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全ては勘違いだった【第31話】のネタバレ・感想|ピッコマ

全ては勘違いだった、はG-ANNE原作、MIM作画の恋愛漫画です。

前世で読んだ小説の悪女ドルーア・バローズに生まれ変わっていることに気付いた主人公は、処刑を避けるために動き出します。

ノクターンは探りに来たアーロンに対して、ドルーアを助ける協力をするのかと魔法で脅すのでした。

ここからは、全ては勘違いだった、の第31話のネタバレになりますので、ご注意ください。

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全ては勘違いだった【第31話】のネタバレ

ドルーアは自室でお菓子を食べていました。

『皇室の舞踏会が中止になってから3週間が経った。私はその間、アロイとエルフォードの結婚を止めるために、シェリル・ボルナインとロジックス・エルフォードを追いかけていた。成果はなかったけど』と、ドルーアは考えます。

「エルフォード令息はどう思いますか?」とドルーアがシェリルに聞いても、「全然興味ないって言ったでしょう!しつこいわよ!」とシェリルは応じませんでした。

どうやらロジックスの片思いのようで、『逆効果のような気がして当分はやらないことにした』と、シェリルの反応をドルーアは思い出します。

その間、ドルーアはアーロンとアリスに会っていませんでした。

『アリスはノクターンに対抗する手段を探してるのかな』とドルーアが考えていると、「リモランド令嬢様のご到着です」と扉を叩く音がしました。

アリスは社交行事にも顔を出していませんでしたが、今日やっとバローズ家を訪れたのです。

アリスの謹慎理由

「今までどうしてたの?ずっと連絡もつかないし!」とドルーアが言えば、「それが・・謹慎・・中だったの」とアリスが答えます。

「謹慎?」と尋ねるドルーアに、「舞踏会が中止になってから黒魔法に関する資料も探して、聖物も探してみたんだけど全部イマイチでね。そんな中、リモランド邸のどこかに宝物があるという話を聞いたの。魔法で隠されてる所だけど、リモランド家の子孫なら見つけられるそうで」と、アリスは言います。

どうやらその宝物が問題のようでした。

「何とかその部屋を見つけて入ったの。特に良いものはなかったけど、問題はそこに入ったのがバレてしまって、しかもよりによって先日『クモの鏡』がなくなったらしいの」とアリスは言います。

「クモの鏡?それ何?」とドルーアが聞けば、「未来を予言するクモが住んでる鏡なんだって。それ使う人は不幸になるという怖いものなの」とアリスは答えます。

『私と同じ境遇ね。未来を知っても不幸になるなんて。結局私も処刑されれたりしないよね?』とドルーアが不安になります。

「そんな危険なものが入ってる所に勝手に入ったから怒られたの?」とドルーアが尋ねれば、「古い宝物には怖い話の1つくらいはつきものだから。とにかくこれ、役に立つかなと思って。魔法の薬と魔法に関する本を数冊持ってきたの」とアリスは分厚い本の山を取り出します。

「まさか、こ・・これを全部読めってこと・・?」とドルーアが恐る恐る問えば、「うん」とアリスは圧力をかけます。

『確かに。これはアリスだけの問題じゃないのよね。アリスから聖物をもらった時、ありがとうって言っただけだし。ノクターンのことを完全に解決するには私も何かしないとね』とドルーアは覚悟して、「わかった」とその本の束を受け取ります。

新しい予知夢

「それとまた予知夢を見たの」とアリスは言って、「そうなの?どんな夢だったの?」とドルーアは問いかけます。

「エドガー家にまだ洗脳されてない人がいるみたいなの。パトシア・エドガー。先代公爵閣下のお名前よね?ドルーア」とアリスは聞いて、「・・ええ、そうよ」とドルーアは答えます。

子供のころからエドガー公爵邸に行き来してたドルーアは、自然とエドガー家の人達と顔を合わせていました。

その中にはノクターンの母親であるパトシア・エドガーも、その父のゼラニウム・エドガーもいました。

ノクターンの髪色はパトシアと同じでしたが、薄紫の目の色はどちらとも似ていません。

ゼラニウムはノクターンと血が繋がってないという噂もありました。

先代公爵のパトシアは野心家で完璧主義な所があり、学問の達成度も高くて騎士の叙任まで受けていました。

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そんなパトシア・エドガーは自分にしか興味がなく、家族達を見る目も冷たいものでした。

