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悪女が恋に落ちた時【第36話】のネタバレ・感想|ピッコマ

悪女が恋に落ちた時 ネタバレ

「悪女が恋に落ちた時」は、原作者はSeo Gwijo、文はredguとHJ、絵はDCBOが担当する恋愛ファンタジー漫画です。

主人公は大好きな小説の中の悪女、ルペルシャ皇女に憑依してしまいます。

主人公はダニエルの母国と人工精霊に深い繋がりがあることを知るのでした。

ここからは、悪女が恋に落ちた時、の第36話のネタバレになりますので、ご注意ください。

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悪女が恋に落ちた時【第36話】のネタバレ

主人公は手に取った本を読み込んでいました。

ダニエルの国だった消えた亡国「ロバイン王国」が、人工精霊で有名だったことを知って主人公は驚きます。

本の内容が重要そうなため、主人公はその本を図書館から持って帰ろうと決めるのでした。

「皇女様?」と、そんな主人公に話しかけてきたのはユジンでした。

隣にはカインとヘレイスもおり、『この声は!私のイケメンたち!!3人ともどこに行ってたのよ!!』と喜びで主人公は笑顔になります。

しかし3人は全員が心配そうな顔をしており、『ずっと待って・・ああ・・まためまいが』と主人公はふらつき、倒れてしまいます。

久しぶりのイケメンを見て興奮し過ぎてしまったようです。

『キャア!久しぶりのイケメンはやっぱり心臓に悪い!!』と主人公は内心で叫ぶのでした。

カインの独白

カインは今まで全ての行動を計算して行っていました。

皇女はカインにとって、あくまでもいい「切り札」に過ぎませんでした。

「皇女様が皇帝の座に就かれるのはどうでしょうか?」とカインが皇女に提案したこともありましたが、皇女は「そんなことは絶対にありえません」と断っていました。

カインにとって、それは思わず口から出た本音でした。

なので、断られてもまたチャンスが巡ってくると思ってカインは諦めていませんでした。

そのために、カインは皇女をそばで見守ることにしたのです。

言葉通り、死んで切り札でなくなるまで、カインはただそばにいるだけのつもりでした。

誰からも必要とされない皇女のそばにいることは、むしろ感謝されるべきことだとさえ、カインは思っていました。

どうせ短い命だと、最初はカインは割り切っていたのです。

酒場で「あんな女さっさと死ねばいい!」と皇女の悪口を聞いてユジンが暴れた時、辛そうなユジンを見てもカインに罪悪感はありませんでした。

何を言われようと皇女が死ぬことは変わりないと、カインは思っていました。

それでも、形容し難いなんらかの感情をカインは皇女に抱いていました。

カインは自分が抱いている感情が、異性としての興味なのか、可哀想だと思う同情なのか、もしくは友情なのかさえもわからないでいました。

それがはっきりとしたのが、皇女がジェインを助けた日でした。

皇女が「実は病にかかったことを知った日、すぐにここを去るつもりでした」と言った時、カインは皇女に見捨てられると思って怖くなってしまったのです。

カインにとって皇女はただの「手段」にすぎなかったのに、とてつもなく胸が痛む対象になっていました。

いつのまにか皇女はカインにとって大切な存在になっており、カインはそれに自覚できずにいたのです。

「私たちはあなたにとってなんですか?」とカインが皇女に尋ねると、「もちろん・・私の大好きな人たちです」と皇女は微笑んで返しました。

カインは、側で見守っていたのは自分ではなく、皇女が自分たちを見守っていたのだと気づいたのでした。

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倒れた皇女

図書館で倒れた皇女を宮に運び込んで処置が終わる頃には、夜になっていました。

『軽く情が湧くくらいだと思っていたのに、こんなに深入りすることになるとは』と、眠る皇女の顔を見てカインはため息をつきます。

「具合が悪いなら・・言ってくださいよ」と、カインは悔しそうに呟くのでした。

「皇女様の詳しい病名についてはメイドたちも聞かされていませんでした。ただお身体が弱いくらいにしか・・それなのに・・ラファエリスだなんて」と、メイド長のエマは目を真っ赤にして涙を浮かべます。

ユジンと医師のロックスは、自分たちが情報の抑制をしていたこともあり、辛そうな顔でエマを見つめました。

メイド長は崩れ落ちるように座り込み、「皇女様が少し前におっしゃってました」と泣きながら言うエマに、「なんて?」とヘレイスが尋ねます。

「忘れたくない瞬間を、絵にして残しておきたいと」とエマが言うと、ユジンとカイン、そしてロックスは辛そうな顔をします。

「やっぱり病状は悪化してるのになんで言わな・・」と話しながらヘレイスは、寝ている皇女が涙を流していたことを思い出します。

「そういえば、寝てる時少し泣いてた」とヘレイスが言えば、ユジンは驚きます。

「ロックス、皇女様はなぜこんなに長く眠ってるんですか?」とユジンが問えば、「皇女様の病はいつどうなってもおかしくありません」とロックスは言います。

「それはつまり・・」とユジンが先を促すと、「常に心の準備をしておいた方がいいでしょう」とロックスは返します。

「そんな!何としてでも助けてください!あなたは医者でしょう・・?いい加減な診断はやめて!」とエマはロックスに掴みかかり、ユジンは辛そうな様子でエマを宥めます。

『うそだろ・・?』とヘレイスもまた動揺していました。

ヘレイスの気持ち

ヘレイスが普段なら絶対につるまないユジンやカインに関与していたのは、いつも中心で楽しそうに笑う皇女がいたからでした。

「ヘレイス。情でも移ったらどうするんですか。後で後悔しますよ」と、親友のダニエルが止めていたのをヘレイスは思い出します。

『認めたくないがダニエルの言うとおりだった』とヘレイスは情が移っていることを実感します。

あの時は鼻で笑っていたヘレイスでしたが、今は本当に後悔していました。

もしこのまま皇女が目を覚さなかったら、あの優しい紫色の瞳を見れなくなるのかと思うと、『そんなのあんまりだ・・』と辛くなるのでした。

「それより」と、それぞれがさまざまな感情を皇女に対して感じる中で、カインが切り出しました。

「皇女様が目を覚ますまで、何をすればいいのか教えてください。そしてなぜこうなったのかも」と、カインはロックスに相談するのでした。

第37話に続く>>

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悪女が恋に落ちた時【第36話】の感想

主人公はまた興奮し過ぎて倒れてしまいましたね。

カインは色々と考えすぎな気もします。

メイド長すらラファエリスを知らなかったとは、情報は上手く伏せられていたのですね。

カインたちは皇女のために何をするのでしょうか。

次の話も楽しみです。

まとめ

今回は、ピッコマで配信されている「悪女が恋に落ちた時」の第36話のネタバレと感想をご紹介しました。

「悪女が恋に落ちた時」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。

応援していきたいですね。