逆ハーレムゲームの中に落ちたようです、はinui原作、GOYAによる恋愛ファンタジー漫画です。
主人公は、誰かがプレイしている逆ハーレムゲームの中の悪女、皇女エルドリアに憑依してしまいました。
ロビアはエルドリアに、努力が無意味でないと証明してくださるのなら俺についてきてください、と迫るのでした。
ここからは、逆ハーレムゲームの中に落ちたようです、の第38話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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目次
逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第39話】のネタバレ
「姫様。証明してくださるのであれば、今から俺と一緒に来てください」とロビアは提案し、エルドリアは「ナドリカ、少しだけ待っていてくれる?」と応じます。
ナドリカはエルドリアを止めたそうでしたが、「はい、姫様の部屋でお待ちしています」と、真っ直ぐな眼差しでエルドリアを見るのでした。
湖にて
エルドリアとロビアは湖に浮かぶ船に乗っていました。
以前に図書館でロビアに遭遇した時に話していた、「皇女と初めて会った湖」というのをエルドリアは思い出します。
『こんなところに湖があったなんて。私が憑依する前の皇女との思い出の場所なのかしら?』とエルドリアは湖を覗き込みます。
「俺たちはここで初めて会いました」とロビアが話します。
「思い出に浸るためにここに連れてきたわけ?」とエルドリアが問えば、「無意味ではなかったことを証明してくださると仰ったでしょう?」とロビアは言います。
『ロビアがこんな風に自分の気持ちを示してくれる度に、本当の皇女ではない私はロビアに優しくすることがより難しくなる』と考えながら、エルドリアがロビアから視線を外します。
「あなたを愛しているという意味ではないわ」とエルドリアがいえば、「わかっていますよ。それくらいは」とロビアは返します。
「姫様、あの時ここで俺に仰ったでしょう」と、ロビアはエルドリアの手を取ります。
「正直ではないくせに嫉妬深いところが好きなのだと。そして俺はあなたの髪をこんな風に・・」とロビアはエルドリアの髪を掻き上げて。そっと耳に触れます。
ロビアのその真剣な眼差しに、エルドリアは雰囲気に流されてしまいそうになるのでした。
しかしキスされそうな直前で、エルドリアはロビアの手をはたき落とします。
「俺は口づけすら許してもらえないのですか・・そんなに俺のことが嫌いなのですか?」とロビアは言いますが、「いいえ。ロビア、こんなことをするために私をここへ連れてきたわけではないでしょう?」と視線を合わせずにエルドリアは答えます。
「わかりました」と答えたロビアは、思い出の話を続けます。
あの日の話
あの時エルドリアの隣にはオードレンという者がいて、エルドリアはその男ではなくロビアを選んだというのです。
エルドリアにはオードレンが誰なのかが見当もつきません。
現在知っている愛人たち以外にも他の男がいたのか、とエルドリアは困惑します
ロビアは、エルドリアはあの時オードレンとキスをしたのにロビアを選んだと言います。
どうしてあのとき自分を選んだのか理由を聞きたいと、ロビアは泣きながらエルドリアに問いかけます。
「ただ一言だけ仰ってください。少しだけでも・・彼よりも俺に男として魅かれたのだと」とのロビアの言葉に、エルドリアは答えに詰まります。
ロビアが話すその皇女はもう存在せず、今のエルドリアにロビアとのそんな思い出はありません。
思い出せないと言ってやり過ごすこともできましたが、エルドリアはロビアの皇女の影からの解放を願っていました。
本当の皇女ならやらないだろう言葉を、エルドリアはロビアに言おうと決めます。
エルドリアの決断
「そう。あの日の私にとっては彼よりもあなたの方がよかったの」と、エルドリアはロビアが望むだろう言葉を口にします。
エルドリアは、ロビアがその思い出を思い返したり噛みしめたり心に残したりしなければ良いと願ったのです。
しかし、喜ぶだろうと思ったロビアが何も言葉を発さないことに、エルドリアは不穏さを感じます。
俯いたままのロビアに『何かがおかしい』と感じ、「ロビア?」とエルドリアが近寄ろうとすると急に腕を掴まれます。
「オードレン・ビヨード・セシリア。12年前に亡くなられた先皇陛下のお名前ですよ。名前を間違えただけだなんて言わないでくださいね。そもそもあなたは俺とここへ来たこともないんだから」と、淡々とロビアは告げます。
「お前は誰だ?答えろ」とロビアが問いかけ、エルドリアは反射的に掴まれた手を振り払います。
「私に触れないで!」と威嚇しつつ、エルドリアの心の中は疑問が駆け巡ります。
ロビアはいつどこで、疑いを持ったのでしょうか。
エルドリアがこの世界の常識のなさを見せても、いままでのロビアは呆れたようにため息をつくだけだったので、気づかないのかとも思いました。
しかし、ロビアと言葉を交わす機会が多かったことから、いつか皇女ではないことを見抜かれる日が来るだろうと、エルドリアは予測もしていました。
記憶を失った、とエルドリアは言い訳しようとしますが、別人だと、鋭くロビアは断言します。
「そうよ。私は皇女ではないわ」と、腹を括ってエルドリアは真っ直ぐにロビアを見るのでした。
第39話に続く>>
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逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第38話】の感想
ナドリカの静止に従っていたら流れは異なっていたのでしょうか。
図書館の回送の時から、ロビアは皇女の正体を窺っていたようですね。
主人公憑依した皇女に対して、ロビアはどう感じているのでしょうか。
ロビアとのエルドリアの関係がどうなるのか気になります。
次に話も楽しみですね。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「逆ハーレムゲームの中に落ちたようです」の第38話のネタバレと感想をご紹介しました。
「逆ハーレムゲームの中に落ちたようです」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね。