まったエミリーは「いいから下げて。今はひとりになりたいの」と更に言われ、部屋を出ていきます。
現実での食事事情
「八つ当たりだってわかってる。エミリーのおかげでかろうじて食事ができたんだし、特に不満はない。ただ私…いやペネロペが置かれたこの状況がどうしようもなく…ムカつく」と主人公は手にしていた本を投げ、ベッドの上に寝転びました。
「…なんでこんなことになっちゃったの?」と主人公は天井を見つめながら呟きます。
「現実よりマシなところなんて何もない…あっちでも生活は豪華だったもの。いつも食事だけは心配しなきゃならなかったけど」と主人公は現実のことを思い出しました。
「アイツがあの噂の妹?」と呟く声、「去年アイツのせいで何人も病院行きになったよな…」と囁く声、「兄は卒業してもういないってのに何様だっつうの。感じ悪っ」と悪口が聞こえ、給食のトレーがひっくり返されます。
「…それであの時、俺と兄貴が…」と話す家族の食事に主人公は混ざらず、夜中一人冷蔵庫を漁って食べたのご飯は兄のいたずらで腐っており、大富豪の隠し子だったのにいつも栄養失調と胃炎を抱えていました。
「…ホントバカみたい」と呟いた主人公は「そう思ったら偽物の公女のほうがマシかもね」と考え直します。
「やめたやめた。気晴らしに散歩でも行ってこよう。気分が沈んだ時は体を動かすのが一番だわ」と主人公は起き上がりました。
部屋から出た主人公は「お嬢様どちらへ?」と執事長から声をかけられます。
「ちょっと外に」という主人公の答えを聞いて、「外…イーストヒルに花火をご覧に行かれるのですか?」と執事長は聞いてきました。
「イーストヒル?…ああ、あの丘か」と呟きながら「だから公爵もエミリーもああ言ってたのか…ペネロペは毎年見に行ってたんだ」と主人公は考えます。
「今年は行かないつもり」という主人公の答えに、「今年は戦勝を祝って例年より盛大に行う予定と聞きますが…」と執事長は言いました。
「所詮花火でしょ?じゃ」とその場を離れようとした主人公に「お嬢様」と執事長は引き止めます。
「…何?」と主人公が聞くと、「…公爵様の指示で屋根裏部屋を片付けました。それをお嬢様にお伝えに行くところだったのです」と執事長は言いました。
「私に?…なんで?」と主人公が聞くと、「…子どもの頃はよく行かれてましたし、初めていらした年にもそちらで花火をご覧になりましたから。それで公爵様もご指示をなさったのだと思います」と執事長は説明します。
「もう忘れたの?執事長。私は今まで行きたくても行けなかったのよ。誰かさんのおかげで屋根裏部屋のある3階が出入り禁止になっちゃってさ」と主人公が皮肉を言うと、「…ドナー夫人は解雇されました」と執事長は言いました。
「え?」と主人公が聞き返すと、「公爵様がお怒りになり、退職金もなしで追い出しました。没落したとはいえ子爵家のものですゆえ、それ以上の処罰は与えられませんでしたが。公爵様とデリック様で直々に雇用契約書と推薦状を燃やしましたので、もう貴族の屋敷で働くことはできないでしょう」と執事長は話しました。
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悪役のエンディングは死のみ【41話】の感想
食事の席を立ち、エミリーに八つ当たりをしてしまった時は気分が落ち込んでしまった主人公がどうなるのかと不安になりましたが、立ち直れたようで良かったです。
ドナー夫人が解雇になったと聞いた主人公がどう動くのか、次の話が気になります!
まとめ
今回はピッコマで配信されている「悪役のエンディングは死のみ」の41話のネタバレと感想をご紹介しました。
「悪役のエンディングは死のみ」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。