奈良公園と言えば、大仏殿や鹿の印象が強く、
桜というイメージがあまりなかったのですが、
一昨年に花見に行き、とても感動しました。
桜と鹿と大仏殿が合わさった風景は、
なんとも美しく、これぞ『雅』という感じです。
今回は、そんな奈良公園の桜の2018年の開花予想と
見頃などをご紹介します。
目次
奈良公園の桜の2018年の開花予想!
奈良公園の桜の開花は、
例年3月下旬~4月上旬の約1週間となります。
私は一昨年(2016年)4月3日に奈良公園に行ったのですが、
この写真のように、どの桜も一様に満開になり、
奈良公園をピンク色に染めていました。
さて、奈良公園にある桜の種類は、
・ソメイヨシノ
・枝垂れ桜
・山桜
・ナラノヤエザクラ
・ナラココノエザクラ
など、数種類の桜があります。
これらの桜が同じ時期に咲くわけではなく、
4月の約1ヶ月間に次々に見頃を迎え散っていきます。
ですので、ソメイヨシノの時期に奈良へ足をのばせなくても、
他の桜が出迎えてくれますよ。
では、2017年には、奈良公園の桜がいつ頃開花したのか
参考に見てみましょう。
2017年以前のソメイヨシノの満開は、
2014年は4月3日前後、
2015年は4月4日前後
2016年は4月4日前後、
となっています。
2017年と比較してみると、
2017年は少し遅めに満開を迎えていますね。
しかしながら、平均的に言うと、奈良公園では
4月3~4日あたりが満開の時期になります。
ですので、2018年も4月3~4日前後が
満開の時期だと予想します。
奈良公園の桜の開花状況をリアルで知るならココ!
とは言っても、
桜の開花は、天候や気温に左右されますので、
実際にその年の開花状況を知りたいですよね。
そんな時には、こちらのサイトから、
開花の様子を知ることができます。
ほぼ毎日更新されていて、
どこで何の種類の桜が見ごろなのか教えてくれます。
また、もう少し前もって開花状況を知るのには、
奈良公園に隣接している「氷室神社」の
桜の開花状況が手がかりになります。
氷室神社の枝垂れ桜は、奈良で一番早く咲く桜で、
「奈良一番桜」とも呼ばれています。
この奈良一番桜が開花すると、
奈良の桜が次々に咲いていくということです。
奈良公園のソメイヨシノもまた同じで、
「氷室神社」の枝垂れ桜が咲いたら、
その1週間~10日で満開となるのだそうです。
こちらは、「氷室神社」のブログです。
こちらでも枝垂れ桜の開花状況がお知らせされるので、
奈良公園の桜の開花の目安になるでしょう。
2017年の場合は、氷室神社の枝垂れ桜が開花して、
奈良公園の桜が満開を迎えたのが約15日後となっています。
寒さが続き、通常の
「1週間~10日で奈良公園の桜が満開」
という期間が伸びてしまったようです。
こればかりは自然のことなので無理はありませんが、
氷室神社の枝垂れ桜の開花状況も確認して見てください。
奈良公園の桜の見どころ
奈良公園には、約1700本の桜の木があります。
上にも書いたように、種類も豊富で、それぞれ開花時期が違うため、
咲き始めると、約1か月にわたり楽しむことができます。
ここでは、そんな奈良公園の桜の見どころスポットを
ご紹介します。
◆春日野園地
広大な広場で、鹿も自由に歩いています。
ソメイヨシノの木が公園を取り囲むように連なっていて、
東大寺に行く前に心奪われること間違いなしです。
◆鷺池、浮見堂
春日参道の南側の鷺池に浮かぶ御堂で、
憩いの場として人気の場所です。
ソメイヨシノが池に移る姿がとても美しく、
多くの人が写真を撮ります。
夜はライトアップもあり、幻想的です。
◆若草山周辺
頂上から、奈良盆地を見下ろすことができる若草山の周辺に、
ヒガンザクラやソメイヨシノがあります。
若草山は、冬の間は閉山していますが、
3月第3土曜日から開山します。
散策がてら上ってみてはいかがでしょうか。
晴れていれば京都タワーが見えますよ。
東大寺大仏殿周辺は大変混雑しますが、
興福寺周辺、二月堂、春日大社など広く、
場所によっては混雑を避けることができます。
桜もそれぞれにあります(鹿もいる!)ので、
お気に入りのスポットを見つけてみてくださいね。
おわりに
奈良公園のソメイヨシノの開花は例年通りだと、
4月3~4日前後が見頃です。
しかし、2017年のように気候によって遅れたり、
反対に早まったりする可能性もあります。
ソメイヨシノの開花時期に行けなくても、
奈良公園には、他の種類の桜も合せて
約1か月楽しむことができるので、
ぜひ訪れてみてください。
古都の景色と鹿と桜、奈良でしか味わえませんよ^^
では、最後まで読んでくださって
ありがとうございました。