『特に汚点だと思ってるノクターンを見る目は凄く冷たかった。嫌な人だった。なぜか私には優しくしてくれてお茶を淹れてくれたりもしたけど』と、ドルーアはノクターンのお見舞いに行ってパトシアと出会った日のことを思い出します。

「先代公爵が夢に出たの?」とドルーアが聞けば、「うん。前は皆と同じように催眠にかけられたような感じだったけど・・今回の夢では違ってたの」とアリスは言います。

「早くノクターンの手からエドガーを救い出さないといけないけどね。このままだとあの子は何をしでかすか・・。準備したことを早く終わらせないと!」とパトシアは言っていたとアリスは言います。

ドルーアの違和感

「待って。あの人が『ノクターン』って言ったの?」とドルーアが引っかかると、「ええ、どうして?」とアリスは不思議そうです。

『おかしいわね。ノクターンって名前で呼んだのは一度も聞いたことないんだど』とドルーアは考え込みます。

「とりあえずあの人は洗脳されてなくて、閣下と対立していれば状況は全然いいのよ。もしかするとエドガー家で政権交替くらいは可能じゃないかな?」とアリスは言います。

「あの人を手伝うの?」とドルーアが聞けば、「勝算があるかどうか分からないけど、とりあえず予知夢を待つわ」とアリスは言います。

「でも夢に依存し過ぎないで」とドルーアは言って、『どうしてだろう。予知夢を盲信するアリスが危なく見える』と考えます。

「仕方ないわ。今はこれが唯一の突破口だもの。心配しないで。私の夢は1度も嘘をついたことがないの。今度もきっと解決してくれるわ」とアリスは言います。

『そうね・・。今までアリスの予知夢が間違ったことはなかったんだから』と、ドルーアは感じた違和感を押さえ込むのでした。

アリスが持ってきた本

「うあああ!!」とドルーアはアリスが持ってきた本を読みながら叫び声を上げます。

「何の話かさっぱりわかんない。アリスは一体この本をどうやって読んだの?」とドルーアは頭を抱えます。

「絶対、読んでね」と言ったアリスの顔を思い出したドルーアは、『でも、読まないと!』とやる気を奮い起こします。

そうして読み続けていたドルーアは、【・・精神系列の魔法である催眠は呼称を決めることから始まる。最初魔法をかける時使用した呼称を使い続けると催眠が維持でき、呼称を変えると魔法は解けるかもしれないし相手は抵抗力ができて以後の催眠が失敗することもある。相手の精神が壊れる可能性もあるので注意して使わないといけない】という記載を見つけます。

ドルーアは、ノクターンがずっと「バローズ」と呼び続けていたことを思い出します。

「実は僕もバローズって呼ぶのはあまり好きじゃないんだ」と、ノクターンが言ったこともありました。

「呼称を使い続けることで催眠が維持され、呼称を変えると魔法は解けるかもしれない・・か」とドルーアは呟きます。

「もう『バローズ』って呼ぶのはやめてくれない?」とドルーアが言った時、「それがそんなに大事か?」とノクターンは聞いてくれませんでした。

『どんなにお願いしても、ノクターンは私の名前を呼んでくれなかった。ノクターンは私に・・催眠をかけてたの?』とドルーアは恐ろしくなります。

「またきてバローズ」と声をかけるノクターンを思い出し、『私は今、ノクターンに洗脳されてるの?』とドルーアは考えるのでした。

第32話に続く>>

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全ては勘違いだった【第31話】の感想

クモの鏡とアリスの予知夢は関連がありそうですね。

アリスの予知夢は本当にすべて正しいのでしょうか。

ドルーアに催眠が有効だったのか気になりますね。

次の話も楽しみです。

まとめ

今回は、ピッコマで配信されている「全ては勘違いだった」の第31話のネタバレと感想をご紹介しました。

「全ては勘違いだった」は、現在のところピッコマでの独占配信です。

他の漫画配信サービスでは読めません。

今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。

応援していきたいですね。