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お嬢さんの執事【48話】のネタバレと感想|ピッコマ

お嬢さんの執事 ネタバレ

お嬢さんの執事は、ピッコマで配信されている原作HA YaeJi・漫画cheomjiの作品で、お気に入りの小説の主人公・シャルロッテになってしまった夢莉が、お気に入りのキャラクターであるランスロットを死なせずに幸せにするため奮闘する恋愛漫画です。

ランスロットに「しばらくの間、魔塔を離れなければなりません」と言われ戸惑う夢莉。

「どこに…行くの?私も一緒に行ったらダメ?どうして…?」と聞かれたランスロットは、「僕の先生を探すためです」と答えました。

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お嬢さんの執事【48話】のネタバレ

幼い頃、両親に捨てられ彷徨い歩いていたランスロットは、寒い冬の日に美しく凶暴な赤い龍パティーマと出会いました。

「あの方に返してもらうものがあるんです」と話すランスロットに、夢莉は何も返事ができませんでした。

ロシャンの証拠と封印

原作の中ではランスロットは死ぬまでパティーマと会うことはなく、夢莉はパティーマについてあまり知ってはいません。

「先生…はどこに住んでるの…?私の許可がいるほど遠いところなの?」と夢莉に聞かれ、「僕の先生はパティーマという赤い龍なんです。レアの方が空いていることを確認したので、おそらく旅行にでも行っているんでしょう」とランスロットは答えます。

「気まぐれな性格なので居場所を予測するのは難しいですが、魔塔の情報力を総動員させて探し出すつもりです」と話すランスロットに、「…魔塔の魔法使いたちに神聖力の免疫をつける訓練を受けさせたのも、このためだったのね」と夢莉は納得しました。

「はい。悪魔たちに僕が魔塔を留守にしてることが知られて攻撃される危険が高まっても、訓練を口実に神聖力を受けていればある程度は防御できるでしょう。僕だってできることならお嬢さんの傍を離れたくないですが…先生に会って解決しなければならないことがあるんです」とランスロットは複雑そうな顔で話します。

夢莉はランスロットの手を握ると「世界で一番私のことを心配するあなたがそう言うならそれなりの理由があるんでしょう。…こんなに震える手を堪えてまで…重要なことなんでしょ?」と微笑みながら、ランスロットに問いかけました。

「…はい。前にお見せした僕の体に描かれた魔法陣。あれはロシャンの証拠でもありますが、僕の力の一部を封印したものでもあるんです。今回先生のところに行ったらその術式の解除をお願いしようと思っています」とランスロットは答えます。

「どうして封印したの?あなたが力を制御できないと思って?」と夢莉が聞くと、ランスロットは「ええ、おそらく」と答えました。

「以前はそうやって、僕の力を抑えても構わないと思ってたんです。魔法を使える自分が重荷になってつらかったから…祝福という名前の呪いならいっそない方がましだと…だけど、お嬢さんに出会って変わりました。あなたを守りたいんです。自分がそんな力を持っていることにも感謝するようになりました」と話し、ランスロットは夢莉の手の甲にキスを落とします。

「もう僕自身を全部受け入れたいんです」と言ってランスロットは微笑みました。

「ありのままの僕を大切にしてくれて、愛してると言ってくれる人がたった一人存在するだけで、この人生がどんなに価値があると感じられることか…」とランスロットは幸せを感じながら、「…許してくれますよね?」と夢莉に聞きます。

「ランスロットのバカ」と夢莉はランスロットに抱き着き、「あなたがしたいことなのに私が許さないわけがないでしょう?」と答えました。

「あなたが自分自身を認め始めたことが私にとってどんなに嬉しいか。その一言で私が経験するすべてのことが意味のあるものと思える。ここに来られてよかったと。あなたを好きになってよかった」そう思いながら夢莉はランスロットにキスを送りました。

ランスロットを見送る夢莉

魔塔に帰りながら「ところでどんな人…いや龍なのか気になるわ」と夢莉が聞くと、「そうですね…一緒にいたのは数年ですけど、いろんなことがありました。パティーマは…」とランスロットはパティーマについて話し始めます。

