悪役のエンディングは死のみは、ピッコマで配信されているGwon Gyeoeulの作品で、選択肢を間違えるとすぐに死んでしまうハードモードのヒロインになってしまった主人公が死亡エンドを避け、ゲームクリアを目指していく恋愛漫画です。
使用人から食事への嫌がらせを受けていたところを、レナルドに助けられた主人公。
レナルドは顔色が悪いと心配してくれますが、主人公は「放っといて」と突き放してしまいます。
ここからは、悪役のエンディングは死のみの4話のネタバレになりますので、ご注意くださいね！
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悪役のエンディングは死のみ【4話】のネタバレと感想
突き放されたレナルドは一瞬言葉に詰まりますが、「勝手にしろ」と主人公を見放しました。
「どうせお前を診てくれるものなんかここにはいねえよ。腹壊して死んでも知らねえからな」と捨て台詞を言ってレナルドは去っていきます。
そんなレナルドの頭の上には「－３％」と表示されていました。
昨日は見かけた時は「－１０％」だった数字が変わっていたのです。
偽りの公女・ペネロペ
濃いピンクの髪にエメラルドグリーンの瞳はゲームの中の人物そのもので、美しいのにどこか刺々しい印象はゲームの悪役であることが示唆されています。
「そういえばペネロペの設定はどんなだっけ」と主人公はゲームのキャラクター紹介を思い出します。
ペネロペはイオカ帝国の唯一の公爵家であるエカルト家の公女ですが、元々は苗字すらない平民出身の少女でした。
１２歳の頃に貧しい行商人だった母を病で亡くし、消えた公女と外見が似ていたことから、エカルト公爵の目に入り養女となります。
しかし成長した彼女からは公爵夫人の薄ピンクの髪も、エカルト家を象徴する青い瞳も見られませんでした。
そして公爵家に見放されたペネロペは、あたり構わずキレてばかりの「偽りの公女」となってしまったのです。
「何の関係もない子を連れてきた結果がこれとはね…」とペネロペの境遇を思って気落ちする主人公。
貧しかったことも、母を亡くして引き取られたのも、透明人間扱いされ虐げられたことも自分と似ていると主人公は思います。
ゲームしている時もペネロペに自分を重ねていた主人公でしたが、ここまで似ているとは思っていませんでした。
しかし、ペネロペとは違い現実世界の主人公は、窮屈だった家から抜け出すことができていました。
主人公は嫌がらせに耐え忍びなから名門大学に合格し、狭くて汚いけど安心して休める部屋もできました。
やっと解放されたはずだった主人公は「どうして！」と机を強く叩き、「これじゃ現実のほうがマシよ！」と嘆きます。
朝食での一件で、ペネロペがどんな扱いを受けてきたのか身をもって知った主人公はペネロペの過去を慮ります。
偽物とはいえ正式な養女をここまでいじめるのは普通ならありえない話です。
ペネロペが引き取られたのは１２歳の時で、もしもその時から虐待が続いていたらと考えるとその苦痛は想像に難くありません。
主人公はペネロペのことを「なるべくしてなった悪役だ」と思いました。
生き抜くための情報
どんなに叫んでも耳を傾けない大人の中で子供にできることは限られていたことを慮り、主人公は鏡の向こうのペネロペに同情の視線を向けます。
しかし「誰に同情してるのよ」と気持ちを切り替え、これからは自分がペネロペであり、ゲームのようにいつ誰に殺されてもおかしくないことを自覚します。
一旦、落ち着いて生き抜く方法を探すことにした主人公は、手始めにこの世界がどんなゲームだったか知っている情報をまとめていきます。
ハードモードでの好感度は上がりにくく、下がりやすいこと。
好感度は０％からスタートし、キャラによってはマイナスからスタートすること。
好感度がマイナスの状態だと高い確率で死亡エンドになること。
メイン攻略キャラは全部で５人。
その内の２人であるデリック・エカルトとレナルド・エカルトはペネロペの兄でエカルト公爵の息子たちであること。
５話に続く＞＞
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悪役のエンディングは死のみ【4話】の感想
主人公に突き放されて嫌味な言葉を吐いたレナルドでしたが、言葉に詰まる描写もあり、やっぱり悪い人のようには思えませんでした。
今後どう主人公と関わっていくのか引き続き楽しみです！
また、ペネロペの過去が明らかになりましたが、生きることに必死だったのだろうと思うと胸が苦しくなりました。
ゲームの世界でもぜひ生き抜いて、現実世界と同じように解放されてほしいです。
まとめ
今回はピッコマで配信されている「悪役のエンディングは死のみ」の4話のネタバレと感想をご紹介しました。
「悪役のエンディングは死のみ」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれませんので、応援していきたいですね！
