その悪女に気をつけてください、はSoda Ice原作、Berry脚色、Blue Canna作画のファンタジー漫画です。
交通事故にあった平凡な女子大学生の主人公は、恋愛小説「愛するアイツら」の悪女である公爵令嬢メリッサ・ポジェブラトに憑依してしまいます。
メリッサは父である公爵と婚約破棄の話をするために、部屋のドアを叩いたのでした。
ここからは、その悪女に気をつけてください、の第7話のネタバレになりますので、ご注意ください。
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その悪女に気をつけてください【第7話】のネタバレ
恋愛小説「愛するアイツら」のは中世ファンタジー小説です。
男尊女卑の思想が強いこの世界で、メリッサの父である公爵もまた、ずば抜けて強い差別意識を持っていました。
子供がひねくれるのには理由があるのだと、メリッサは自らの幼少期を振り返ります。
公爵は長女のメリッサに対して、愛情どころか関心も見せませんでした。
一方、長男のジェイクに対しては留学もさせ、惜しみない愛情を注いでいました。
メリッサはそんな光景を眺めて育ったのです。
成長したメリッサは自然とそんな公爵を恨むようになりました。
そうして出来上がった親子関係が、現在のろくに話しもしない関係性でした。
公爵と話すために部屋に入ったメリッサは、公爵と相対していました。
「何の用だ」と言った公爵は、しばしメリッサを感情の籠らない目で見つめていました。
それに喧嘩を売るような視線で返すメリッサ。
ところが、急に目を逸らした公爵は背を向けて歩き出しました。
メリッサは一瞬呆気に取られましたが、すぐに公爵の後を追います。
長話をする気はないんです、と、イラつきを抑えながら公爵の背中に向かって話しかけます。
「大事な話なので少しだけでも聞いてくれません?」、と、そこまで言ってようやく公爵は立ち止まりました。
メリッサはチャンスとばかりに、婚約破棄の話をしようとしましたが、公爵がそれを止めます。
こんなところで大事な話などもってのほかだ、と言うのです。
そこまでしなくても、と思うメリッサに対して、用意させるから応接間まで来るように、と言い残して公爵は立ち去ってしまいました。
メリッサは呆気に取られます。
目も合わせたくない娘と話をするのに、わざわざ何の用意をするのかと。
まさか娘の顔にかける水の手配ではないだろうか、と不穏なことを考えるメリッサでした。
ふと顔を上げると、いつのまにか戻ってきていた公爵が物陰からこちらをみています
「5分。いや、10分後に来ること!」
厳格な顔つきと強い目力でそう言う公爵に、メリッサは気圧されつつも頷きます。
メリッサには公爵の行動が理解できません。
このままでは、皇太子暗殺の前に自分が公爵に暗殺されてしまうのではないか。
応接間か、とメリッサは暗い顔になります。
皇太子と揉めたのも応接間です。
また一波乱ありそうだと、覚悟を決めるのでした。
応接間で待っていたのは?
入りなさい、と促されて入った応接間。
扉を開けてメリッサは衝撃を受けます。
ソファとテーブル周りにはピンクハートの可愛らしい風船たち、ピンクの花柄のカップとポット、同じく花柄の皿には可愛いケーキたち。
公爵もまた、ピンクの礼服を羽織っていました。
隠し子のお誕生日会でも開いたですか、と問うメリッサに、3人家族じゃないかと返す公爵。
ラブリーすぎる装飾に、真剣な、いっそ恐ろしい顔の公爵。
そんな準備をした公爵を、馬鹿にしてやりたい、笑い飛ばしてしまいたいという欲求がメリッサに湧き上がりますがなんとか耐えます。
座りなさいと促されて、とりあえず座るメリッサ。
要点だけ伝えますと言うと、公爵にケーキと紅茶を勧められます。
断り、話を進めようとすると、若者に人気の紅茶なんだと話を続けられます。
メリッサの話を全く聞こうとしない公爵の態度に、まさか紅茶が毒入りなのではないかと訝しみます。
公爵はブラックコーヒーを飲んでいるようです。
震える手でメリッサは紅茶に手を伸ばします。
この紅茶、飲んじゃっていいの!?
メリッサは葛藤するのでした。
第8話に続く>>
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その悪女に気を付けてください【第7話】の感想
公爵が何を考えているのかさっぱりわからず、先が気になりますね。
冷たいのかと思えばラブリーなお出迎えというギャップに笑いました。
話を聞いてない様子の公爵に、メリッサどう応戦していくのか楽しみです。
その紅茶は毒入りなのか?、はたまた、若者に人気のただの紅茶なのか?
娘と目も合わせたくない、関心のない公爵のこれらのお茶目な行動、漫画で見るとその装飾や表情の細かさによニヤッとしてしまいました。
まとめ
今回は、ピッコマで配信されている「その悪女に気をつけてください」の第7話のネタバレと感想をご紹介しました。
「その悪女に気をつけてください」は、現在のところピッコマでの独占配信です。
他の漫画配信サービスでは読めません。
今後人気が出てきたら電子書籍化されるかもしれません。
応援していきたいですね