悪役のエンディングは死のみは、ピッコマで配信されているGwon Gyeoeulの作品で、選択肢を間違えるとすぐに死んでしまうハードモードのヒロインになってしまった主人公が死亡エンドを避け、ゲームクリアを目指していく恋愛漫画です。
ペネロペが食事に嫌がらせをされていたことを知り沈んでしまった気分を晴らすため、主人公が外に出かけようとしているところを執事長に声をかけられました。
主人公は執事長から公爵の指示で屋根裏部屋を片付けましたことと、ドナー夫人が解雇されたことを聞きます。
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悪役のエンディングは死のみ【42話】のネタバレ
「だから?喜べっていうの?」と主人公が言うと、執事長は「昼間のことで公爵様も心を痛めておられ、お嬢様が結局食事を抜いたのもずっと気に病んでおられました」と話します。
「今さら…私にどうしろって言うの?」と主人公は思いながら歯を食いしばった後、「今からでも食堂に行って食事を取ればお父様の気が楽になるかしら」と返すと、執事長は「公女様、今日のことは全て私の監督不行き届きによるものです」と頭を下げました。
屋根裏部屋への案内
主人公が驚いている間にも執事長は「今まで忙しさを言い訳に公女様を十分に気遣うことができませんでした。いかなる処罰も受ける所存です。しかしお嬢様…公爵様のお気持ちだけは素直に受け取っていただけませんか?」と言葉を続けます。
「あのあと、どうしたらお嬢様のお気持ちが晴れるかとお悩みになり、お嬢様の子どもの頃のことを思い出されたのです。一度下した命令は撤回しない方だとお嬢様もよくご存知のはず。この老いぼれが6年ぶりに3階を開け、あの部屋を誠心誠意片付けました。ですからどうか怒りを解いてください」と執事長は主人公に事情を伝えました。
「これをペネロペが聞いたなら心から喜んだだろうね。いじめの主犯格は解雇され、家族からの関心と執事の謝罪まで…でも…もう遅い。私がこの体に入る前にそうしてくれてたら、バカでかわいそうなこの子は全てを許したと思うけど…もう遅いのよ」と主人公は考えます。
嫌悪するような表情を浮かべた主人公に、執事長は「…お、お嬢様…?」と戸惑います。
「…そうね、お父様の誠意をむげにはできないわ。気晴らしに久しぶりに行ってみようかしら。屋根裏部屋に案内して」と主人公は執事長に命じました。
「足元にお気をつけください」と執事長に注意されながら階段を上がっていると、木の板で封鎖されている扉があり、「3階で唯一閉ざされている扉…あそこがイヴォンの部屋か」と主人公は推測します。
イヴォンの部屋に視線を向けている主人公のことを、執事長は様子を窺っていました。
屋根裏部屋に続く階段を上りつつ、「屋敷の片隅、最上階の屋根裏…いかにも子どもが好きそうな所ね。どうせ物置部屋同然だろうけど…」と主人公は考えます。
執事長が扉を開け、夕日に照らされた屋根裏部屋は家具も立派で暖炉や本も置かれており、「あれ?意外と…」と主人公は思います。
「お気に召しましたか?お嬢様」と執事長に聞かれ、「悪くないわね」と主人公は答えました。
続けて執事長に「お茶をお持ちしましょうか?」と聞かれ、「結構よ。それよりここには夜遅くまでいてもいいの?」と主人公は返します。
「もちろんです。公爵様の許可は下りてます」と答えた執事長に「…案内ご苦労様」と主人公はお礼を伝えました。
「滅相もない。ではごゆっくり」と執事長は頭を下げて屋根裏部屋から出ていきます。
「…ペネロペが気に入るわけね。静かだし心地いい…養女に入ったばかりの嫌われ者の子どもが隠れるにはうってつけの場所」と思いながら主人公は大きな窓の前に座りました。
屋根裏部屋での遭遇
窓から差し込む夕日の光を主人公が見ていると、屋根裏部屋の扉が開かれて「何だ。なんでお前がここにいるんだよ」と言いながらレナルドが中に入ってきます。
「…このゲームが私を放っておくわけないか。案の定、邪魔者の登場ね…」と主人公は思い、「執事が案内してくれたの」と答えました。
「そうじゃなくて、お前3階には出入り禁止だろ?」と見下したような笑みを浮かべるレナルドに、「誰のせいだよ!」と心の中で文句を言いつつ主人公は「お父様が今日から入っていいって許してくれたわ」と説明します。
「それでさっき急にここの話をしたのか…」と一人納得しているレナルドに、「そういうあなたはここに何の用?」と主人公は聞きました。
「俺は誰かさんみたいに出入り禁止じゃないからな」と答えるレナルドに、「私が先に来たからね」と主人公は釘をさします。
「何も言ってねえよ」と言ってレナルドはソファに横になり、「お前はそうやって床に座ってろ。よくお似合いだぜ」と笑みを浮かべました。
「ここにいるつもり?」と主人公が聞けば、「俺の勝手だ。文句あんのかよ」とレナルドが返します。
「お前は何しに来たんだ?」とレナルドから逆に聞かれ、主人公はムカつきながらも「10%だから我慢よ我慢」と自分に言い聞かせ、「心配しないで。花火だけ見て帰るから」と答えました。
「ここからは練武場が見えなくて残念だな」とレナルドが言い、「練武場がどうかしたの?」と主人公は聞きます。
「祭りの最終日だから皆早く上がったけど、あの奴隷野郎はまだいるはずだぜ」と話すレナルドに、「え?…どういう意味?」と主人公は驚きながらまた聞きました。
「意味も何も、アイツだけ残ってまだ訓練中だってことさ」と答えたレナルドに「なんで…!」と主人公が聞くと、「俺がやらせたから」とレナルドは言いました。
「そんなバカな!」と思って主人公は立ち上がり、部屋を出ようとするとレナルドに腕を掴まれて「アイツの所に行くのか?」と聞かれました。
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悪役のエンディングは死のみ【42話】の感想
許せないと思う主人公や、イヴォンの部屋を見ていたところを見ていた執事長など、公爵家の人たちとまだまだ一波乱が起きそうで今後の展開が気になります。
イクリスの元に行こうとした主人公を引き止めたレナルドに、主人公はどう対応するのか次の話も楽しみです!
まとめ
今回はピッコマで配信されている「悪役のエンディングは死のみ」の42話のネタバレと感想をご紹介しました。
「悪役のエンディングは死のみ」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。