ご妊娠、おめでとうございます。
妊娠すると、知らないことがいっぱいありますよね。
その中の一つが「戌の日」。
犬はたくさん子供を生むけれど、お産が軽いことから安産の守り神とされ、それにあやかって、安定期に入る妊娠5か月に安産祈願を行います。
私自身も、1人目の子供を妊娠して、実母から聞いたときには「なにそれ?」って思ってました。
そこで今回は、戌の日の安産祈願について、基本的ないつ、何をするのかをまとめました。
戌の日の安産祈願っていつ行くの?
戌の日の安産祈願は、基本的には妊娠5か月を迎えた最初の『戌の日』に行くのが良いとされています。
犬(戌)は十二支のうち11番目の干支で、戌の日は12日に1度巡ってきます。
例えば、2017年の4月から1年だと、下の日程です。(赤は大安の日)
[su_box title=”2017年” box_color=”#d3f7b7″ title_color=”#0a0a0a”]4月 5日(水) 17日(月) 29日(土・祝)
5月 11日(木) 23日(火)
6月 4日(日) 16日(金) 28日(水)
7月 10日(月) 22日(土)
8月 3日(木) 15日(火) 27日(日)
9月 8日(金) 20日(水)
10月 2日(月) 14日(土) 26日(木)
11月 7日(火) 19日(日)
12月 1日(金) 13日(水) 25日(月)
[/su_box]
[su_box title=”2018年” box_color=”#d3f7b7″ title_color=”#0a0a0a”]1月 6日(土) 18日(木) 30日(火)
2月 11日(日) 23日(金)
3月 7日(水) 19日(月) 31(土)
[/su_box]
土日の大安の日には、安産祈願ができる神社は大変混雑しますので、早めに予約をされることをおすすめします。
戌の日の安産祈願は何するの?
戌の日の安産祈願では、妊娠を祝い、出産の無事を祈ります。その時に、安産祈願ができる神社やお寺に参拝をします。
そして、初穂料を納めると祈祷を受けられ、お守りやお札を授与されます。
また、5が月くらいになると、お腹のふくらみも出てきて、腰痛や冷えや衝撃を和らげるために腹帯をつけますが、その腹帯のお祓いを受けることもできます。
腹帯は、事前に妻の実家から贈るのがしきたりですが、近頃は当日に購入したり、場所によっては神社で購入することも出来ます。事前に参拝する神社に確認して下さい。
贈られる腹帯には、昔ながらの「さらし」(岩田帯)の所もあります。その場合、さらしの腹帯を着用することって現代では少ないので、記念にとって置く場合がほとんどです。
当日や妊娠中は、つけやすい腹帯を着用しても構いません。
安産祈願の祈祷の初穂料は、神社によって金額が決まっていますので、事前に確認して下さい。
また、祈祷を受けるためには、予約が必要な神社がありますので、こちらも合せて問い合わせておくといいでしょう。相場は、5,000円~10,000円です。
戌の日の安産祈願は絶対行くべき?
戌の日の安産祈願は、近年ではこだわらない傾向があります。けして強制ではありません。
迎える戌の日に体調が悪かったり、天候が悪かったりもしますし、その場合には、無理をして行く必要はありません。(神社に予約していたら、連絡はして下さいね)
もし、安産祈願に行く意思があるのならば、戌の日以外でも、体調が良い日に、ご夫婦やご両親と一緒に神社で祈祷を受けると良いでしょう。
また、妊娠5か月と言えば、一般的には安定期に入り、お腹が膨らみ始める時期ですね。とは言え、安産祈願に出かけるのも、不安があったり、何らかの事情で行けない場合もあるでしょう。
その時には、安産祈願は行わなくても構いません。
夫婦やご両親とお腹の赤ちゃんの成長を喜び、親となることへの自覚や心の準備をする節目と考えると良いでしょう。
実際、私自身も、1人目を妊娠している時には、5か月を迎えてもつわりがひどくて外出が出来なくて、母が腹帯を買ってきてくれました。
その後7か月目くらいにつわりが落ち着いて、気持ちも前向きになった時に、神社にお参りに行きましたよ。
それでも、赤ちゃんの成長を願う気持ちや、安産であることを願う気持ちは十分にありましたし、私自身の経験としては、儀式にこだわらなくても、気持ちがあればいいのではないかと思います。
儀式にこだわらず、ご家庭で話し合ってどのような形にするのか決めることをおすすめします。
まとめ
妊娠5か月目に入ったら、戌の日に、妊娠を祝い、出産の無事を祈ります。
神社などで安産祈願をする風習がありますが、儀式にこだわらず、ご家庭の方針に合ったお祝いと祈願をされるといいでしょう。
お腹のお子様が、無事に生まれますことをお祈りします。