「悪女が恋に落ちた時」は、原作者はSeo Gwijo、文はredguとHJ、絵はDCBOが担当する恋愛ファンタジー漫画です。
主人公は大好きな小説の中の悪女、ルペルシャ皇女に憑依してしまいます。
主人公は「天使に会えたからです」と、ヘレイスに笑いかけるのでした。
ここからは、悪女が恋に落ちた時、の第29話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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悪女が恋に落ちた時【第29話】のネタバレ
「もう泣かないのか?」とヘレイスに問いかけられ、「・・はい、もう大丈夫です」と主人公は笑います。
「なんで?」と問うヘレイスに、『ここはこの子の冗談に合わせてみよう』と主人公は少し考え、「天使に会えたからです」と、主人公は答えます。
ヘレイスは無表情で押し黙ってしまい、『あれ・・面白くなかった?』と主人公は頭を掻きます。
しばらくしてニヤッと笑ったヘレイスは皇女に顔を近づけ、「なあ、俺と一緒に来ないか?」と誘います。
イケメンの接近に、『ええっ!?行く行く行きまーす!!』と興奮する主人公でしたが、「皇女様!」と扉を開けてユジンが飛び込んできました。
『え?ユジン?』と、振り返った主人公の脇を素早くすり抜けて、ユジンはヘレイスに対峙して「何者だ!」と剣を向けます。
ヘレイスはそんな状況でもまったく動じずに、「俺の名前はヘレイス。リシャ、忘れるなよ」と、またニヤッと笑います。
『ヘレイス?もしかしてあのヘレイス!?』と主人公は驚き、「またな」とヘレイスは窓の外へと去っていきます。
「皇女様、大丈夫ですか?」といつの間にか来たカインが尋ねますが、『ヘレイスが私を尋ねてきた』と、主人公は驚きにぽかんと口を開けたままです。
「ボルタン卿が今あの者を追っています」とカインは言いますが、主人公は『きっと捕まらないだろうな』と思います。
「私はもう大丈夫なので」とカインを部屋から帰して、主人公はヘレイスの設定を思い返します。
ヘレイスとは
ヘレイスは情報ギルド長で、原作での彼は少し変わり者でした。
天使のような見た目とは裏腹に、泣き顔好きという独特の趣味を持ち、いつも泣き顔のヒロインのアリエルを追いかけ回していました。
作中での彼はアリエルを助けたかと思えば、泣き顔の方がキレイだからとわざといじめる掴みどころのない人物です。
そうしているうちに、他の登場人物のようにアリエルに心を奪われてしまうのでした。
しかし、彼の最後もユジンのように悲惨そのもので、アリエルを助けようとして命を落としてしまいます。
「ずっと・・俺のために泣いてほしかったようだ」と血を吐きながら言うヘレイスに、「死なないで・・私一人じゃ怖い・・!」とアリエルは泣き、男主人公である皇太子の名前を呼び続けるのです。
主人公はその展開を読んで呆れました。
『ある意味泣き虫のアリエルとヘレイスはお似合いだったのかも』と、主人公は考えます。
ヘレイスの最後はあまりにも気の毒すぎるので、主人公は今度こそ絶対に死なせないと決意するのでした。
ヘレイスの気持ち
ヘレイスは一人物思いに耽っていました。
『ルペルシャ皇女・・なかなか良い泣き顔だった。できるなら一日中見ていたいくらいだ』と、皇女の泣き顔と笑顔を思い出します。
震える手から香ってきた涙の匂い、そして伸びてきた手が頬に触れた感触を思い出すと、ヘレイスは頬が熱くなるような気もしました。
そんな中、部下が部屋に飛び込んできて、「隊長!どこに行ってた!ずいぶん探したんだぞ!一日中仕事をサボって!おかげで仕事が山積みだ!」と不満を訴えます。
「うるさい。いいからルペルシャ皇女について調べてみろ」と、そんな部下の訴えを無視してヘレイスは命じます。
「どうして皇女を・・」と不思議がる部下に、「気になるから」とヘレイスは答えます。
「まさか一目惚れでもしたとか??」と部下は揶揄うように笑い、「さっさと行け」とヘレイスは頭にゲンコツをお返しします。
「ささいな習慣や食事のメニューまで全部調べ上げろ。ただ寝室はバレる危険があるからいい」とヘレイスは命じ、「わかった」と部下は答えます。
ついにストーキングまで、と思う部下でしたが、「皇女の全動向を調べてやるから任せとけ!」と請け負うのでした。
主人公のイケメン対策
主人公は、ヘレイスが自ら訪ねてくれてラッキーだと考えました。
あの様子では、今後も会う機会はありそうです。
しかし、ヘレイスのイケメン具合に衝撃を受けて気を失わないためには、対策が必要だと主人公は考えました。
そして、イケメンにもっと見慣れておけば簡単には気絶しないだろうと思いつくのでした。
そうして、「リアル着せ替え人形」という、生きたイケメンを自分好みにコーディネートすることにします。
主人公は、カインとユジンを連れて再び街に出かけてます。
主人公がユジンとカインに好きな色を聞くと、ユジンは白、カインは特にないと答えます。
主人公はユジンにはシンプルな服、カインには落ち着いた服が似合うと主張します。
「今日は一緒に私とお買い物をしませんか?」と主人公が言うと、「はい、リシャがお望みでしたら」とカインははにかみます。
その照れている可愛い姿に精神的衝撃を受けながら、主人公はカインが休暇を延長したことを思い出します。
カインは、正体不明の人物がいるため皇女をボルタン卿だけに任せるのが心配だから、という理由で休暇を長期にして申請していました。
それを知った主人公は、『理由はともあれ二人のイケメンと過ごす時間が増えて万々歳ね』と思うのでした。
二人の服を探して、主人公は様々な店を楽しそうに周ります。
そんな中、「また会えたな」との声に振り返ると、ヘレイスが笑って立っていました。
第30話に続く>>
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悪女が恋に落ちた時【第29話】の感想
探していたヘレイスが自分から皇女に近づいていますね。
情報ギルドの部下の態度からすると、結構風通しの良い職場なのでしょうか。
イケメンの着せ替えは楽しそうですが、倒れない対策が「イケメン慣れ」となるのは面白いです。
日中に堂々と接触してきたヘレイスの思惑が気になりますね。
次の話はどうなるのでしょうか。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「悪女が恋に落ちた時」の第29話のネタバレと感想をご紹介しました。
「悪女が恋に落ちた時」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。