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夜になり、魔塔の寝室のベッド上でも話は続いており、「…それで星を見たいと言ったら流星群を落として大惨事になりそうなこともありました。お酒も大好きでお気に入りのワインを買っておかなかったことで、その日の夕飯に混同魔法をかけられ毒を飲みかけたこともありました。本物を見分ける目をつけさせるとかで大変でした」とランスロットは笑いながら語ります。

「おかげでいろいろ学びましたよ。でもそう見えてパティーマは情も深くて」と話を続けるランスロットの言葉を遮り、「ちょっと待って!いくら先生でも酷くない⁉何度も死にかけたんでしょ?本当にその人に会いに行っても大丈夫なの?」と夢莉は慌てて聞きました。

「大丈夫ですよ。それでも僕にとっては家族みたいな方ですから」と答えるランスロットに、「…家族が必ずしもいい人とは限らないなんて、ランスロットには贅沢に聞こえるかも…」と夢莉は考えます。

「そんなに大切な人が離れて行ったことを…恨んではいないの?」と夢莉が聞くと、「はい恨んではいません」とランスロットは答えながら夢莉に布団をかけます。

「おかげでお嬢さんに会えたので」とランスロットは夢莉の瞼にキスを落としました。

ランスロットから優しい言葉をかけられ眠りについた夢莉でしたが、その夜は恐ろしく気性の荒い龍に会った夢を見ました。

そうして一日、また一日と訓練の日々が続く中、ある夜中に夢莉がベッドに入っていると窓をノックする音が部屋に響きます。

外の人影を確認した夢莉は窓を開け、「…⁉ランスロット…?こんな夜中にどうしたの…?」と外を飛ぶランスロットに聞きました。

「パティーマの痕跡を見つけました。また移動される前に追いかけないといけないので…今すぐ出発します」と話すランスロットに、夢莉は「え?ガリアンや他の魔法使いたちにも言わなきゃいけないんじゃない?」と質問します。

「いえ…万が一、悪魔の内通者がいた場合、僕が離れたことを知らない間は余計なことはできないでしょうし、みんなに内緒にしておけば数日間は時間稼ぎができると思います」と答えたランスロットに、「そうなのね…」と夢莉は寂しさを隠しきれずに返しました。

「この間、話を聞いてから覚悟はしていたけど、何を言ったらいいのか頭が真っ白で…」と夢莉が考えていると、ランスロットが「お嬢さん少しだけこちらへ…」とお願いします。

「え?こうかしら?」と少し窓の外に身を乗り出した夢莉の頬に、「行ってまいります」とランスロットはキスをしました。

「まったく私もバカね。今言わなきゃいけないことなんて、わかりきってるじゃない」と頭の整理ができた夢莉は、「すぐ戻りますから」と離れて行くランスロットに「うん。行ってらっしゃい。待ってるわ」と見送りました。

魔塔の訓練場で一人立つ夢莉は「アラーシュってば…こんな時間になってもまだ来てないなんて、きっとまた食堂ね。食べ過ぎよ…」と呟き、食堂へ向かいます。

ランスロットがパティーマを探しに行って一週間が経ち、夢莉も自分ができることを一生懸命やっていました。

食堂の扉を開けた夢莉は「アラーシュ‼訓練の時間よ!早く訓練場に出てきなさい!」と声を上げます。

平和が保たれている魔塔に「このままならランスロットが戻ってくるまで何も起こらずに…」と夢莉が考えていると、「シャルロッテ様‼大変です~‼」とガリアンが駆け寄ってきました。

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お嬢さんの執事【48話】の感想

すでに悪魔とほぼ対等の力を持っているランスロットですが、魔力を一部封印されていると知り驚きました。

パティーマは気難しい印象がありますが、ランスロットは目的通り封印を解除できるのか今後の展開が楽しみです。

ガリアンの言う大変なことは一体何なのか、次の話も気になります!

まとめ

今回はピッコマで配信されている「お嬢さんの執事」の48話のネタバレと感想をご紹介しました。

「お嬢さんの執事」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね。